ロジクール製マウスの電池交換、二回目

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自宅では複数、というか十数台のパソコンを使っていますが、その内デスクトップ型や自宅サーバ機などメインで使っている四台は、PC切換器でつなげてモニタやマウス、キーボードそしてスピーカーを共有しています。

その一番よく使っているマウスは、マニアの間では「マウスの名器(?)」と言われていたロジクール製の「MX1000 Laser Cordless Mouse(MX-1000)」です。


 

光学式マウスのトラッキング照射光としては世界初となるレーザーを採用したもので発売当初の価格は9,980円でした。

2004年10月の発売ですが私は翌年から使い始めました。

大きな特徴は、マウスのボタンがホイールを含めて8つあり、ホイールは左右にも動くチルト式となっていてアプリケーションを切り替えるアプリスイッチボタンや、ホイールを使ってのズーム機能なども備えていることです。

大きくて重たいマウスですが、ずっと使い続けているとその重さが安定感につながって、最近の軽いマウスではモノ足らなくなっています。

最近のコードレスマウスは、本体には単四電池などを使いPCに接続するのはUSBのごく小さなユニットになっているのが主流です。

対してこのMX1000は本体電池は内蔵のリチウムイオン電池で、パソコン側にはマウスを縦型に収納兼充電するドックが有線でつながりさらに充電用にACアダプターが別の有線でつながっています。

問題なのはこの本体側のリチウムイオン電池で、長年使って充放電をくりかえしていると段々その間隔が短くなってしまい、満充電しても数日も持たなくなってきてしまいます。

すでに一度交換しているのですが、また最近になって充電のサイクルが短くなってきたので再度電池交換することにしました。

前回は2005年の購入から7年目の2012年に交換、今回はそれから3年目ですから前回交換した電池は少しハズレ気味だったのかもしれません。

 

マウスの電池交換ですが、メーカーのロジクールに依頼しても年数が経っているので無理なので自分で交換します。

使われているリチウムイオン電池ですが、実は各社のデジカメで使われているモノと同等品です。


 

ネットで調べてみると各社製の型番では下記のようになっていますが互換性があるようです
 ・フジフィルム : NP-120
 ・ペンタックス : D-LI7
 ・リコー : DB-43
 ・コンタックス : BP-1500S

使用する機器としては、
 「デジタルカメラ」では、
 ・フジフィルム : FinePix M603、F10、F11
 ・ペンタックス : Optio 550、555、750Z、MX4
 ・リコー : Caplio 300G、400Gwide、500SE、G3、G4、G4 wide、GX、GX8、Pro G3、RR30、RX
 ・コンタックス : TVS DIGITAL

 「ビデオカメラ」では、
 ・ヤシカ : ADV-1228HD、ADV-1025HD、ADV-596HD、ADV-598HD、DVC807

などがあるようです。

仕様としては 3.7Vで、1500mAh / 1700mAh / 1900mAh などがあります。

ただしいずれもネット上での情報ですので、ほんとにそのまま使えるのかどうかは各自の自己責任になります。

それぞれメーカーサイトの純正品を購入すると4,000円から5,000円ほどしますが、私は互換品のものをAmazonで購入しましたので送料無料で本体590円のみでした。

ヤマトのメール便でしたので注文してから4日目の朝に届きました。

 

交換方法は一度やっているのでわかっていますが念のため自分のサイトを見ながら分解してって、、、うーんマウスを分解したらパソコン操作出来ないじゃないですか。

そんな時はタブレットで自分のサイトを開いて見ながらやります。

 

1.本体を分解する

マウス本体裏面の電源スイッチをOFFにします。

留めているビスは裏側に四箇所、上の二箇所はそのままへこみの所にあるのですぐわかりますが、下の二箇所はスベリをよくする楕円形のシールの下にあります。

外した後でまた利用しますので、カッターの刃を差し込み丁寧にはがします。


 

ビスはすべて十字ドライバーで外せます。

 

2.ケースを上下に分けてケーブルを外す

ビスが取れればケースは上下に二つに分かれます。

この二つはケーブル二本でつながっています。


 

一つは白いフラットケーブル、もう一つは電源となる充電池から出ている赤黒黄の三本のケーブルです。

フラットケーブルの方は差し込んであるだけなのでまっすぐ注意深く引き抜けば取れます。

斜めにしたり傾けて外そうとすると端子を傷めますので気をつけます。

電池からのケーブルは三極コネクタを外すだけです。

 

3.電池ケースを外す

本体が二つに分かれたら電池ケースを取り出します。

上の所に二箇所、銀色のビスで留まっていますのでこれを外します。


 

ケース自体はただの四角箱ではなく、周囲にビスを留める部分とはまるような突起が出ています。

ちょっと固めにはまっているかもしれませんが、ドライバーを差し込みながらゆっくり注意深く浮かせていって外します。


 

 

最初から着いていたオリジナルの充電池は水色のカバーで覆われていましたが、これは一度交換してあるので黒一色です。

 

4.ケーブルを付け替える

ケースからリチウムイオン電池を取り出します。

ここには三極の端子がありますが、そこに配線が半田づけしてあります。

このケーブルは今着いているモノをいったん外して、購入した新しい電池にもう一度半田付けして使います。


 

リチウムイオン電池の端子への半田付けは、長時間こてを当てて加熱し過ぎると危険ですので、慣れていない方は止めておいた方がいいです。

また半田付けしている際に、こてやケーブルで端子間をショートさせるのも危険ですので、これも注意して行います。

まずは今付いているケーブルを外します。

 配線の「赤」は「+」端子に、「黒」は-「-」端子に、「黄」は「T」と書かれた端子に付いているのを覚えておきます。

新しいリチウムイオン電池にこのケーブルを半田付けするのですが、いきなり配線とハンダを端子に当てても付いていきません。

最初にまず端子側にハンダメッキで盛っておきます。

それもそのままではハンダがのりにくいので、端子をヤスリや紙やすり、金属などでこすって表面にある皮膜をはがしておきます。

フラックスや松ヤニなどを使う方法もありますが、私はマイナスドライバーの先でこすって金属の内部を露出させて作業しました。

薄くハンダが乗ったら、外しておいたケーブルをそれぞれの色と端子記号に合わせてハンダ付けします。


 

終わったら、端子の上ビニールテープで覆ってショートしないように対策しておきます。

 

5.リチウムイオン電池を取り付ける

ケースにケーブルをハンダ付けしたリチウムイオン電池を収めます。

中で動かないように文具用の両面テープで軽く固定しておきます。

電池ケースを元のように本体におさめ、二箇所に銀色のビスで固定します。

外しておいたケーブルをつなぎます。

フラットケーブルは向きに注意してまっすぐ差し込みます。

端子のある先端部分の少し上のところをピンセットでハサミながらまっすぐ押し込みます。

電池のケースのケーブルも向きを確認して差し込みます。

本体の上下を合わせて、ビスで裏側から四箇所固定します。

最後に外しておいた楕円形のスベリパーツをもう一度貼り付けます。

粘着力が弱っているようでしたら両面テープを貼って再固定します。

最後に裏面の電源スイッチを入れ、パソコンを起動した後、ちゃんと動作するか確認します。

 

今回も購入したリチウムイオン電池をつないだだけで電池容量を示すランプはフル状態の三つを示しています。

新しいうちに最低二三回はフルに使い切ってから充電するクセを付けた方がいいのでしばらく様子をみますが、これでまだまだ使い慣れたこのマウスが活躍出来そうで満足です。

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