朝、ホテルのカーテンからもれてくる朝日のまぶしさに5時過ぎに目が覚めてしまいました。
いきおい良くカーテンを引くと窓の外には日差しを浴びてきらめく湖水が広がっています。
昨日の雨がうそのように晴れています。
今日はいい天気になりそうです。
まだ体がちゃんと目覚めていないので、大浴場へドボン!
うーーん、眠っていた細胞がおきてくる感じが、、、するかな?
お風呂上がり、朝食の前にホテルの前の岸辺を歩いてみます。
山の方には雲海が垂れ込めています。
あの山の上に行ったらステキな景色が見えるかな。
朝食は湖を眺めながらのモーニング。
今朝も妻の運転でドライブ開始です。
車窓からのこんな景色を眺めるたびに、北海道に来たんだな、来て良かったなとつくづく思います。
最初に停まったのは能取湖畔に入ってすぐの駐車場です。
これだけ天気が良いとバイクで走ってるライダーも気持ちがいいでしょうね。
こちらの方は女性ライダーでしょうか、九州ナンバーでした。
そして次がまっかに燃える絨毯が広がるサンゴ草の群生地のメイン、能取湖畔の卯原内です。
9月12日、13日とサンゴ草まつりが行われた場所です。
広々とした駐車場に、てっぺんにオオワシの木彫りが乗ったポールが目印です。
ここのサンゴ草は過去にはかなり減少してしまったものを、なんとかここまで復活させたそうです。
日差しを浴びて一面のサンゴ草は、昨日のキムアネップ岬のものより見応えがありました。
広々とした湖畔の湿原一面にサンゴ草が広がっていて、中央に木道が整備されています。
ただ観光ブックやネットのネットの旅行案内に乗っている写真は原色に近い真っ赤ですが、私が行った時はそこまで赤くはなかったです。
※ 下の写真は多少色を加工しています。
最盛期にはあのような色になるのか、それとも補正しているのかわかりません。
あまり期待し過ぎるとちょっとくすんだ色にがっかりするかもしれませんね。
その後、能取湖をぐるっと回って網走駅前を通過、一旦「道の駅流氷街道網走」に立ち寄りました。
休憩しながら売店でこんなTシャツと北海道ビールを購入しました。
この地名入りのまっくろTシャツ、結構お気に入りです。
ビールの方は、以前都内で青い「オホーツク流氷ビール」を購入しましたので今回はそれ以外のものを選びました。
オホーツク海の沿岸に沿って走ります。
海岸には何本も釣り竿が刺さっています。
本日前半のルートです。
原生花園駅を超え、「道の駅はなやか小清水」へ。
道の駅の裏は「浜小清水」の私の好きな無人駅になっています。
バイクに寝袋だけ積んで青森から鹿児島まで野宿ツーリングした時、日本各地の無人駅にはお世話になったのでそれ以来、気になるようになりました。
今回は妻にかなり運転をまかせているので、私は助手席でゆっくり写真を撮る事が出来ます。
海岸が近づいてくるとますます北海道らしい見晴らしのいい景色が続きます。
同じ海岸線沿いでも、茅ヶ崎や江ノ島、伊豆方面とは違う広大さを感じられます。
行く手に滝が見えてきました。
オシンコシンの滝です。
ここも前回のツーリングで立ち寄ったところなんで写真だけちょろっと撮って出発します。
自転車で日本一周をされている方がいました。
「道の駅知床うとろ・シリエトク」に着いたのは11時過ぎ、途中いろいろ寄っていたのでサロマ湖を出てから3時間近く掛かりました。
ここで知床半島観光船に乗りますす。
コースは三種類ありますが、1時間半と一番短い硫黄山コースを選びます。
明るいうちに知床横断道路に行って羅臼岳を見たいからです。
実はここも前に書いたANAツアーのお得チケットを利用出来るので、乗船料3100円がなんとタダ!
これは乗るしかないでしょう。
天気もいいので海の上は気持ち良さそうです。
出発前の計画では、観光船に乗ってから後で昼食の予定でしたが、思ったより早く着いたので先に食事にしちゃいました。
この周辺の飲食店はほとんどが海鮮系ばかりです。
今晩泊まるホテルは羅臼でカニなどの海鮮がかなり出るとの事、出来ればお昼には洋食系のようなものがよかったのですが仕方ありません。
そしてやっぱりお約束のソフトクリームもいっただきまーす!
昼食後、「知床観光船案内所」の看板のある受付でお得クーポンと乗船券を引き替えます。
乗船場近くの駐車場に400円払ってクルマを停めます。
乗るのはこちらの「おーろら2号」です。
海の上でもGPSロガーはしっかり軌跡を記録してくれますので、今回観光船が航行したルートです。
※ 帰りの後半は船内にいたので少しルートが違っているかもしれません。
船に乗ったら二階デッキの右側の手すりの場所をキープします。
ここが一番知床半島が眺められる場所です。
ベンチに座ってしまうと立っている人で見えにくくなってしまいます。
予定時刻どおりに出航しました。
ひょっとしてヒグマが見えないかと双眼鏡でのぞいてみましたが、どうやらいなかったようです。
ヒグマが見たければもっと半島の先まで行くコースで、浅瀬でも航行出来る小型船を選んだ方がいいですね。
二年前にバイクツーリングで来た時は、知床横断道路で小雨が降っていて知床峠もまっしろで羅臼岳などの回りが見えませんでした
「きっとリベンジに戻ってくる!」というのが前回の強い希望だったので、今回はなんとしても知床峠から羅臼岳を望みたいのです。
半島上部に雲がかかっているのが気がかりです。
カムイワッカの滝が見えてきました。
この船はここからUターンして港に戻ります。
港に戻ってきました。
今回は船上から、きれいな青空をバックにした知床半島を見ることが出来ました。
このあとは期待している知床横断道路を走ります。
長くなりましたのでこの日の続きの記録はまた後で書くことにします。
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