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※ 今回を含め、今まで参加したランウェイウォークの記事は、 コチラ です。
今日は、普段歩く事の出来ない航空自衛隊入間基地の滑走路をウォーキング出来る「入間基地 Runwaywalk(ランウェイウォーク)」の日です。
この日のため3月のうちに参加希望の往復ハガキを出していたのですが、めでたく抽選に当たり行ける事になりました。
今回の応募ハガキは796通、応募人数は2138人ということでしたのでほぼ二倍の確率でした。
※ ↓ 駐車場からバスで滑走路まで移動と自分たちの足で歩いた滑走路のGPSロガーの軌跡です。
クリックで拡大します。
天候は雨ではないものの、肌寒い週末ということでかなり厚着して出かけました。
入間基地の開門は、9時から10時半ということなので9時半頃に到着しました。
入り口のゲートを入ってすぐの場所に一旦クルマを停めます。
ここで私だけ降りて最初の受付に並びます。
当選ハガキを見せ、台帳の名前、人数をチェックして駐車券をもらいクルマに戻ります。
クルマを隣の広い土の駐車場に移動して停めます。
バイクで来ている人もいるようです。
ここから会場である滑走路までは、左奥に見える大きな観光バスに乗って移動します。
車内では、自衛官の方による簡単な注意事項の説明があります。
これもノリのいい方とマジメな方がいてそれだけでだいぶ車内の雰囲気が違いますね。
ほんの数分で滑走路近くまで移動します。
本来は、ここで二度目の受付をするのですが、バスを降りたすぐ横でちょうど歩哨犬の訓練展示が始まるところなのでこちらを先に見学します。
大きなシェパード(?)が号令に従ってきびきびと動いています。。。。
あれれ、左奥で女性隊員の方がトイレットペーパーを手に何をやっているかというと。。。
一頭の歩哨犬が、かなり盛大に「そそう」をしてしまったのでその後始末をしているところです(食事中の方、失礼しました(笑;
訓練は、においを付けたガーゼを、いくつかの中から探し出すものや、障害物を乗り越えて走り、囲いの中にいる人間をにおいだけで捜し出すもの、
そして一番の見せ場は、不審者役の自衛官に自らの判断で襲撃するところです。
腕をくわえられたまま犬を振り回しても決して離しませんでした。
これ、腕にプロテクターを付けているとはいえかなり痛そうでした。
一通り見終わって、受付に向かいます。
横では炊事車とテントで昼食のカレーの用意をしていました。
さすが千数百人前、ドラム缶で火をおこし大鍋にスコップでカレーをかき混ぜます。
受付で番号札(後で抽選の対象になります)と四色ボールペンをもらい首から下げます。
ここでイヤリング等、滑走路に落としそうなものは体から外してバック等にしまうように指示されます。
ほんの小さな異物でも、滑走路に落ちているとエンジンが吸い込んでしまい思わぬ事故になりかねないからです。
滑走路を歩く前に、こちらのトイレを利用します。
売店をのぞいてみました。
今日は寒いのでホカロンなんかも売れているようです。
コロッケやフライドチキンも食欲をそそります。
展示車両は例年と同じ入間基地に配備されているものです。
この散水車は、あとでランウェイウォークの時に、滑走路脇で高々と水を噴き上げます。
航空祭だと飛行展示、いわゆる「飛んでいる」機体もあるのですが、ランウェイウォークの時は飛行は無しで機体も地上展示だけです。
それでも中に入って、コックピットを見る事が出来ます。
これだけいっぱいのメーター類は、けっこうメカ好きとしてはそそられますね。
大型主力輸送機、チャーリーワン(C-1)です。
滑走路の方でエンジン音がしたので見てみると、ブルーインパルスと同じT-4が動いていました。
飛び立つのかと思ったら、滑走路を端から端まで走行しただけで戻ってきました。
この機体は整備をした後で、横にタラップがついて上からのぞけるように展示されました。
LSとかかれた発射機です。
(PAC-2)(PAC-3)の文字が見えます。
今、世界情勢が大変不安定になっていますが、こんな重機は使わずに済むことを願うだけです。
さきほどのT-4の整備を見学しています。
なんとなく周りのみんなが並んで見学の順番待ちの列が出来ました。
そんな中、10時50分先ほどの散水車の放水が始まりました。
私たちのいる場所からだいぶ離れた滑走路入り口では、開会式のセレモニーが始まり、11時いよいよランウェイウォークがスタートしたようです。
私と妻は、T-4の見学をして空いてきた他の車両を見ながらようやく滑走路入り口に入りました。
滑走路に入るのは11時20分までとアナウンスされていました。
音楽隊の演奏が続いています。
かなり後方になってしまいましたが、いよいよ私たちも滑走路を歩きます。
といっても他の方達も、のんびり写真を撮ったり、中には滑走路に寝ころぶ人もいて、みんな思い思いのペースで楽しんでします。
ただ先頭集団の人達だけがせっせと歩いていきます。
昨年参加した際は、スタッフの方が横一列にテープをもったその後ろの先頭集団に入ったのですが、ただ早く歩くだけだと写真も撮れず面白くなかったので、今年はのんびり行くことにしました。
滑走路の横には先ほどの展示機体も見えています。
散水車が放水した場所は、滑走路が濡れています。
自衛隊所属ロンドン五輪ボクシング銅メダリストの清水聡選手が大勢の方に囲まれていました。
銅メダルを無くされた方として有名ですね(失礼しました!)
