新潟県に、かつて「新潟ロシア村」というテーマパークがあったことをご存じでしょうか。
ロシアとの文化交流を目的として1993年に開業した施設で、開園当初は多くの人が訪れ、人気を集めていました。
しかし、その後は出資していた銀行の倒産や、全国的なテーマパーク人気の衰退などもあり、2003年に休園。翌2004年には閉園となりました。
営業期間は、わずか11年。
今では、閉園後の施設が「廃墟」となった姿のほうが、インターネットや動画サイトでは有名になっているようです。
でも、私は廃墟になる前のロシア村を残しておきたいと思いました。
そこには、建物も展示物も、そしてステージで働く人たちも、まだ生き生きとしていた頃の姿があります。
今回は、私たちが実際に訪れた営業中の「新潟ロシア村」の写真を紹介します。
廃墟になる前のテーマパークを記録しておきたい
ロシア村に限らず、かつて日本各地には、今では姿を消してしまったテーマパークが数多くありました。
私のサイトでは、そんな施設がまだ営業していた頃の様子も写真や動画で紹介しています。
那須ロイヤルセンター「ファンタラマ」
今はなくなってしまった那須ロイヤルセンターにあった「ファンタラマ」についても紹介しています。
- 那須ロイヤルセンターの「ファンタラマ」って知ってる
- 那須ロイヤルセンターのファンタラマの動画をアップしました
- 今は無き那須ロイヤルホテルにあったファンタラマとグランドレビューの動画を新たに編集し直しました
鬼怒川ウエスタン村
鬼怒川にあった「ウエスタン村」も、営業していた頃の動画を紹介しています。
それでは、ここからは私たちが訪れた営業中の新潟ロシア村をご覧ください。
いよいよロシア村へ
こちらが入口です。

訪れたのは夏。
天気もよく、青空の下で見るロシア村は、現在ネットで見る「廃墟」のイメージとはまったく違ったものでした。

豪華な建物の中へ
建物の中に入ると、そこは外から想像する以上に豪華な雰囲気でした。

天井には美しい壁画も描かれています。

私たちが訪れた日は、残念ながらそれほど多くのお客さんはいませんでした。

それでも、施設の中ではさまざまな展示やイベントが行われていて、テーマパークらしい楽しさがありました。
ロシアを感じる展示がいっぱい
庭にあった男の子の像。
ロシアでは有名な像なのでしょうか。

せっかくなので、私も同じポーズを真似してみました。
こういう記念写真も、今となっては貴重な思い出です。
9288kmを走るシベリア鉄道
ロシア村の展示の中でも、私が興味を持ったのが鉄道の模型です。
9288kmにも及ぶユーラシア大陸を横断する鉄道が模型で再現されていました。

車両の内部も細かく再現されています。


鉄道好きとしては、こういう展示は見ているだけでも楽しくなります。
ロシアの暮らしを再現
こちらは「イズパー」と呼ばれるロシアの民家を再現した丸太小屋です。

日本とはまったく違うロシアの暮らしを、実際の建物や展示を通して見ることができました。
こちらはロシアの民族衣装「サラファン」です。

ステージではロシア民謡と民族舞踊
ロシア村の楽しみは展示だけではありません。
ステージでは、ロシア民謡に合わせた民族舞踊も行われていました。

そして、ステージの出演者がお客さんを誘っています。

子どもたちも一緒になって楽しそうに踊っていました。

今のようにネットで何でも見られる時代ではありませんでしたから、こうした異国の文化を直接体験できる場所は、子どもたちにとっても新鮮だったのではないでしょうか。
大きなジャンボ着ぐるみも登場
ステージには、こんな大きな着ぐるみも登場しました。


ステージが終わった後は、出演者の皆さんが気軽に写真撮影にも応じてくれました。


今振り返ると、こうしてスタッフの皆さんと一緒に撮った写真も、当時の雰囲気を伝える大切な記録になっています。
マンモスとも記念撮影
ロシアで出土したというマンモスの展示もありました。

もちろん、こちらでも記念撮影。
今ではなかなか見ることのできない、懐かしい一枚です。
中庭でもイベントが開催されていました
館内だけでなく、中庭のステージでもさまざまなイベントが行われていました。


こちらもイベント終了後に出演者の方と記念撮影。

あの頃のロシア村を覚えている人へ
現在、インターネットで「新潟ロシア村」と検索すると、閉園後の建物や、長い年月を経て廃墟となった姿を紹介する記事や動画がたくさん出てきます。
もちろん、それもロシア村の歴史の一部です。
でも、かつてはここにも人が集まり、音楽が流れ、ステージでは踊りが行われ、子どもたちの笑顔があったのです。
私たちが訪れた頃のロシア村は、まだテーマパークとして営業していました。
出演者やスタッフの皆さんもとてもフレンドリーで、ステージが終われば一緒に写真を撮ってくれました。
今のロシアをめぐる状況は、当時とは大きく変わっています。
それでも、あの頃ここで働いていたスタッフの皆さんの笑顔や、楽しそうに踊っていた子どもたちの姿は、今でも写真の中に残っています。
廃墟になる前には、確かに「楽しい場所」だった。
今回の写真を見ていただいて、そんな頃の新潟ロシア村を少しでも思い出していただけたら嬉しいです。
そして、もし当時のロシア村を訪れたことがある方がいれば、ぜひあの頃の思い出を思い出してみてください。
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