この土日ずっと大掃除で疲れました。
普段出来ない(やらない?)所までとことん綺麗にしたつもりでしたが家全体から見るとたいして変わっていないような。
まあ半分自己満足のような年中行事ですかね。
結局、週末はハーレーにも乗れず、今年のラストランは12月30日か31日になりそうです。
昔みたいに、初日の出を見に、大晦日の夜に千葉の犬吠埼まで走る元気は無いですね。
ところで以前というより大昔(6年前)に書いた記事のスカイセンサーICF-5800についていくつか質問をいただきましたのでちょっとだけ補足して書いてみます。
まずは、本体横のジャック関連です。
ここには5つのジャックが並んでいます。
一番上は「DCアダプタ」の入力ジャックです。
この機種は単二電池4本かDCアダプタで作動します。
付属していたアダプタをここにつなぎます。
次は「MPX OUT」です。
マルチプレックスの出力用で専用のオプションをつなぐとICF-5800のスピーカーとオプションのスピーカーの二つでステレオ再生が出来ます。
当時はソニーからいくつかオプション販売されていましたが、今はどうなんでしょうか。 もう販売していないかもしれませんね。
その下は「AUX IN」です。
補助入力ジャックで、外部機器をつなぐとICF-5800のスピーカーから音声が出力されます。
今だったらi-pod等をブルートゥースでつなぐとイヤフォンでなくスピーカーから音楽が聞けますね。
でもステレオじゃなくてモノラルになってしまうので迫力が無さそうです。
四番目のジャックのマークは今ではほとんど見かけなくなったカセットテープの絵です。
ここは、そのものずばり「外部のカセットテープに録音する時」にコードを接続するジャックです。
イヤフォンジャックと違い、ICF-5800のボリュームに関係なく、一定の音量で音声出力される端子ですね。
一番下のジャックは「イヤフォン」用のものです。
モノラルでの出力になりますが昔、短波放送を聞いていた頃どうしても深夜の方が電波の受信がよかったので家族が寝静まった頃このイヤフォンから聞こえるいろんな国の言葉や音楽を楽しんだものです。
ところで、このスカイセンサーで放送を受信する場合AMやFMは内蔵のフェライトバーアンテナや本体に格納されているポップアップ式のロッドアンテナでも十分実用になりましたが短波放送はそれだけでは十分ではありませんでした。
日本短波放送で、気象情報や競馬放送(競馬は一度もやった事がないですが)を聞いたり中国放送くらいでしたらコンデションがよければなんとか聞くことが出来ましたが当時流行っていたBCLでラジオオーストラリアのワライカワセミやBBC放送のビッグベンを聞くには(くぅー、懐かしいフレーズです!!)どうしても外部アンテナが必要でした。
このICF-5800に接続出来る外部アンテナは、本体裏にある二つの端子で右がANT、左がGND(アース)です。
本当ならここに短波受信用のアンテナとしてダイポールアンテナをつなげばいいのでしょうけど短波帯の波長だと2分の1λだとしても10mを超えるものになってしまいよほど敷地の広い豪邸か地方の一軒屋でもなければ無理でしょう。
マンションの上層階に住んでいれば十メートル以上の長さのただのビニール線をアンテナ側につなげばなんとか受信出来ました。
今なら無線ショップに行けば短波帯の受信専用アンテナも割と簡単に手に入れる事が出来るでしょうしネットでの通販も可能でしょう。
私はアマチュア無線で430、144のほかに短波帯でも運用していましたのでそのアンテナをつないで聞いていました。
昔マンションに住んでいた時にはその屋上の手すりにポールを使い、ここに2本のアンテナを立てていました。
写真左側のアンテナが430/144用で右側が短波用です。
短波用はこんな2mにも満たない小さなアンテナでしたがこれでもアメリカ、ヨーロッパだけでなく「南極の昭和基地」とも10Wの電話級の電波で交信でき、ちゃんとQSLカードもいただきましたよ。
まあ、私のアマチュア無線で唯一自慢出来るのがこの8J1RL(南極、昭和基地のコールサインです)のカードを持っている事でしょうか。
アマチュア無線のように送信するのならアンテナを調整するためにSWRメーター(下の写真の赤丸の機器)が必要でしょうけど受信だけならそこまでは必要ないでしょうね。
それと質問をいただいた「BFO」スイッチと「AFC」スイッチについてです。
まず「BFO」スイッチですがこれは主な使い方としてはアマチュア無線の短波帯での交信で使われているSSBを受信するためのものです。
短波帯交信では、単側波という電波形式が用いられていて普通の短波受信機で聞くと「モゴモゴ」という感じにしか聞こえず会話の中身がわかりません。
そんな時にこのBFO(Beat Frequency Oscillatorうなり発振器) のスイッチをオンにすると搬送波に相当する電気信号を作り出すことによってモゴモゴではない会話の内容を聞くことが出来るようにしたものです。
でも実際にはアマチュア無線機の受信機のようにはっきりした会話には復調されず簡易的に「なんとか会話の内容がわかる」というレベルのものでした。
そして、「AFC/AM SENSE」スイッチのON DX/OFF切り替えですがこれは強電界の電波を受けた時と弱い電波の時の切り替えスイッチです。
以前は単なるアッテナーターではないかと思っていたのですが詳しくはわかりませんがどうやらDX受信の時には増幅的な作動を行っていたようです。
今は携帯電話が普及して、自動車のモバイル機も外してしまいスキーの時以外あまり活躍する機会の減ってしまった機器達ですがたまにバイクツーリングのアマチュア無線で会話したりするのもいいかもしれませんね。
コメント
ワイバン さんへ、
いえいえ、とんでもない!
