布部駅 北の国から ジオラマ制作日記ep05 ~ジオラマベースをつくる~

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布部駅ジオラマ制作日記、五回目はジオラマの土台となるベースをつくります。
 
 ※ep1~駅舎と列車をつくる~は、こちら です。
 ※ep2~線路とホーム、小物をつくる~は、こちら です。
 ※ep3~松の木をつくる~は、こちら です。
 ※ep4~黒岩一家と草太兄ちゃんをつくるをつくる~は、こちら です。
 
布部駅、北の国からバージョンはほぼ同じモノをふたつ作りました。 違いは二回目のはベースにコルクを使わず3Dプリンターでつくり、松の木の幹も銅線ではなくこれも3Dプリンターでつくりました。
■まずは最初につくったモデルのベースの制作過程を紹介します。
ジオラマのケースはダイソーのコレクションケースを利用します。 かに太郎さんのお店のジオラマを作った時も同じケースを利用しました。

コレクションケースの土台部分は黒いプラスチックなので形を写したコルク板を貼ります。

この布部駅のジオラマは、駅舎と線路、プラットホームを入りしていますがケースの奥行きが最長12.5cmと余裕がなくギリギリなので、ちゃんと収まるようにゲージとしての治具を3Dプリンターでつくりました。

これをコルク板に写し取り駅舎や倉庫を設置する位置を確認します。

ストラクチャーとプラットホームは土台の上に設置しますのでこれも3Dプリンターで制作しました。 線路も置いてみて位置を確認しました。

コルクの上に紙粘土で地面を盛り上げます。
本格的なジオラマを作る時にはトミックスのシーナリープラスターを使いますが、今回のは平面で地面のザラザラ感もそれほど必要ないので紙粘土を使いました。

紙粘土をよくこねてコルクに密着させ濡らした指でならして平らに仕上げます。
紙粘土の地面の上に線路や手前の花壇の周囲の敷石を並べます。

表面にザラザラ感を出すには古歯ブラシで軽くたたいて表現します。

粘土が乾いて固くなったら全体を薄いグレーで花壇を薄い茶色で塗り、駅舎や倉庫、ホームの土台はもう少し濃い目のグレーで塗っておきます。
上にストラクチャーが乗りますので全体をムラ無く塗る必要はなく見える部分の側面だけはしっかり塗装します。

この上に地面となる砂利を撒きます。 使ったのは珪砂です。
木工ボンドを水で薄めたもの(水溶きボンド)を表面に塗りその上から砂を撒いて軽く押さえます。 一度に全体をやらずに部分部分に分けておこないます。
少し経ってから逆さまにして余分な砂利を落とします。 これは再使用します。

砂利が撒けたら次に線路のバラストを撒きます。
ここは枕木部分を裂けてボンドを塗りたいのでもう少し水で薄めてスポイトでレールや枕木にかからないように水溶きボンドを置いていきます。

その上にバラストを撒き指でおさえます。
これもある程度落ち着いたところで逆さまにして余分なバラストを落とします。

駅舎前の松の木のところの花壇に水溶きボンドを塗ってから緑のパウダーを撒きます。

全体の砂利、バラスト、緑パウダーが撒けましたがこのままではあとでポロポロと剥がれてくるので定着させます。
方法は先ほどの水溶きボンドにさらに水を加えよりシャバシャバにして、ここに食器用中性洗剤を2,3滴加えます。 洗剤を入れるのは表面に水溶きボンドを垂らした時に表面張力で水玉になるのを防ぎサラーっと流れてくれるようにするためです。
水溶きボンドに洗剤を入れてかき混ぜる時は静かにやらないと泡立ってしまいますので注意します。
これをスポイトで砂利やバラストの上にそっと垂らしていきます。

このまま全体が乾くまで最低1昼夜待ちます。
写真では花壇に草を生やしていますがそのやり方は後で紹介します。

駅舎や倉庫の周囲や線路に少し雑草を追加します。
リアルに見せるために緑のパウダーではなく極短い緑の繊維を使います。
方法は松の木の制作で紹介した100均の芝マットをカッターでこすって表面の短い芝だけにします。

これを大量にストックしておきます。

木工用ボンドをそのままの濃さで爪楊枝で生やしたい場所に塗って上からこの芝をふりかけ手でおさえます。
写真では建物周囲や線路の中、ホーム脇に生やしています。
ある程度実際の現場より多めにやったほうがジオラマとしては雰囲気がでます。 ドラマを見た限りでは線路やホーム脇には草は生えていなかったようですがすこはイメージで植えました。
これで1作めのジオラマベースが完成しました。

