ハーレー乗りではめずらしいとよく言われますが、タンデムツーリングをよく行うわが家では夫婦揃ってエアーバッグのベストを着用しています。
むき出しの体で乗るバイク、若い時より体力も反射神経も衰えのある今だからこそ、自分の体は自分で守りまた安全にバイクを楽しむことを家族にも安心してもらうためにも必要だと感じています。
まあ、実際にはツーリングに出る時は100%着用している訳ではないので偉そうなことは言えないのですが、泊まりのツーリングはもちろん、日帰りでも高速を利用した長距離ツーリングでは出来るだけ着用するようにしています。
北海道ツーリングの歳には全行程で夫婦二人ともずっと着用していました。
ハーレーに乗っている方の中には、半袖シャツやTシャツ、手袋もしていない方も見受けられますが、40年近くバイクに乗ってきて転倒の経験もある私としては、軽装備で乗ることは出来ません。
最低でも長袖、手袋は絶対に身につけていますし、昔から後ろのシートに座らせている妻にもそれだけは絶対に守ってもらっています。
最初にヒットエアーを購入したのは今から7年以上前の2008年4月、ハーレーに乗り出した直後です。
この年に「アンビリバボー」というテレビ番組でこの「ヒットエアー」が開発された放映を見て、こらからはハーレーでのタンデムツーリングが増えるだろうわが家では夫婦二人で着ることにしました。
バイク用エアーバッグベスト「ヒットエアー」を知らない方のために簡単に構造を説明します。
このベストは生地やメッシュで出来ていてその中にクルマのエアーバッグと同じように膨らむチューブが内蔵されています。
そしてこのチューブは普段折りたたまれていて同じくベストの胸の部分に内蔵されている圧縮ボンベにつながっています。
圧縮ボンベのバルブからはリリース用のコネクターが出ていて、バイクに固定した別のケーブルに接続するようになっています。
コネクター式になっているのはバイクから降りた時に簡単に外せるようにするためです。
に
そしてバイクの乗車中、転倒や追突などにより投げ出された瞬間(通常タイプは0.5秒、Sシステムでは0.25秒)に、圧縮ボンベのガスがチューブを膨らませ、首・背中・胸・脇・尻などを守ってくれます。
さらに私のヒットエアーでは、オプションの胸部プロテクターも付けてあります。
バイク事故では、転倒や追突などで前方に投げ出された際、ハンドルやミラーなどで胸部を殴打してケガにつながるケースが多いとのことで、このパーツも追加しました。
実際に着用するウェアの上に着ることになるので多少身動きがしにくくなりますし、夏場は暑さが増します。
さらにタンデムの場合には体の前後の厚みが増すので、二人乗車するとライダーとタンデマーの体の余裕は少なくなります。
その点は車格の大きなハーレーでも同様です。
(本人達がやせればいいんでしょうね。。。ムリです(笑;
これだけ長く使っているのでバイクに取り付けたケーブルやその先端に付いているコネクター部分が経年劣化してきました。
しかも先日のツーリングではソロツーリングだったので使っていなかった片方のケーブルが、ぶら下がったまま走行してしまいマフラーに接触してコネクターの爪の部分が変形してしまいました。
なんとか使えない事はないようですが、これを機会にケーブルを交換しました。
幸いメーカーでは補修パーツとしてこのケーブルだけの販売もしていました。
「バックル型伸縮ワイヤー」で『hit-airエアーバッグに付属している伸縮ワイヤーと同じものです。タンデム用や2台目・3台目のバイクへの取付ける追加用や、紛失や劣化などの交換用としてご利用下さい。 ¥1,439(税込)本体¥1,333』とありました。
これを二つ購入して交換しました。
見た目には仰々しいいですが、オフロード車のプロテクターと同じようなものだと思えば納得出来ます。
安全にツーリングを楽しむ、それがわがやの必須項目です。
コメント
don さんへ、
スタイルを気にする方が多いハーレー乗りでは
このエアバッグを来ている人を見かけた事はないですね。
まあ、我が家くらいでしょうか。
カッコ悪くてもいいので安全第一で着てますが、
さすがにこの時期は暑くてキビシイです。
大切な準備ですね(^^)v
我が家も以前から考えていますが、購入には至っていません(^_^;)