今年最後のほったらかし温泉ツーリング

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「寒くなって路面凍結する前に、もう一度ほったらかし温泉に行きたいね」、ある日のウチの奥さんとの会話です。
10月のはじめに行ったばかりですがまた行きたくなりました。
それだけあの温泉が気に入っているのです。
ハーレーに乗り始めた9年前には12、1、2月といった冬の季節でも、路面に雪がない限りはタンデムツーリングで日帰り温泉に行っていましたが、さすがにだんだん遠のいてきました。
今日は天気もいいし気温もまだお風呂に入って帰ってきてもそれほど湯冷めしないでしょうから絶好の日和です。
朝、7時前に起きた時は窓の外には雲が広がっていましたが、ベッドの中でタブレットで天気予報やライブカメラをチェックしてみたら、この後は天気は回復しそうです。
それじゃあ出発しましょう!
バイクの温度計で外気温は12度、ウェアはインナー付きの冬用ジャケット、下はヒートテックに先日買った革パンツです。
でも電熱ウェアはまだ出番ではなさそうです。
多少雲はあるもののとっても気持ちのいい青空、バイクで走るライダーもちらほら見かけました。

高地の紅葉もだいぶ低いところまで降りてきているようです。

いつも立ち寄るあしがくぼ、今日はスルーしちゃいます。
そうそう、寺坂棚田へ向かう道は工事中のため通行止めになっていましたね。
棚田に行かれる場合は少し先から回ってきた方がいいでしょう。

最初の休憩は道の駅あらかわです。
トイレ休憩して水分補給していると、鈴加園のスタッフさんが犬の散歩中? いえ、犬ではなくうり坊です。

うり坊もだいぶ大きくなって、背中の模様も薄くなってきて、もううり坊ではなくイノシシになります。

奥秩父をさらに西へ進みます。

秩父で猿を見かけるのはそう珍しくないですが、住宅地のすぐそばまでやってくるんですね。


大血川の紅葉スポットも有名ですが、走りながらでも周囲の山がキレイなのが観てとれます。


先週は三峯神社に紅葉を観に行きましたが、今回は交差点を右に曲がりこのループ橋を渡ります。


そういえばいつの間にか空に浮かんでいた雲も低い場所だけになってきていました。
秩父の湖の色もこうして見ると結構神秘的な色をしていますね。

赤い橋を渡り、

黄色い橋に差し掛かると山梨、甲府へ抜ける雁坂トンネルに入ります。
設置されている温度計では路面は5度、外気温は9度と一桁台です。

トンネルを抜けた先の道の駅みとみで二回目の休憩です。

この手前の西沢渓谷の紅葉もきっとキレイなことでしょう。

笛吹市に入ってからフルーツ公園を目指します。
ぶどうの収穫時期は終わりましたが、次のフルーツのために小さな紙袋を被せている木々は、まるで白い花が咲いているようでした。

フルーツ公園の中を抜け、「ホントにこんな道であってるの?」と毎回思わせるようなクネクネ道を上っていった先に、ほったらかし温泉のバイク駐輪場入り口が見えてきます。

ちゃんと舗装されている駐車場にハーレーを停めます。
バイクでの先客は千葉から来ているお二人でした。

仕事が平日休みのメリットは、混雑を避けてこういう場所に来られることですね。

ほったらかし温泉の「あっちの湯」と「こっちの湯」、どちらに入るか迷うところですが今日は雲が低いところにあって富士山が見え隠れしているので、正面から富士山を眺める事が出来る「こっちの湯」のメリットが活かしきれません。
それに「あっちの湯」の方が湯船が広々としているのでのんびり入っている事ができるので、やはり今回も「あっち」です。


こちらの階段を降りていきます。
入浴料800円のチケットを買って入ります。

この建物の左側が男湯、右側が女湯になります。
目の前には甲府盆地が広がり右手の山の向こうに富士山が見えます。

浴場内は撮影禁止なので、ネットにある写真を拝借して掲載します。

上の段のお風呂は熱めの湯、下段の二つの湯はぬるめの湯で、特に左側の方は浅いので寝転んで入るにはちょうどいいんです。
ここで空を見上げながら入る露天風呂は最高です。
他にも広々としている露天風呂は数多くありますが、どうしても視界の中に目隠しの垣根などが目に入ってしまいますがここは何もなく青空一面を見上げている事ができるので、気に入っている魅力の一つです。
1時間20分ほど、のんびり入ってから奥さんと待ち合わせて出てきます。
気温も寒くなく心地よい風が吹いています。

お昼ごはんもここで食べると決めていました。
奥さんはざるそばと「温玉あげ」、

私は前回同様、たまご巾着うどんと「温玉あげ」です。

「温玉あげ」は初めて食べてみましたが、半熟のゆで卵を揚げてあって、塩加減がほどよく効いていてとっても美味でした。
人気があるのもうなずけますね。

富士山はこんな感じで雲が流れてくるのに従って見えたり隠れたりしていました。


冬の陽は落ちるのが早いのでそろそろ家路に向かいます。
車の駐車場はかなりの台数が停まっていましたが、バイクPにはウチのハーレーだけになっていました。

以前は未舗装で砂利だったバイク駐輪場も、舗装されてからは大型バイクの入浴客も増えていることでしょう。

さすが「ほったらかし温泉」、バイク駐輪場の水たまりでは野鳥も水浴びしていました。

山道を降りていく途中のススキの景色が、夕べが近いのを表しています。

カートのサーキットでは貸し切りで楽しんでいる方々。

フルーツ公園を抜けていきます。

帰りは勝沼ICから中央道を使います。

中央道も休日は混雑しますが平日なら車は多いものの順調に流れています。

5時前に帰りましたがすでに暗くなっていました。
夏ならまだまだ明るいのにね。
ほったらかし温泉、何度いっても気持ちのいい温泉ですね。
ちょっと遠いのが難点ですが、それだけの価値はあると思いますよ。
今回のルートです。

ほったらかし温泉近くの立体図

コメント

  1. ziromei さんへ、
    ブログ、拝見してましたよ。
    タンデムで走りを楽しんでましたね。

    私の、というかウチのツーリングの楽しみ方は、
    タンデムの場合は余計に、食べ物やお風呂などのイベントを
    取り入れるようにしています。

    寒くなるとバイクにはつらい季節ですが、
    それでも雪の多い地方の方よりは走れるだけいいですね。

  2. どもです。
    オイラ達も先日、秩父へ行ってまいりましたが、メカ好きさんと逆ルート走りでした。

    ほったらかし温泉、の~んびりと浸かってホカホカですね。
    我が家では、なかなか途中入浴はしないので、景色を堪能しながらイソイソ走ってしまいます。

    タンデムでの~んびりと、景色を堪能しながら、マッタリと過ごす時間って、最高の贅沢でよね

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