バイクツーリングの楽しさの一つに、計画など立てずにステキな景色を探したり、知らない道に入っていく事があります。
そんな自由気ままなツーリングもワクワクしますが、宿を予約した泊まりのツーリングや仲間と一緒のマスツーリングでは、あらかじめルートや休憩・見学場所やおおよそのタイムスケジュール表などが必要なこともありますよね。
私も普段のツーリングではだいたいの行きたい方面だけ決めて細かい計画などは立てませんが、宿を予約した場合や長距離でいろんな観光地を回りたい場合には、ルートを計画する際に「行程表」を作っています。
どこを走るかその移動時間はどれくらい掛かるのかどこを見たいかとか、見学や休憩にどれくらい時間が当てられるのかをチェックしています。
昔は地図を見ながら定規で測り縮尺から距離を計算して紙に書いていましたが、今はネット上のマップで正確な区間距離がわかり、パソコンを使って表も簡単に作成出来るようになりました。
今回はそんな私が使っている「行程表」を紹介、公開しますので興味がある方は自由に試してみてください。
この表の特徴は、「出発時刻」と「移動するポイントの区間距離」それに「休憩時間」を入れれば、自動的にそれぞれの「移動走行時間」や「到着・出発時刻」などが一覧表で見られます。
こういう「行程表」を作っておけば、ツーリングに出かける前に「もう少し余裕があるからここも寄ってみよう」「ちょっと時間が掛かりそうだからルートを変更しよう」とか「この辺でお昼どきだから、ランチする場所を探してみよう」と計画を練る事が出来ます。
また実際にツーリングで走っている時でも「行程表」のタイムスケジュールと照らし合わせて、「思ったより早く着いたから見学時間を長くしよう」「遅れているからコース変更」「宿に着くのが遅れそうだからあらかじめ電話をしておこう」などと役立てる事も出来ます。
表形式で、Microsoft Office の Excel(エクセル)を使っています。
この下に、エクセルの「行程表」をアップしています。
対象ファイルをダウンロード、保存して使ってください。
「ツーリング行程表」のエクセルファイルは下の「ダウンロード」をクリックしてください。
使い方については、次の記事を参考にしてください。
「誰でも使えるエクセルのツーリング行程表を公開」はコチラ です。
むずかしい事はやっていないので記入例を見ていただければおわかりいただけると思いますが、一応使い方を書いておきます。
・「タイトル」「日程」は適当に入力します。
・あらかじめ自分の走行ペースを設定しておきます。
表の中のピンク色のセルを入力します。
「一般道の平均時速(例:30km/h)」と「高速道路の平均時速(例:90km/h)」の数字部分だけを入力します。
※数字だけ入力すれば「km/h」などは自動で追加されて表示します。
市街地を含むのか、郊外メインか、北海道のようなところかなどによって設定します。
・ガソリン代を試算するために自分のバイクの「平均燃費:20km/L」とガソリン単価の目安「ハイオク:155円/L」の数字を入力します。
あとは、表の中のアイボリー色のセルを入力していきます。
・最初に「出発時刻」を入力します。
・ネットのルート検索サイトなどで走行するルートの「ポイント間の距離(km)」を調べて入力していきます。
・停まるポイントでのおおよその「見学・休憩時間」を「0:20(←20分の意味、1:30なら1時間半)」を入力します。
・有料道路を利用する場合は「通行料」、「昼食や喫茶代」それに「宿泊費」などを入力します。
ポイント数が多くて行が足らない場合は行挿入で追加します。 この時は計算式がずれないように複写します。
ここまで入力すれば、あとは色の塗っていない部分を自動的に計算されて埋めて「行程表」が作られます。
各ポイントの「到着・出発時刻」と全行程の「走行時間」「見学・休憩時間」それに「ガソリン代」やツーリング全体の「総費用」が計算されます。
ツーリングに出かける際にはこれを印刷して持って行きます。
最初に書いたようにこれはあくまで「一つの目安」です。
時間配分をあらかじめ考えておいて、走っている最中に間に合うかどうかわからず、あせって無理な走行をしないようにするためのものと割り切っています。
これに縛られてしまってはツーリングが楽しめません。
私も行程表で作ったとおりに走る事はほとんどなく、いつも景色や天候状況などで自由気ままに変えています。
だから計画としての「行程表」とは別に、帰って来てから実際に走った「実績表」を作ってみるとコースもポイントも平均時速もさまざまです。
参考にしながら臨機応変にアレンジしながらルートを考えていくのが楽しんですよね。
コメント
ツーリングに行く回数が増えて、
日帰りでもかなり遠くに行くことや
泊まりのツーリングもあるのでこんな表を作ってみました。
手書きするより計算の手間が省けて便利ですよ。
入力画面と行程表を分けて出来るように
少しだけバージョンアップ版を考えています。
すごいですね!
我が家は毎回手書き!
アナログでした。
是非ダウンロードさせていただきます!