そういえば、スタートの時に、「滑走路にモノを落とさないように注意してください。 ボクのメダルが落ちているかもしれませんから;」と挨拶をされて笑いを取っていました。
私もしっかりサインなんか、もらっちゃいました。
滑走路横には、距離を示す数字のマーカーでしょうか、点滅していました。
これは滑走路端にある誘導灯です。
こんな小さなものでもかなり明るく見えるのでしょうね。
滑走路は長さが約2キロ幅45mあり、これをほぼ往復するので4キロ1時間掛かりますが、すべて歩くのが大変な人用に、途中で何カ所かショートカット出来る場所が設けられています。
今まで参加した時は、毎回フルコース歩いていましたが、今回はショートカットする事にしました。
それでもすぐ後方に、フルコース歩いた先頭集団が迫ってきていました。
大きな機体は間近で見ると迫力ありますね。
滑走路は水はけをよくする為に傾きが付けられていますが、さらに滑走路脇にはこんな溝も設けられています。
さきほど見学していたT-4の後ろ姿です。
ほとんどの人が滑走路を歩いているのでかえってこの時間帯の方が見学するには空いていますね。
ようやくゴールが見えてきました。
そこには、先ほどから準備していた自衛隊カレーの昼食が待っています。
このイーグルカレーが楽しみでがんばって歩いてきました(笑;
何年か前、ランウェイウォークが雨だった時は、屋外でなく体育館でいただきましたが、その時は参加者が少なかったのかおかわり自由でしたが、その後は「数に限りがありますのでお一人様一杯でお願いします」とアナウンスされていました。
テーブル席も限られているので、食事が済んだらあとの方のために席を立ちます。
抽選の当選番号の書いてあるボードをチェックします。
残念!、今年もまた当たりませんでした。
昨年までは、特賞の番号に17や35と言った滑走路番号の賞がありましたが、今年はそれが無くなって代わりに前後賞というのが設けられたようです。
額に入った航空機の写真や袋のおみやげなどがあるようでした。
最後にアンケートを書いて、航空機のクリアフォルダーをもらいます。
そして再び大型バスで西武池袋線の稲荷山公園駅口経由で駐車場まで送ってもらいます。
天気は最後までどんよりしたままでしたが、かえって暑い陽射しがないので歩いていても苦にならずにすみました。
3時くらいからは雨が降り出したのでよかったですね。
プログラムや展示機体、車両は毎年同じなのですが、それでも普段歩けないような広々としたところを歩けるのは気持ちがいいもんですね。
コメント
コメント、ありがとうございます。
出張中だったため、返信が遅くなりました。
あの輸送ヘリで私たちの前後で内部見学されていらっしゃた方でしょうか。
ほかの方の記事に、自分が写っているのを見つけるのって
ちょっとうれしいかなと思います。
当日は少し寒かったですが、それでも楽しまれたようでよかったですね。
散水車の次の輸送機の写真の右下に、私が後姿で写っているのを、一緒に行った友人が見つけてくれて、なんだかうれしかったのでコメントしました!とても寒い日でしたが、滑走路に寝転がったりして、存分に楽しんだ一日でした。
なるほど、そうなんですか。
私も以前は航空機に興味はなかったのですが、
埼玉に越してきてから関心が沸きました。
TV「空飛ぶ広報室」も知りませんでしたが、
送迎バスの中や掲示でいろいろと宣伝されていたので
昨日の第二話から見ました。
登場人物の台詞まわしや行動が、
いかにも原作者の有川浩さん的だなと思いました。
第一話もネットから見ています。
って言っても、公務員ではないですよ。
防衛省に納品しています。
CHヘリやらYS-11、PAC3とか、と~っても気になります。
先週から始まったドラマ「空飛ぶ広報室」も興味深く見ています。
そちらの業界の方なんですか。
航空ショー、特に入間基地のは関東で一番近いので
毎回20万人超えと異常な混雑になります。
ランウェイウォークはその1/200の参加人数なので
規模は小さいですが展示や売店もゆっくり見られていいです。
7月に行われる夏の納涼祭りは一度だけ行った事があります。
こんにちは。
仕事柄、自衛隊関連って気になります。
自衛隊の催し物は大人気ですよね。
航空ショーとはまた違った楽しみがありそうですね。
体験搭乗とか何度か申し込んだことありますが、当たらず...。