名栗-秩父-小鹿野-志賀坂峠-上野村-神流川ツーリング

昨日のはっきりしない天気の中、東京モーターサイクルショーに行ってきましたが、日曜日の25日はいい天気になりそうです。

ソロで行こうかとも思いましたが、妻の方からタンデムで行く！と言ってくれました。

まあ行き先はいつも同じところなんですけど、走れればそれだけで満足。

雪の多い今年の冬はなかなかバイクに乗れなかったので、今回のコースも久しぶりです。

でも天気はまだ今一です。

どんよりした雲が、気分を盛り下げてくれます。

まずは飯能市街から名栗を目指します。

途中、何度も横を通り過ぎていた和菓子屋さんに寄りました。

お店の名前は四里餅です。

ウィキペディアによると「埼玉県飯能市の銘菓で、小判の形状をした大福である。「四里」の焼き印が入っているのが特徴で、中身はこしあんと粒あんの二種類があり、焼き印の向きによって判別できる。 横置に縦の焼印がこし餡。縦置きに縦の焼印が粒あん(いずれも印は縦書き)。飯能市永田にある「大里屋本店」（明治時代後期開業）など、市内の一部でのみ販売しており、郵送等は行っていない。
その昔、飯能の山奥で伐採された杉、「西川材」（にしかわざい）を江戸へ運ぶ際に、いかだ師達は西川材をいかだに組んで川を下り、その帰りの上り道で饅頭を食べて力をつけたという。
また、名栗川（入間川上流域）の四里の急流を下る際、いかだ師達は餅を食べ、尻餅をつかずに難所を乗り切ったという逸話が残っており、これらの話が由来である。」とあります。

お店に入るとぺったんぺったんというお餅をつく音が聞こえてきます。

つきたてのお餅だからこそ日持ちしないので郵送もしていなんでしょうね。

先週秩父へ行った時に通った299号線は、何箇所かで道路工事のため渋滞していましたが、こちらの名栗へ向かう道は、通行量も少なく快調に走れます。

名栗の有間ダムに着く頃には、雲は多いもののだいぶ晴れ間も見えてきました。

でも風が強くて気温も9度台とあまりあがりません。

先日交換したメッキのハンドルスイッチボックスがキラキラ輝いています。

今日のこの後のルートについて、妻から志賀坂峠を越えて上野村、神流川に行こうという提案がありました。

もちろんいっぱい走れる訳ですから、反対する理由などあるはずもなく決定です！

ダムから離れ、秩父へ続く山道に入っていきます。

木々の間から見える空にはだいぶ青空が広がってきましたが、標高があがるにつれ寒さが増してきます。

でも路面凍結の心配もなく、こんな天気の日に走れるのはいいもんです。

山伏峠を越えたあたりから、路肩に雪が残っているのを見かけました。

山の斜面には雪が無いようですから、たぶん道路の除雪したものでしょう。

 

上の動画の途中にある分岐は、右の方に進むと正丸峠へとつながります。

正丸トンネルの先で299号線に合流して左折、道の駅あしがくぼで休憩です。

つい数日前に来た時より、天気がいいせいかマスツーリングのバイクが多いようでした。

今日の武甲山の雪は一段と少なくなったようです。

秩父市街を抜け、ミューズパークへ続く橋です。

タンデムシートのカメラマンの妻がいいアングルで撮ってくれました。

だいぶ以前にあった二輪車と四輪車の二段停止線ですが、その多くが消されていっています。

警察の方では「二輪車のすり抜けはやめよう」という運動をやっているので、交差点手前の二輪停止線に出るための行為がすり抜けに該当するのであれば推奨出来ないのかもしれません。

それでも埼玉県の一部にはまだ残っているところがあります。

今日の天気はめまぐるしく変わります。

風が強く、上空の雲が早い速度で移動して晴れたり曇ったりを繰り返しています。

志賀坂峠付近です。

たしかこの志賀坂トンネルの中で、埼玉県と群馬県の県境になっていたと思います。

埼玉県側にはなかった雪が、群馬に入ると残っています。

気温も5度を下回り風が冷たいせいで温度以上に体感的には足のもものあたりが冷たくなってきます。

 

路肩では雪がいっぱいありましたが、路面はまったくのドライで、凍結防止剤もなく安全に走れました。

この道で、前方から数十台のハーレーのマスツーリングの方々とすれ違いました。

たぶんチャプターツーリングだったようです。

道の駅上野で昼食休憩です。

ここは猪豚料理が有名です。

今回食べたのは猪豚鍋定食です。

味噌仕立ての鍋で冷え切った体に、お腹の中から温まります。

最初見た時、肉が少ないように思えたのですが、中にいっぱい入っていて満腹マンプクです。

ここから元来た道を戻り、神流川に沿って462号線を東に進みます。

この頃になると雲もだいぶ少なくなってきました。

神流湖と下久保ダムが見えてきました。

道の駅上州おにしで小休止です。

どこの駐車場でもバイクを見かけるようになりました。

ところで、今回のツーリング中、名栗でもこの神流川沿いでも、無理な追い越しをするクルマに怖い思いをしました。

ミニバンやスポーティーカーだったのですが、制限速度を40km/h以上オーバーとか、黄色いセンターラインのブラインドコーナーで3台まとめて抜いていったりとか。

対向車線でこういうクルマが来たら怖いですね。

本庄児玉ICから関越道に乗りました。

花園IC手前でクルマが並んでいました。

えっ！もう渋滞！と心配になりましたが、渋滞の先頭は追い越し車線にいたクルマからドライバーが降りていましたので、なんらかのトラブルがあったようです。

その後は、多少の混雑、滞りがあったもののおおむね順調に流れていました。

嵐山PAで休憩です。

まっくろで有名なブラックアイスをいただきます。

せっかく猪豚鍋で温まっていたお腹が、急激に冷えてしまって高速道路で風を切って走るのが辛くなりました。

帰宅して、いつものようにバイクの拭き掃除をした後、買ってきた四里餅をいただきました。

つきたてのやわらかいお餅の中のアンコがいい感じで、あっという間に食べてしまいました。

次回はもうちょっといっぱい買ってきたいですね。