今日、横浜みなとみらいに行ってきました。
夕方のトワイライトはいい雰囲気ですね。
同僚から「おもしろいモノがあるから」と言われ連れて行ってもらいました。
コレです!
ランドマークタワーにある「丸いエスカレーター」です。
エスカレーターって、一つずつのステップが端までくるとぐるっと裏側に回って反対端に来て、それがまたステップとして出てきます。
でもこの丸い(正確には円弧)のエスカレーターだと一つのステップが長方形ではなく扇形になっているので、そのままでは裏側に回す事が出来ないはずです。
どんな仕組みになっているのかわかりますか!?
実はこちらの写真を見てもらえればわかると思います。
同じフロアにあるもう一対の丸いエスカレーター、そう上りと下りです。
もっとわかりやすくいうとこんな感じです。
このエスカレーターは丸い大きな輪になっていて、裏側にまわるのではなく左右が床下でつながっていて大きなループ状になっていると思われます。
赤い実線の部分が乗る部分、そして点線の部分が床下に隠れてつながっている部分です。
なるほど!と感心しましたが考えた人はすごいですね。
でもあまり話題になっていないとか、ちょっぴり残念です。
【修正します】
私がまったく勘違いしていました。
どうやらこのエスカレーターはやはり単体でループになっているようです。
一基のエスカレーターの下に回り込んで稼働させているようです。
三菱電機さんのHPに構造図がありました。
※ 転用させていただきましたが、問題があるようでしたら削除いたします。
サイトは、コチラ になります。
誤った情報を流してしまいました。 申し訳ありません。
その後、いろいろ調べてみました。
ここにこの円形エスカレーターが設置されたのは今から20年前の1993年だそうです。
日本で最初に作られたのは1985年のショッピングモールです。
このエレベーターを作ったのは日本の三菱電機株式会社で、同様の構造のものは日本に30数台、海外でも50数台しかないそうです。
正式名称は「スパイラルエスカレーター」といい先の三菱電機の登録商標になっています。
そして日本と世界にあるこの円形エスカレーターは、すべて三菱電気製でしかもカーブの角度や上下階の階差も同じだそうです。
詳しい構造は複雑ですが、エスカレーターに乗り始める段差が無いところから階段状になる部分、上下に移動する部分、そして内部に隠れて水平に移動する部分の特別な設計の上に成り立っているので同じ構造、形状になっているそうです。
相当複雑な構造になっているのでこれを作っているのは同社だけで、しかもコストは通常のエスカレターの数倍も掛かっているとの事です。
そんな事に感動していたらすっかり夜になってしまった横浜でした。
コメント
DONさんへ、
わかっちゃいましたか!
さすがですね。
私は最初、どうにかして
裏側に回り込ませているのかと思っていました。
こういうモノの構造を考えるのって
楽しいですよね。
なるほど!
そうでないかなぁ(^_^;)なんて思っていましたが!