結婚記念日に休みを取って一泊で出かけてきました。
どこに行こうか迷った結果、昔横浜に住んでいた時に何度か泊まった蓼科高原に行くことにしました。
蓼科=信州=ビーナスライン、という事でビーナスラインを走る事も楽しめそうです。
でも、今回は天気もはっきりしないし、第一走りを楽しむよりは「記念日」なので、のんびりする事を目的に自動車で出かける事にしました。 (ちょっと残念!)
平日のお出かけなのですが、いつも混雑する中央自動車道も、9時前後でも渋滞はなく順調に流れています。
いつもの談合坂SAで休憩を、と思ったのですが、ここのお店が明日(6/16)にリニューアルオープンとかで、まだ営業していないところが多かったです。
高速道路を流すだけだと、やっぱり自動車は楽ですね。
ウチの車はそこそこ排気量もあるので、登りもまったく意識する事無くアクセルの軽く右足を乗せておけば、法定速度でのクルージングは楽勝です。
いつもはタンデムシートの妻も、助手席で楽な姿勢でお菓子なんぞを食べながら乗っていられるので楽しそうです。
高速道路で見掛けたウルトラさんです。
右手を離していたのでオートクルーズ走行中なんでしょうね。
やはり私のヘリテイジより、さらにクルージングが楽そうです。
蓼科高原に直接行く前に、小淵沢ICで一般道に降ります。
無くしてしまった道の駅スタンプのリベンジのために、「道の駅こぶちざわ」に入ります。
私がスタンプを押している間に、妻はこんなイチゴのフローズンヨーグルトを食べていました。
注文を受けてから凍らせたイチゴとフローズンヨーグルトをミキサーに掛けて混ぜてあるので、イチゴそのものの味がしてとっても美味しかったですよ。
「これも車に乗りながら食べられる」と、バイクにはない特権を喜んでいました。
お店を出たところで、カップルのライダーを発見。
ツーリングの途中に寄られたのでしょうか。
ここには無料の足湯があるのですが、手ぬぐいを肩に掛けた小学生の集団が入っていました。
小淵沢で降りた理由はもう一つあります。
道の駅を出た後、「八ヶ岳リゾートアウトレット」に向かいます。
ここは10年ほど前にオープンしたアウトレットモールで、70ほどの店舗が入っているそうです。
いつもは軽井沢や御殿場、佐野、入間、ふじみ野といったアウトレットモールに行く事があるのですが、ここは初めてです。
斜面を利用した土地にいくつかのブロックに分かれてお店が点在しているのですが、アウトドア系アパレルのお店が多く、雑貨やシューズ、アクセサリー、バッグといったお店は少なかったようです。
それとアウトレットモールには定番的に入っている大手メーカーのお店も無く、平日ということもあるのでしょうけど、来店客は少なかったようです。
観光バスも何台かいましたので、そのお客さんがほとんどだったみたいです。
店舗数が約70店とそれほど多い訳ではない(軽井沢220店、御殿場200店、佐野180店)のに対し、敷地面積が広い(5500平方メートル)でアップダウンした敷地内を点在して歩き回るというのは、実際にここに来ている客層(若干の年配者)とギャップを感じます。
またドッグラン等、犬に関する施設や店舗を有していても、そうでない顧客には違和感を感じさせるものでした。
結局、わが家では欲しいモノはあまりなかったのが残念でした。
ここから郊外のローカル道を走って、国道152号線、通称メルヘン街道に向かいます。
その後、芹ケ沢で左折して大門街道をちょこっとだけ通って、今度は県道192号線のビーナスラインに入ります。
ビーナスラインと言っても、白樺湖から美しが丘に結ぶ道路とは、まわりの風景は全然異なり、普通の道(?)です。
ここでは、「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」というところに寄りました。
1990年に出来た約1万平方メートルの敷地にイギリスから移植された3000種の植物が植えられている庭園です。
17日からはバラクラフラワーショーというのが開催され、入園料が1000円から1500円になるというので、安いウチに行ってきました(セコイ!)
英国式のバグパイプでお出迎えしてくれました。
ここに来るのは薔薇好きのおばさま方(失礼!)がほとんどで、若い方や男性は圧倒的に少ないですね。
庭園の中は手入れはされているものの、薔薇はあまり見掛ける事は出来ませんでした。
一通り廻った後、ここのレストランでランチにしました。
アウトレットやバラクラガーデンで思ったほど時間を過ごさなかったので、このままホテルに入らずビーナスラインを少しだけ走ります。
最初に、ビーナスライン沿いの「女の神展望台」に寄ります。
蓼科山の別名が「女神山」というそうでそこから名前がついたようです。
ここは蓼科の絶景ポイントの一つに挙げられる場所で、天気が良ければさらによかったでしょう。
さらにここの近くに「女の神氷水」という湧き水があります。
冷たくておいしそうですが「この女の神氷水は生水では利用できません。必ず、加熱して利用してください。 蓼科観光協会」とあります。
この近辺にはキツネをはじめ野生動物も多く生息しているので、生水での飲料は好ましくないのでしょうね。
そしてさらに先に進むと、すずらん峠手前に登山口の駐車場があります。
私達は道の左側の「八子ケ峰」方面を少しだけ登ります。
道はちゃんとついているのですが、階段の段差が離れていて上り下りが少しだけ大変でした。
私達以外には誰も歩いている人はいないのですが、静かな山の中に鳥の声だけ聞こえてきます。
最盛期ならヤマツヅジが咲き誇っているのでしょうけど、今年は例年より遅いようでまだつぼみのままです。
あまり上まで登りませんでしたので、見えた景色もこんな感じでした。
そろそろホテルに入ろうという事になり、駐車場に降りてきました。
ホテルに入る前に、蓼科湖畔に車を停めました。
蓼科湖は周囲1キロほどの小さな人造湖です。
湖の周囲には、旅館や売店、簡単な遊技施設を揃えた子供向けの蓼科レジャーランドというものがありましたが、平日という事もあり、お客さんは誰もおらず、二人の従業員の方が暇そうにしていました。
売店や旅館の中にはすでに閉鎖されたところもありました。
蓼科湖を後にしたところで、蓼科スキー場に行ってみました。
ここははるか昔、訪れた事がありますが、かなり小さな規模のスキー場ですが、まだ残っているようで何となくうれしかったです。
蓼科高原の中を走り、ホテルに入りました。
早めの到着だった事もあり、お風呂も貸し切り状態でした。
夕食の時、カクテルを飲んだのですが、テーブル脇でシェーカーをふってくれました。
食事もみんなおいしくて満足出来ました。
ここ、蓼科高原も標高も高く、街の明かりからも離れているので、星空を期待したのですが、残念ながら曇天で星は見えませんでした。
本当なら、今日6月16日の明け方に月食もあったのでこちらも見たかったのですが、無理でした。
のんびりとお風呂に入って、おいしい食事をいただいて、あとはベッドに入ってゆっくり休むだけです。
明日はいよいよビーナスラインを走る予定です。
さて天気はどうでしょうかね。
後編 に続きます。
コメント
バイクおやじ さんへ、
天気が今一つだったのと、
バイクではなかったので、
次回はバイクでのリベンジを計画しています。
確かに自動車は楽ですが、
ウチの車は燃費が悪いので
ガソリン代がハーレーの3倍位掛かってしまいます。
ビーナスライン、既に行かれていたんですね。
天気が今ひとつなのは残念ですが、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
奥様も車で喜んでいるようで何よりです。
我が家もなんだかんだ言ってツーリングよりドライブの方が良いみたいです。