私のヘリテイジにはKIJIMAのミーティング・キャリアを常に常設しています。
ツーリングの際にリアバッグを載せるので取り付けたままにしてありました。
そのうえ、最近はこのキャリアの上にキング・ツアーパックを載せているのでこのミーティングキャリアだけでは10kgを超えるBOXを支えきれないので、補強のステーも追加してあります。
これは大きなホームセンター(スーパービバホーム)で、建築金物として売られているもので、幅30mm、厚み3mmもある頑丈なものです。
ハンマーで叩いたくらいではビクともしません。
このステーは防錆処理はされていますが金属色のままなので黒色で塗装して使っていますが、塗装ののりが悪くはげてきている所が目立ってきました。
この上にさらに塗装を重ねてもキレイに仕上がらないだろうし、いかにも補助金具的な穴も目立つなので、見た目を良くするための処理を施すことにしました。
カッコよくクロームメッキとかが出来ればいいのでしょうけど素人ではそうもいかないし、あるいは工具の柄に処理するビニールコーティングをするのも大変そうなので、今回やったのはコレです。
そう、黒い収縮チューブでカバーしてしまう方法です。
金具の幅が30mmと太いので、25mmφの熱収縮チューブを購入しました。
これを平に使用すれば3mm厚のプレートでも35mmくらいの幅まで対応できるでしょう。
1mの長さのものが2本入って630円ほどでした。
一旦、キャリアに乗ったツアーパックを降ろし、補助金具を外します。
直線ステーとL字アングルを組み合わせてあるものもバラします。
ステーの長さより少し長め(+2cmくらい)にカットした熱収縮チューブを被せます。
通常の配線カバー等の場合には、ライターとかドライヤーで熱を加えますが、これだけ大きいと中の金属に熱が拡散してしまってチューブがうまく縮まないので、仕方なくガスコンロの上に直接かざして縮めます。
こういう時にヒートガンがあると便利でしょうね。
両端の処理は裏側になる面に折り返して暖めて固定します。
出来上がったのが下の写真の直接ステーです。
直線ステーとL字アングルを組み合わせるために、熱収縮チューブにボルトを通すのですが縮んだチューブは固くなっているので、ポンチで穴を開けてから接続します。
組み上がった状態がこれです。
黒くなってすっきりしました。
上の写真ではボルトとナットのところに塗装がはげて銀色に見えている所がありますが、この後でそこの部分だけタッチアップで黒くしておきました。
コメント
ナオ爺 さんへ、
ありがとうございます。
ホームセンターの汎用ステーは、
よく利用するのですが、
どうしてもDIY感満載なので、
ちょっとでもカッコよく、
それに錆やキズ防止が出来る簡単な方法をと
思ってやってます。
ナイスアイデア!(^^)v
流石ですね!
私もこの手の金具使ってますが
ペイントだけでして、直ぐに剥げてしまうし
これなら見た目も綺麗ですね(^^)v
hal さんへ、
模型でも図工でも、昔から「塗り」はあまり得意ではありませんでした。
その代わり、「切る」「貼る」は得意なので、
カッティングシート等を使った工夫は
いろいろやってきました。
塗装だとプライマリーをいくらやっても、
ぶつけた時の傷が目立ちますが、
このチューブかぶせだとそれほど目立ちません。
それに必要のないステーの穴を隠せるので
一石二鳥ですね(笑;
良いアイデアですね。
模型でもこの頃は、「塗る」の他に「貼る」という技術があって、
メッキパーツなどはメッキのシートを貼りつけてメッキの光沢を
出す方法もあります。
いずれにしても耐久性から言っても申し分ないアイデアだと思いました。
まさ琉 さんへ、
ミッチャクロンをお使いなんですね。
私のような素人工作の場合には、
塗装のうまい下手とか、はがれの心配もないので
こんな熱収縮チューブ使用は簡単で安上がりです。
ちょうどいい太さのチューブを探すのだけが手間ですけどね。
メッキ、ステン、アルミに塗装時は、ミッチャクロンなどで処理してから
上塗りしますが、電工収縮チューブ加工、こっちの方が◎ですね♪
カスタムShopレベルの発想ですね!(オイラも参考にしますです)