ワイバンさんの方こそ、マニアの域を超えてます。
年だけ、ちょっぴり私が「オジサン」なだけです。
応援ポチ、ありがとうございます。
記事が気に入った時にポチしていただければ結構です。
私は夜型なので、毎日1、2時頃までPCに向かっています。
先輩~~~い!! 今後ともどうかよろしくお願い致します。
ブログポチは毎日いたしますのでお楽しみに♪
大体毎朝速く市に来ますので \(^o^)/
ワイバン さん へ、
かなり長きに渡りBCLをされていたんですね。
しかも所有していた機器がみんな、
当時のマニアの憧れの受信機とはすごいです。
私も中三の頃には、深夜に勉強しながら
深夜放送やBCLを聴いていました。
RAEとは南米ですよね。
それは学校で絶対受けますね。
ブログ応援、ありがとうございました。
私の方からもクリックさせていただきました。
私は4つ上の昭和32年生まれになります。
追 伸
本日から毎日ブログ村ポチに伺いますね♪
毎朝早く行いますのでカウントを見ていてください!
本日は6時半頃ポチしました♪♪
そうなんです・・・
小学校6年生で生まれて初めて北京放送を聴いて
中学校一年生でスカイセンサー5800を購入♪
その後5900を購入してSONYスカイセンサークラブへ入会(笑)
ドレーグSS-1と5900で勉強より頑張ってBCLを!!
それから中学三年生の頃 趣味の王様BCLと言われるようになりまして♪♪
クーガ2200を購入♪♪
当時はクイーンのボヘミアンラプソディが流行っておりました♪
最終的にはプロシード2800、FRG-7700、そして
NRDー545へとステップアップしてきましたが・・・
現在あのBCLブームはどこへ行ったのでしょうか・・・
どれも本当に懐かしい思い出です。
RAEの日本語放送を聞いた時には学校で大はしゃぎでした!!
私は 昭和36年 1961年生まれです♪
ワイパンさんへ、
はじめまして、、ではなくて、
今年の3月に一度、お越しいただいていました。
ブログ、拝見させていただきました。
素敵な受信機の数々と、リビングですね。
当時、スカイセンサーとクーガ、いろんな受信機が
マニアの間で流行っていましたね。
今はもう深夜放送や短波放送を聞く機会もなくなりましたが、
こういう受信機や無線機だけは、
いつまでも手元においておきたいものですね。
はじめまして!
私も 5800を所有しております。
ハーレーのブログ村を見ていて 5800が載っていたので
驚きとBCLのい1970年代を思い出しまして感無量でした!!!
かっては日本無線のNRD-545やドレーグSSR-1なども
メイン機で使用し 1000枚を超えるベリカードを所有しておりましたが
今から 5年前に処分してしまいました・・・@
今では 1970年代のラジオだけがBCLの思い出として残っております♪
懐かしい 5800がありましたので思わずコメントしてしまいました!!!
(マイラジオ)
http://blogs.yahoo.co.jp/cb1300japan/24669020.html
(リビング飾ってあるラジオたち)
http://blogs.yahoo.co.jp/cb1300japan/26337723.html