私のハーレーはソフテイルのFLSTCなのでリアの両サイドには初めから革製の大きなバッグが付いていてかなりの荷物を運ぶ事が出来ます。
さらにカスタムしてリアキャリアを付けてその上にウルトラモデルで使っているキングツアーパックいわゆる「リアボックス」も搭載しています。
このボックスにはヘルメットが二つはいってもまだ余裕があるので、1泊で奥さんとタンデムツーリングに出かける時もこれだけで収まってしまいます。
でもタンデムでの北海道ツーリングとなれば1週間分で二人分の荷物を積む必要があるのでそれだけでは不足で、キングツアーパックの上のキャリアにさらにツーリングバッグを載せて行きます。
それに使っているバッグはハーレーを買ってまもなくの14年前に購入したものです。
一見小さそうに見えるバッグですがどうしてどうして中々な積載量を確保出来ます。
このバッグのメリットはいくつかありますが、まずは使わない時は小さく折り畳めることにあります。
わがやの場合、ツーリングバッグが必要な時は限られるので普段は仕舞っていますのでこれは重要です。
このバッグのたたみ方を紹介します。
フラップ部分を大きく開けて後ろ側のファスナーを一番下まで下げます。
さらに前側のファスナーも全開すると左右と共にフラットになります。
そしてそれらを内側に折りたたんでいきます。
そうするとこのサイズに畳むことが出来ます。
これだけフラットになると場所を取らずに収納出来ます。
もう一つこのツーリングバッグの利点は上部が全面的にオープンになるので荷物を探しやすく取り出しやすいのです。
また本体と左右のサイドバッグとは分離していますのでそこには私と奥さんがツーリング途中ですぐに出し入れしやすいものを、本体とまぎらわずに入れておく事ができます。
そして付属の大小の小分けバッグを使えば着替えや小物を整理しやすくなります。
この小分けバッグをいれてもまだ少し余裕があります。
これだけ多くのものを収納するとさすがにパンパンに膨れます。
それでも付属の雨除けカバーを使えば中身が濡れることはありませんでした。
これだけ便利な機能と積載力のあるバッグですが、さすがに長く使ってきて傷みもあるので新しいバッグを探してバイクショップを何軒も回ったのですが気に入ったモノがみつかりませんでした。
最近のツーリングバッグもかなり機能的になって便利そうなのですが、なんと言っても上部が大きく開口するものがなくフラップを被せるような形になっていました。 たぶん防水の意味もあるのでしょうか。
それに左右のサイドバッグ部が本体と中で繋がっていて個別に仕分けして保管する事が出来なかったり、ドリンクホルダー的な要素を取り入れて収納力が低下しているものが多かったようです。
左右が連結しているのは長尺のキャンプ用品などを収納するのには便利なのかもしれませんが私の目的にはそぐわないですね。
結局今まで使っているツーリングバッグをまだ使い続けるしかなさそうです。
いっその事、レザークラフトで作るかあるいは厚手の防水生地で作ろうかと本気で思っています。
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