最近は新しいタブレットASUS MeMO Pad 7 ME572CLのレビューを書いているところですが、まだまだ現役で使っているNexus7(2012)にシステムのアップデートがきました。
スマホなどはメーカーが提供している軽微な修正ソフトくらいで、根幹のOS(Android)のシステムアップデータはほとんどないのですすが、Nexusシリーズは以前の機種であっても最優先的にシステムアップデートがくるのはウレシイですね。
新しモノ好きとしては早速アップデートしてみました。
これを見て、「自分のAndorid端末のスマホやタブレットを5.0にしようかな」と思われた方、ネットでも出ていますがいくつか不具合があるケースもあるようなので十分情報収集してからがいいみたいですよ。
と、書いておきながら実は私がその情報を知ったのは5.0にアップデートした後でした(笑;
とりあえずアップデートしてみて、もしダメでもメイン機は別にある(最近買った方)のであまり気にしていませんでした。
たぶんそのうち修正バージョンも出るだろうな、くらいに思っていました。
バージョンアップ自体は、ファイルのダウンロードに数分掛かったあと、システムの再起動、登録アプリのアップデートなどを行ってぶじに終了しました。
Googleの次期モバイルOS「Android 5.0 Lollipop」はだいぶ大きな変更だったようです。
マルチデバイスを意識した「マテリアルデザイン」と呼ばれるデザインが採用されたり、さまざまなパーツの表示、カメラ機能などが変更になっていました。
起動自体も変更されています。
今まではマグネット付きのケースに入れていたので、フタを開ければそのまま起動していましたが、今回は「状態メッセージ」(「ヘッドアップ通知」と言うそうですが、私のケースではバッテリーの使用状況)が表示されるだけで、ロックを解除して起動するには画面を下から上にスワイプする手間が増えました。
下は「設定」画面ですが、デザインや文字色が変わっていました。
ネットに出ているAndorid5.0にアップデートした場合の不具合としては、「電池持ちが極端に悪くなった」というのがまずあげられます。
私のNexus7ではアップデート後も特に異常な電池の減りはないようです。
ただこれはWiFi接続のNexus7ではあまり報告がないようで、3G/LTE接続のNexus5などで多数発生しているようですがよくわかりません。
不具合の二点目はその「LTE接続が不安定にある」だそうです。
電池の持ちやネット接続については、WiFi環境でも気になるので設定を見直してみました。
「設定」「Wi-Fi」を開いてみると、「スキャンを常に実行する」という項目があるのでこれは「OFF」にします
さらにその下に「スリープ時にWi-Fi接続を維持」というのがありますが、これは余計なお世話です。
右上の三つの点をクリックして「詳細設定」を表示します。
「スリープ時にWi-Fi接続を維持」の「常に使用」の項目を、
「使用しない」あるいは「電源接続時にのみ使用する」にします。
これがどれだけ効果あるかわかりませんがやらないよりはいいでしょう。
Andorid5.0にアップデート後、使えなくなるアプリがないか、気になるところです。
一応、大多数のアプリは問題なく動いているようですが、「Andoridのバージョンアップのお約束?(笑」として、やはり動画系のアプリは動作しません。
まず、動画再生のメインアプリの「MX 動画プレーヤー」はサポートされていないバージョンと出てしまいダメです。
ただ再生する動画がmpeg4系の「mp4」や「m4v」などの拡張士のものなら、「ESファイルエクスプローラ-」などでファイルを指定して、「ESメディアプレーヤー」や「フォト」などのでアプリで再生すれば観ることはできます。
でに「flv」系の動画は再生できません。
また、ブルーレイレコーダーで録画した動画をお出かけ転送して観る「Twonky Beam」も、アプリは起動しますが転送した動画一覧が表示されず、こちらも再生できません。
たぶんこれらももう少しすればそれぞれのアプリの方でAndroid5.0対応バージョンをアップデートしてくるでしょう。
今回はタブレットが複数あるので人柱的に5.0にしてみましたが、ビジネスでAndoroidタブレットを使う方やスマホの方は、もう少し様子を見てからの方がいいかもしれませんね。
【2014/11/24追記】
「MX 動画プレーヤー」については、対応アプリがアップロードされて、Andorid5.0でも視聴できるようになりました。
「Twonky Beam」の方はもう少し掛かりそうですね。
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