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春ツーリングは桃の花を愛でてほったらかし温泉に入る

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数日前、奥さんからメールあり「4月11日まで甲府の笛吹市で桃の花まつり、やってるって」

ハーレーに乗り始めた頃「首都圏から日帰りで行けるオススメのツーリングガイド」的な本で笛吹市の桃の花でピンクいっぱいの絨毯のような農道をバイクで走る抜ける写真を見て行ってみたいと思っていました。

何年か前にも笛吹市の桃花まつりの時に行ったのですがなぜか、あの時のガイドブックほどのピンク一色の場所には行けませんでした。

今回、リベンジということで奥さんとタンデムで笛吹市に行ってきました。 どうせならほったらかし温泉にも入ってくるつもりです。

行きはのんびりと景色を楽しみながら走りたいので下道を行きます。 高速道路の方が楽で時間短縮出来ますがそれだけがツーリングの目的ではないですよね。

家を出る時気温はまだ8度くらいなので冬用ジャケットで出発です。

青梅から奥多摩を通って柳沢峠越えで甲府入りするルートです。

ソメイヨシノの桜の花はだいぶ終わりに近づいてきましたが、八重桜などはまだまだ見頃ですね。

天気はよかったですがいつもよりバイクは少ないようです。 こんな風景を眺めながらゆっくり流してきました。

奥多摩湖の小河内ダムが近づいてきました。
バイクに乗りはじめて43年、都内に住んでいた頃から奥多摩には数しれず訪れていましたがこのダムの放流場面に出会ったことは一度もないのが残念です。

ダム近くの「水と緑のふれあい館」に寄って休憩していこうかと思ったのですが、水曜日は休館日では入れませんでした。
そういえば何年か前に同じように甲府に行く時にここに寄った時も水曜日で休館でした。 「学習って言葉を知らないんだから!」

奥多摩湖の湖畔に沿って走るのも気持ちいいですね。

タンデムの奥さんのシートは元々のハーレーソフテイルでも一段高い位置にありましたが、さらにクッションをよくするためにかさ上げしているのでこんな風に私のヘルメット越しに撮影出来ちゃいます。

道の駅たばやまに着いてようやく休憩します。

ここの道の駅には以前から屋根付きのバイク駐輪場所がありましたが、さらに場所が増えていました。
バイクで来るライダーが多いからでしょうね。

その一角にはおじさんライダーには不似合いなようなオサレな飾りがありました。
夜になったらライトアップされるんでしょうね。

ここの道の駅にはバイクが何台か停まっていました。
そういえば若い女性のライダーさんがソロで来ていましたね。

売店の中を見て回りましたがこんなモノを見つけました。
「ラーほー」、名前を見ただけでラーメンとほうとうだとわかりましたが、実際には買わなかったのでどんなものだかわかりません。
どなたか実際に食した方がいらっしゃいましたらレポート、待ってます。

お店の裏手の日帰り温泉に向かう階段脇には紅白のきれいな花が咲いていました。

道の駅を出発して大菩薩峠を走っていましたが、さきほどまでの晴れと違って雲がかかってきて更にはポツリポツリと雨が落ちてきました。
天気予報では今日雨が降るなんて言ってなかったはずなのに!

雨雲は一部だけでそこを抜ければ雨もやんできました。

この道は脇を川が流れているんですが走りながらだとなかなか見られません。
奥入瀬渓谷のような小さな段差で白くなっているのがいいですね。

ここを通るたびに気になっている廃車になったバスです。
まだここにこうしてあるんですね。

以前調べたところでは、
どうやらこのバスは、1935年創業の埼玉県川口市にあった日本デイゼル工業株式会社というところが製造していたバスのようです。
日本デイゼル工業はその後、鐘淵デイゼル工業(1942)、民生産業(1946)、民生デイゼル工業(1950)、日産自動車が資本参加(1953)、日産ディーゼル工業(1960)、UDトラックス株式会社(2010)という変遷を経ているようです。
このバスは1940、50年代のものだと思われますので、民生デイゼル工業製によるものということになるのでしょうか。
特徴としては車体左側前方に扉があるかどうか、車体の長さはどれくらいかによって多少識別できるようです。
この車体は前方扉の無いタイプですので、1950年代中頃のRS85というタイプのようです。
フロントエンブレムにある「EAGLE」についてもわかってきました。
1950年にこの会社で作られたニ日本初のリアエンジンタイプのバスが「コンドル」号で、この時はボディには富士重工業製のものを積んでいたようです。
民生デイゼル工業ではエンジン、シャs-シー付きフレームを製造する会社だったようでボディは他社のものから提供を受けていました。
その後1951年から新日国工業製ボディをのせたものが作られ、このタイプが「イーグル」号でした。
車体の形式名は、富士重工業ボディのものが「RF」(F:フジ)、新日国工業製ボディは「RS」(S:シン)です。
全長が8m級の「85」と9m級の「95」があったのですが、写真のバスは短いようなので150PSのUD4エンジンを搭載しホイールベース4350mmの「RS85」だと思われます。
このバスは山梨交通で使用されていたもののようです。

