先日、ツーリングに出ようとしてエンジンが掛からなかったハーレー。
注文していたプラグが届いたので早速修理開始です。
エンジンが始動するのに必要な三要素は「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」ですので、まずはプラグを交換します。
プラグは安心のハーレー純正品、6R12です。
6R12プラグのギャップ規定値は、0.97~1.09mm(インチ表示では0.038~0.043inch)ですのでシックネスゲージでの1.0が少しゆるい位に調整します。
左が付いていた被ってしまったプラグ、右が新品です。 中心電極の形状、サイズが異なっていますね。
次は「混合気」のためのパーツ、エアクリーナーを確認します。 カバーを外してみるとフィルター自体の汚れはそれほどではないようです。
ブリーザーパイプに多少のささくれはありますがヒビ割れはありません。
でも吸気パイプの中はかなり汚れていますので拭き取っておきます。
前回からバッテリーテンダーで充電していましたので電圧は無負荷状態で12.9Vでした。
さあ、エンジンをかけてみます。
キュルキュルキュr。。プスン! 1回目は失敗
キュルキュル。。キュル(ここで少しだけアクセルをあおって。。)キュルキュル、ドドドド!!
エンジンが掛かりました!
最初は前回残っていたガソリンとオイルが燃えているようなニオイがしました。
早速走り出してみます。
アイドリングの回転数も800から900で安定しています。 電圧は走行状態で13.8Vありました。
満開の桜の下を気持ちよく走っています。
今日はツーリングではなく試走だけのつもりです。
万が一、次に停まった時にエンジンが再始動できないと困るので、行先はハーレーのディーラーにしようかとも思いましたが、バイク用品店に向かうことにしました。
店を出る時もエンジンはセル一発で始動できました。
その後も、エンジンを止めて試しましたがもう大丈夫のようです。
やはり、エンジン始動の三原則をチェックしていけば、大きな故障が無い限りエンジンは始動できるのです。
私の2008年式FLSTC、ヘリテイジ・ソフテイル・クラシックも今年で11年目になりました。 走行距離も71,000キロを超えています。
あとどれくらい乗り続けることが出来るかわかりませんが、まだまだコイツといろんな所を走ってみたいですね。
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