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地上デジタルアンテナの向き調整の秘密兵器

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先週末の土日は、家の大掃除をやってました。
窓拭き、網戸洗い、キッチン周りの掃除(ついでにタイル目地埋め)、カーポートの屋根掃除、etc。
結構大変ですよね。

でもいつも思うのは、キレイになった家で新しい年を迎えたいという気持ちも解るのですが、何もこんな寒い時に大々的に掃除をしなくても、春か秋の陽気のいい時にやった方が作業がはかどるんじゃないかと。。。
それにこういう「大掃除」っていう風習(?)は日本だけなんですかね。
英語には「Spring Cleaning」という言葉があるように春に掃除をするんでしょうか。
それと、大雪で大変な地域の方は大掃除はやらないのでしょうか。

ところで、年末掃除のついでに、地上デジタル放送用のアンテナの向きを再チェックする事にしました。

アンテナを設置した時に調整したのですが、その後近隣に家が出来たりして電波状況が変化していないか、
高さを変えたらもっと映りがよくならないか検証するためです。

アンテナ調整用としてテレビの機能にある、画面に表示される「受信レベル」のC/N値(信号と雑音との電力比率)はあくまで簡易的なものです。
デジタル放送の受信レベルを正確に測定するには、MER(変調誤差比率)、BER(ビット誤り率)などを測定できる専用の機器が必要になります。
それでもアナログ機器よりは、簡易的にせよ数値化してわかるので便利ですね。

ここで問題になるのが、テレビは1階のリビングに置いてあるし、
アンテナは2階のベランダに設置してある事です。

antena-check01.jpg

アンテナの向きを変えて電波状況をテレビの画面で数字で表示してあるのを見ながら
微妙に向きを調整するのですが、離れているので無理ですね。

アマチュア無線のアンテナ調整の時は、無線機自体をベランダに持ってきたり、
SWRメーターを持って来てこれを見ながら調整すればよかったのです。

しかし、大きな液晶テレビを調整の為だけに2階に上げるのは大変なので、
今までは、アマ無のハンディ機や携帯電話を使って、
1階リビングにいる妻に画面の数字を逐次読み上げてもらい、
それをベランダの私が聞きながら地デジやBS、CSアンテナを調整していました。
でも当然この方法では微妙は角度調整は難しいですし、
第一とっても疲れます。

今回は、ここで秘密兵器の登場です。
といっても大した事ではなく、パーツケースにあったカメラユニットとAV送信機を使っただけです。

カメラはアキバで750円で買ったカラーユニットです。
DC5Vで駆動しますので単三電池4本やUSB電源でもOKです。
AVトランスミッターは9V駆動で、006Pを使います。
電波法で許された「免許のいらない」無線機器としてはUHF帯では数m程度しか届きません。
でも木造家屋の1階と2階の間なら十分な性能です。
(※ 決して「盗撮マニア」とかではないですよ(笑;
   自動車の死角監視用搭載カメラとか作ってます)   
これを組み合わせて、テレビ画面を映して電波を送信します。
文字を読みやすくするため、出来るだけ画面に近づけるので
カメラの三脚に固定して設置しました。
antena-check02.jpg

ベランダの方には、UHFが受像出来る小型の液晶TVを持っていって電波を受けます。
ロッドアンテナの向きを調整すればかなりはっきりと画面が映ります。
antena-check03.jpg

これを見ながらアンテナの向きと高さを調整すれば、かなり精度高く調整する事が出来ます。

今回我が家の場合は、電波タワー方面100mほどに建物が無く開けているのですかなり恵まれている方だと思います。
いろいろ調整してみてアンテナの取り付け位置、高さを変えてみてもこれ以上の向上は見られませんでした。
ただ角度については、ほんの数度変えただけでも変動し、10度も回すとかなり画面が乱れるようです。

我が家の場合は距離と、放送塔方面がひらけていた為、14素子のアンテナで十分な写りでしたが、距離が離れていたり、タワーとの間に遮蔽物がある場合には、もっと利得の高い20素子、30素子のアンテナが必要かと思います。
ただこういった多素子アンテナはたしかにゲインも高いのですが、それは指向性を絞って稼いでいるので、方向調整がよりシビアになります。
極端な例で言えば、放送塔のすぐ近くの強電界地域であれば、5素子程度のアンテナで、かなりいい加減な方向に向けても受信出来てしまいますが、距離が数十km以上離れて、しかもビル群の囲まれた場所では直接波ではなく反射波を拾った方が写りがいい場合もあり、その場合はアンテナの向きが数度変わっただけで受信出来なくなる事もあります。