柳沢峠に近づいてきたところで道路脇の高いところを歩いている作業服の人たちがいました。
その中の数人の人は作業服も新しく女性の方もいたようなので新人さんの研修かなにかでしょうか。
4月のこの時期はいろんな場面で新しい人たちが社会に出ていきますね。

柳沢峠です。
こんな天気ならここから富士山が見えるのですが今日は雲がかかっているようで見ることは出来ませんでいsた。

峠を超えたところであとは下るだけです。
山を登ってくるまで、気温はけっこうひんやりしていましたが、標高が下がるにつれ少しづつ暖かくなってきました。

花が咲いている木もだいぶ増えてきました。

甲府の街が近づいてくると桃の木も目立つようなりました。
低めに高さが揃って鮮やかなピンクの木はやさしい感じがして好きです。

遠い山々の手前に広がるピンクの木々、絵になります。

笛吹市に入り、最初の目的地「ほったらかし温泉」手前のフルーツ公園です。
ここからも甲府盆地を一望出来ますし、足湯につかることも出来ます。

以前、ハーレーのディーラーのツーリングやバイクの免許を取った教習所のバイククラブでも何度か訪れました。

ほったらかし温泉のバイク駐輪場がコンクリートで舗装される前は、ここの階段を登ったところにある日帰り温泉に来ていました。
どうもタンデムで砂利道の駐車所に行きたくなかったんです。

先程の場所からさらに山道を登っていくとほったらかし温泉があります。
車はまだ先に進むのですがバイクは赤い矢印のように狭いスロープを登ってきます。

ここがバイクの駐輪場になります。
大型バイクでも楽に停める事が出来ます。

今日はバイクの先客は二名だけのようでした。

タオルを持って温泉に向かいます。
ここの看板、以前とすこし形が変わっていました。 二本の木も違っていたような気がします。

こちらの奥のログキャビンの休憩所は新型コロナ対策のために閉鎖中になっていました。
アニメ「ゆるキャン」でなでしこ達がここに寝転がって眠ってしまった場所です。

ほったらかし温泉は「あっちの湯」と「こっちの湯」があるのですが、富士山を正面に見られるこっちの湯も魅力的ですが、私達はついつい広々としたあっちの湯の方に行ってしまいます。

男風呂の中には先客は4、5人だけでした。
熱めの内風呂にサクッと入ったあとは、やっぱり雄大な景色が眺められる露天風呂でまったりしてきました。

あっちの湯の屋根越しの甲府盆地です。
お風呂での撮影は禁止なのですが湯船からもこのように開けた絶景が望めます。
右の方には少し雲にかかっていますが富士山が見えます。

お風呂からでたところでやっぱり「温玉揚げ」は欠かせないでしょう。
半熟のゆで卵を揚げただけのものですが、塩味の効いたトロッとした食感と味はとりこになります。
来るたびの毎回欠かさずいただいています。

駐車場に戻ってくると車も増えているようです。
奥の方の一段高いところに見えるのは。。。

ほったらかしキャンプ場のようです。
ゆるキャンで泊まっていたところですね。

バイクの方も二台ほど増えていました。
いつもより来るライダーは少ないようです。

お風呂を出てから笛吹市の桃の花まつりに向かいます。 と言っても桃の花は笛吹市各所に点在しているのでどこで見るのがいいのかよくわからないので、とりあえず今回はメイン会場と言われていた「八代ふれあい公園」を目指すことにしました。

途中の道にも桃の花が咲いていました。

けっこう急な道を登っていくと何箇所駐車場があって誘導員の方が立っていました。
バイクはこちらの大きな駐車場の一角に専用のスペースがありました。

ここは古墳のある広い公園になっていました。

丸い丘のようなところの階段を登っていくと。。。

先程のほったらかし温泉とは反対側から甲府盆地を眺めることになります。
でも思ったほどは桃の花の一面のピンクの絨毯のイメージとは違っていました。

こちらの方を見ると、いかにも今いる場所と合わせて「前方後円墳」になっているのがわかります。

駐車場側の斜面にも桃の木が見えます。
観光バスも来ていましたが、ここを回るバスツアーもあるようでした。

古墳を降りて近くを見て回ります。
花がいっぱい付いた木があります。

青い空におもいっきりのピンクの花を元気よく咲かせる桃の木が力強く感じられます。

ここに上がってくる途中に見えるこちらの線路のような場所はリニアモーターカーの試験場所です。
実際に走っているところはなかなか見られないのでしょうかね。

帰りは下道ではなく高速道路を使います。
笛吹八代スマートICのゲートからETCで乗ります。

釈迦堂PAで休憩です。

高速を走っているとまた雨に降られました。
今度は少し大粒の雨です。 でも上空を見ると進む先の方には青空が広がっているので局地的なものだろうと考え、レインウェアは着ないで走り続けましたが結局それで正解でした。

最後の写真は藤野PA付近から見える「緑のラブレター」です。
以前から気になっていましたが奥さんが撮ってくれました。

ネットで調べるとこれは相模原市緑区のシンボル的な野外アート作品だそうです。
しかも2015年11月から2016年3月まで、ハートの封印が解かれて開封され中身が見られたそうです。
その中身とは。。。気になる方はネットで調べてくださいね。

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