 
■2作目のジオラマベースの紹介です。 一部重複する部分もあります。
1作めはテストを兼ねて作りましたがもう少し効率的、丈夫で改善しながら2作めに取り掛かりました。
まず違うのはベースにコルク板を使わずにコレクションケースの土台を型取りして3Dプリンターで作りました。
ウチにある3Dプリンターの最大印刷サイズが22cmなのでギリギリ収まりました。
周囲の枠だけ試作してみてサイズが合うか確認しています。

茶色のベースの上に駅舎と倉庫(左側の倉庫はドラマ映像を見ると二棟あったようなので増設しました)の土台を銀色で一緒にプリントしています。 これで配置場所がはっきりわかります。

出来上がったベースです。

この上に1作めと同様に水溶きボンドで砂利とバラストを撒きます。

撒く前に土台の下に紙を四つ折りにしたものを2枚用意します。 この上で作業して逆さまにした砂利やバラストを落とし紙を折り曲げて回収します。

水溶きボンドと青いのが食器用中性洗剤です。

ホームは先に土台に接着してあります。
線路に水溶きボンドを塗っていますが、砂利を先に作業した方が境目がしっかりついてよかったです。

バラストを撒いて指でおさえます。

線路のバラスト全体が施工できました。

砂利を撒いています。
線路のバラストとの境目がはっきりしなくなってしまいましたので後で一部を剥がしてやり直しました。
駅舎左前にボンドの下にうっすら青くなっているのはマスキングテープです。 ここに松の木Ver2を設置するのですが幹を針金ではなく3Dプリンターで作りましたのでベースに溶着しやすいようにボンドがかからないようにしています。

砂利とバラストが撒き終わりました。

上からシャバシャバの水溶きボンド+中性洗剤を垂らしています。

このまま一日乾かします。

ジオラマのベース砂利やパウダーを固定するのに、水溶きボンドに中性洗剤をまぜずに先に水に溶いた中性洗剤をスプレーで軽く吹きかけておく方法がありますが、この作品ではホームの駅名標や渡り板の階段にカラープリンターで紙に印刷したものを使っているのでスプレーで濡らしたくなかったのでこの方法は使いませんでした。 まあスプレーで濡れないようにこの部分を紙で覆ってやればいいのですが。
駅名標はドラマに映っていた映像をキャプチャした当時のデザインになっています。

先ほど説明した松の木Ver2です。 針金を使った幹の方がリアルですがカンタンにつくるために3Dプリンターで茶色と緑のフィラメントで作り、枝の部分に芝マットを小さくカットしたものをランダムに貼り付けています。
そしてベースの部分にアクリル接着剤で溶着させてしっかり固定します。

花壇の部分を仕上げます。 緑のパウダーと記念碑枠内や一部茶色のパウダーを撒きます。

立ち上がった草はカトー製のフィールドグラスを使います。
少し束ねて指先で持ち先端をハサミでカット。

これに木工ボンドを着けて少しづつ立てて植えていきます。 土台にボンドを塗ってから作業してもいいです。
あとでピンセットで寝ている部分を立たせ、長すぎるところはよく切れる精密ハサミで長さを揃えずにカットします。

芝マットから削り落とした緑芝です。

木工ボンドで建物周囲や線路に配置しました。 花壇の中にも撒いて雑草にしています。
全体が落ち着くように上からシャバシャバ水溶きボンドを垂らしておきました。

乾燥して出来上がったジオラマベースです。

雑草も緑のパウダーを撒くよりこちらの方が立ち上がって立体的なのでリアルです。


花壇の草はまだ手入れのカットが必要ですね。

 
これでジオラマベースが完成しました。
この上に駅舎などのストラクチャーを配置して列車キハ40をのせていきます。
でもその前にせっかくなので駅舎やキハ40、ホームの電柱にLEDを仕込んで光らせようと思っています。
 
 ※ep1~駅舎と列車をつくる~は、こちら です。
 ※ep2~線路とホーム、小物をつくる~は、こちら です。
 ※ep3~松の木をつくる~は、こちら です。
 ※ep4~黒岩一家と草太兄ちゃんをつくるをつくる~は、こちら です。

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