屋根上とかで、そう頻繁にアンテナ調整が出来ない方の場合には、業者の方に正しく調整してもらってから、固定をしっかりやってもらっておいた方がいいですね。
アナログTVに比べるとデジタルTVの方が、電波の直進性が強いので、電波タワーの方向やビルの反射の影響を受けやすいようです。

カメラユニットはアキバに行かなくてもネット通販でも手に入るでしょうし、
AV出力が出来れば、デジタルカメラやビデオカメラでも使えますね。
設定で、数分立ったら自動的に電源OFFになる機能だけ解除しておく必要があります。

ただ上記のように電波法の改正で、今はAVトランスミッターが手に入りにくいかもしれません。
回路としては単純なものなので電子工作が出来れば自作も簡単です。

あるいは、デジカメやビデオに長いAVケーブルを延長しながら接続して、
窓越しにベランダまで這わすという手もありますね。

アンテナは一旦、調整・設置すれば終わりではなくて、近くにビルやマンションが出来れば
かなり影響を受けます。
普段はちゃんと見えていても、最近雨や雪の時に映りが悪くなったという時は
一度、点検してみるのがいいかもしれませんね。

コメント

  1. オノジさんへ、
    お久しぶりです。
    だいぶ寒くなってきましたが、走ってますか?
    たまたまパールケースに、
    この手の部品がいっぱい転がっているので
    やってみただけです。
    数字を読み上げてもらうより便利ですよ。

    ichirouさんへ、
    そうですね、そこら辺からの説明が必要でしたね。
    アナログTVのアンテナの設置の調整では、
    画面を見て、映りの綺麗な場所を探して、
    アンテナの位置や向き、高さを調整しますが、
    デジタルTV、BS、CSでは、TV画面やチューナーに
    電界強度が数字で表示されます。
    この数値が最大になるように調整すればいいので
    ある意味、簡単で便利です。
    アナログ時代では、電界強度が最大でもゴーストがひどい時もあるので
    一概にはデータだけでは調整出来ませんでしたが、
    デジタルになってゴーストやマルチパスが無くなって調整しやすくなりました。

    イージーライダーさんへ、
    お褒めいただき、ありがとうございます(笑;
    もともとアキバ少年だったので
    電気モンや機械モン全般、好きですね。
    最近はあまりやってませんが、
    以前はアマチュア無線にはまっていて、
    毎晩遅くまでラグチューしていました。

    nakaさんへ、
    いえいえそれほど凄い事ではないですよ。
    離れた部屋へカメラの画像を飛ばしているだけです。
    ワイヤレスマイクの画像版です。
    でもこれもUHF帯の電波を使った送信機なので
    デジタルTVとかワンセグになってしまうと、
    こういった機器で遊ぶ事も出来なくなってしまいますね。
    スパイ大作戦とかSFモノとか、私も大好きです。

  2. 私にはよく分かりませんが何か凄いことですね。
    スパイ大作戦みたい。(笑)

  3. >>メカおじさん

    何故にこの様な器用な芸当を・・・
    幅広い知識が羨ましいですね。。

    単なる「メカ好き」でここまで出来るようになるのか。
    【凄い」の一言、脱帽です。

  4. なるほど!
    地デジを知らない僕には最初何で?って感じで意味が解らなかったです。
    (未だに我が家は全てアナログなんです)
    テレビ画面に最大値等を表示出来るんですね?
    その画面をカメラで映しUHFで飛ばして見ながら調節と。
    これなら一人でアンテナ方向決められますね!
    Good idea~♪

    アンテナ下の高周波チョークが…泣かせるワザですね(笑)

  5. メカ好きおじさん こんにちは

    凄いですよ
    最新のデジタル機器を使いアンテナ調整
    この様な機器を使う事、そしてこのアイデア
    さすがメカ好きさんですね

    オノジは家の者にチェツクしてもらっています

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