ジムニーにたった1つのカメラだけで上から見たように映るバーチャルサラウンドビューになるATOTOのバックカメラAC-HD03LRの取付けしてみました。
※動画にもアップしてあります。
先日、ATOTOの10インチディスプレイオーディオを取付けたばかりですが、このメーカーでは専用のバックカメラが用意されています

とりつけたバックカメラはコチラ、ATOTO、AC-HD03LRです

カメラだけの割りにはずいぶん大きな箱ですが中身を見てみましょう
箱の大部分のスペースをとっていた下にあるのは調整するときに使うキャリブレーションシートですね

ユニットは延長ケーブル、カメラユニット、それに取り付け用のネジと両面テープとシンプルですね

早速ジムニーに取付けていきます
バンパーの取りはずし方ですが、10ミリボルトとクリップをはずすだけです
最初に赤丸で囲った4箇所のボルトと、黄いろの2個所のクリップです

次にタイヤハウスから見えるこの左右のボルトをはずします

そして車体の下にもぐってこのボルトも左右ともはずします

はずすボルトとクリップは以上ですが、リアコンビネーションランプユニットのケーブルが繋がっていますので先に裏側のカバーを開けてカプラーをはずします
爪が硬くて外しにくいので、ラジオペンチをつかっています

これで横側から少し浮かせて手前に引けばバンパーをとりはずせます
まだバックカメラの配線がつながっているので、はずしたバンパーを乗せるために床に台を置いてその上に毛布をしいておきます

取付けてあるバックカメラのステーをはずします
カメラが2台あるのでケーブルも2本ついています
もうこのカメラは2台とも使いません

新しいバックカメラの取付け角度を確認して、強力な両面テープでステーに固定します

今までカメラを取付けていたバンパーのあいている穴から差し込みビスで固定します

ケーブルは防水とマフラーの熱から保護するために、コルゲートチューブに入れてテープで巻きます

延長ケーブルのディスプレイオーディオにつなぐ方の先端を、ボディー下のグロメットに穴を開けて引っ張って車内に取り出します

カメラのケーブルに延長コードのプラグをつなぎ、はずれないようにテープを巻きます

この二つのプラグはリアコンビネーションランプのケースユニットのすき間に押し込みます

延長ケーブルのカメラ側には、黒いアース線とピンクのバックランプ用のケーブルがあります
アース線にはクワ型端子を取付け、ボディーのボルトにともじめします
ピンクの線は使いませんので、先端をカバーして束ねておきます

配線は隠して取り回ししたいため、車内の内張りから助手席側サイドシルの下を通してダッシュボード裏からディスプレイオーディオまで引いてきます

ディスプレイオーディオへの配線方法です、最初に配線図で解説します

つなぐケーブルは3本、黄色い端子のビデオプラグはオーディオ本体から出ている「リアカメラ」と書かれたプラグに差し込みます
赤い線は走行中いつでもバックカメラが映るようにするためのもので、ACCアクセサリーケーブルに接続します
ピンクの線はギアをリバースに入れた時に通電する線で、車体から出ている車速センサーやバック電源用のコネクターから線を引いてきてこれと接続します
さらにその線をディスプレイオーディオの「リアカメラ+」と書かれた線につなぎます
実際の映像でご覧ください
プラグをつなぎ、ピンクの線はバック電源線とリアカメラプラスの線とつないで、赤い線はアクセサリー電源を分岐して接続しています

ここまでできたらディスプレイオーディオを仮に戻して動作確認してみます
イグニッションをオン、ギアをリバースにするとバックカメラの映像が映し出されました

取付けたバックカメラ一台でバーチャルサラウンドビューを表示させるには、キャリブレーションという作業が必要となります
カメラから15センチ離れたところにキャリブレーションシートを並行になるように敷きます
15センチというのは、カメラからシート端までではなく黒いマス目のところまでの距離です
かなり大きなシートなので広い場所が必要です
シートはめくれやすいので風のない日の日陰か、あるいは曇の日か屋内がのぞましいです、晴れているとシートが光ってうまく調整できません

カメラをクルマの中心に取付けていますのでシートの中央の模様と合わせます

撮影していませんでしたのでATOTOのサイトから画像をお借りしました
ギアをリバースに入れ、画面の右側を6回、そしてまんなかを1回タッチします
車両サイズをタッチしてクルマの種類、今回はSUVを選び、ジムニーの長さと幅を入力してから保存終了します

キャリブレーションの下にある「較正」というボタンをタッチすると調整を始めます

「キャリブレーション成功」と出たら画面の赤い線がシートの中心と一致していれば「セーブ」をタッチします
中心がズレている場合は、丸い十字キーの左右をタッチして合わせてからセーブします

キャリブレーションに失敗しましたと出た時は、シートの広げた位置や周囲の明るさの違う場所で試してみます

最後に切り抜きをタッチすると、画面に白い枠が表示されますので表示させたいサイズに調整して「セーブ」そして「出口」をタッチして調整は終了です

あまり広範囲に設定するとかなり魚眼映像になるのでそこそこの領域で切り取った方が見やすかったです
取付けと調整が終わった実際の画像をご覧ください
左側にバーチャルサラウンドビューが、右側には通常のバック画面が表示されます
ギアを入れた直後は、サラウンドビューの上半分はまっくらになっています
バックしていくとだんだんと映像が繋がっていきます
ある程度進むと完全に上から見た映像になります

ただクルマの横や前の方の映像はその瞬間ではなく少し前のものですから、あとから人や障害物が入ってきても表示されませんので注意が必要です
別の場面です

右側の通常後方画面のガイドラインは、バックカメラ映像を表示した状態で画面のどこかをタッチすると調整モードに入り、ガイドラインの色や明るさ、コントラストを調整できます
さらに右下の「ライン設定」をタッチするとガイドラインの幅、カメラの高さ、アングル、視野角、水平オフセット、カメラからの距離を調整できます
以前取付けていた別のサラウンドビューカメラ、データシステムのSKY812の映像と比較してみます

こちらのカメラでもほぼ同じように表示できていました
左右に注意書きが表示されています
画面の解像度は今回のカメラの方がかなりキレイです

両者の一番の違いは、SKY812の方はバックしたあと、前進に切り替えても5秒か10秒間だけそのバック映像を保持してくれています
でも今回のアトトのバックカメラの方は、前進に切替えた瞬間にそれまでのバーチャルサラウンドの上空から見た映像はリセットされてしまいます
この点についてはSKYY812の方が便利でした
それでも一台のバックカメラだけで、これだけの映像が見られるのは驚きですし、とても気に入りました

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