前の記事に書いたとおり先日私のFLSTC、ヘリテイジ・ソフテイル・クラシックにロワーフェアリングを取り付けました。
これまでにやっこカウル(ファントムフェアリング)、キングツアパック、タンデムステップ等を取り付け、マフラーも左右出しでフィッシュテールに替えてあります。
カスタムを進めた結果、かなりウルトラに近づいてきました。
だいぶ以前にディーラーから103m3のウルトラ特別仕様のFLHTKを借りて試乗した時に撮った写真がありますので、それと現在の私のヘリテイジを比較した写真をアップしてみます。
まずは全体像がわかる一枚です。
(↑ちなみに左の写真はコンデジで、右はデジ一(EOS kiss x7)で撮りました。やはりデジ一はきれいに撮れますね)
全体のフォルムはだいぶ似てきました。
フロント周りではウインドスクリーンが違います。
私のはアンバーで低めのタイプを付けていますが、もう少し寒くなるとこのFLHTKと同様のクリアの高さの高いものがありますのでそれに付け替える予定です。
でもこの低いウインドシールドでも結構な整風効果が得られます。
そのほかにはフロントのホイールの違いと、ブレーキがシングルかダブルかが大きく異なっています。
前面から見たところです。
撮った高さが違うので比較は難しいですが、エンジンガードの形状の違いとロワーフェアリングの左右への張り出しの違いがわかると思います。
右のFLHTKの方のロワーフェアリングはエンジンガードぎりぎりまで覆っているようです。
そしてエンジンガード下部が斜めになって内側が下がっているのですね。
これだけ違いがあるのです。
ちなみに後ろから見たところです。
どちらもツアーパックとサドルバッグが大きいので、フロントのロワーフェアリングは見えません。
この部分が、私のヘリテイジとウルトラとの一番の見た目の違いです。
マフラーこそウルトラ同様の左右出しになってだいぶイメージが変わりましたが、バッグの違いは歴然です。
でもなぜか私はこの革製のサドルバッグが気に入っているのです。
中のものの大きさによって、多少外側に膨らませる事が出来るのメリットです。
ヘリテイジのキングツアパックのには増設のテールランプユニットを付けましたが、ウルトラのようなアンテナは非搭載です。
アマチュア無線の免許もハンディ機もありますが、ソロかタンデムメインの私のツーリングには無線機は不要です。
さらに、走りながら音楽を聴くという習慣が全くないのでFMラジオ用のアンテナも入りません。
まあ、デザイン上だけでもダミーの短いアンテナを付けておいてもいいかもしれませんね。
さて一番メインの今回取り付けしたロワーフェアリング部分です。
この写真で見てもエンジンガードの形状が全然違うのがわかりますね。
これだけ違ってよくロワーフェアリングが付いたものだと感心してしまいます(笑;
でもやはり右のFLHTKは、ロワーフェアリングの出たところからくぼみ部分に隙間が少なくエンジンガードがうまく沿っていますね。
右側ロワーフェアリングの内側です。
ブレーキペダルの前後左右の余裕は、やはり左のFLHTKの方がありますね。
でも実際の操作には窮屈感はありませんでした。
同様に左側です。
写真を撮った角度によるので、右のヘリテイジはロワーフェアリングの小物入れにぶつかりそうですが、実際にはかなり開いています。
この角度から見ると、左のFLHTKはエンジンガードが見えないくらいロワーフェアリングが外側に付いています。
これで立ちゴケ等してもフェアリングにキズとかが付かないのか心配です。
真横から見たところです。
黒一色のヘリテイジではロワーフェアリングがあまり目立ちませんね。
特殊なカラリングが施されたFLHTKでは輝いてみえます。
よこから見るとエンジンガードの形状差はあまりないように見えます。
うーん、リアのサイドケースはやはりFLHTKの方がかなり大きいですね。
細かいところですが、エンジンの熱からライダーの太ももを遮断するサドルガードにも違いがあります。
下のFLHTKに最初から付いている黒いモノは、ライダーの太ももにあわせて斜め下まで覆っています。
一方後付けした上の私のヘリテイジでは、銀色の光っている部分だけでエンジンヘッドだけを覆っています。
最後に斜め上から見下ろした様子です。
足下のロワーフェアリングの左右のはみ出しが違いますが、それほど極端にはみえません。
インナーフェアリングについても、以前と比べ私のヘリテイジにも取り付け、各種メーターやGPSレーダー探知機やナビも付けているのでそれほど違和感はないと思っています。
オーディオ部分についてはかなり簡略化していますが、前にも書いたように音楽を聴くつもりはないのでここはまた別の用途のものを作り込もうかと画策中です。
ここまで見てきましたが、たぶんハーレー乗りでない方からすれば私のヘリテイジもウルトラもそんなに違いは(サドルバッグをのぞいて)わからないかもしれません。
結局この形になるまでのカスタマイズ費用を考えたら、最初からウルトラを買った方がはるかに安い、なんて言えないですよね(笑;
やっこカウル、キングツアパック、ロワーフェアリング、マフラー左右出しのFLSTCとウルトラとの比較画像
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コメント
オノジ さんへ、
はい、とうとう禁断のコレに手をつけてしまい、
行き着くところまで行ってしまいました(笑;
でも元はと言えばオノジさんが火を付けたんですよ。
最初にヘリテイジにやっこカウルを付けたのを拝見して
私もやりたくなったのが最初です。
私も今のウルトラヘリテイジがとても気に入っています。
メカ好きさん こんにちは
ついに着けましたね
禁断のパーツを(笑)
フレームの造形美が良いソフティルの方がカッコ良く
見えるのはオノジだけでしょうか?
(ストリップのスタイルを比べるまでもありませんが)
お互い
世界で一台のカスタムハーレーを楽しみましょう
naka さんへ、
前にもこんな写真を載せましたが、
カスタマイズをすると自分としても知りたいので
比較写真をつくっています。
ヘリテイジのベースは340kgですが、
今の私のはたぶん385kg以上あると思います。
それでもウルトラよりは多少軽いですね。
車庫への出し入れはハンドル切って取り回ししているし、
駐車するときはステアリングロックしていますが、
カウルとフロントフォークが干渉する事はないですよ。
おはようございます。
比較画像大変参考になりました。
正面からはフロントフォークの幅の違いくらいでまったくウルトラですね。
いきなり400kgオーバーのウルトラは年齢的にも厳しいから私のハーレーライフも
ヘリテイジで終わりでしょう、こう言う風になりたいですね。
あっ!ちなみにハンドルフルロック状態ではロワーフェアリングとFフォークや
タンクなどに緩衝することはありませんか?