2008年3月に納車になった私のハーレーですが今までのバッテリー交換の経緯です。
1回目 2011年7月 納車から 3年4ヶ月
2回目 2014年11月 前回交換から 3年4ヶ月
3回目 2017年12月 前回交換から 3年1ヶ月
そして今回の4回目ですが、
2021年5月 前回交換から 3年6ヶ月
今まで毎回ほぼ3年数ヶ月で交換しています。
交換するバッテリーに何を選ぶか、ずいぶん検討しました。
選択肢としては「ハーレー純正品」「ディーラーでも推奨しているリチウムイオンバッテリー」「互換バッテリー」
最近の傾向としては小型軽量で価格的にもこなれてきたリチウムバッテリーや、互換品ながらAGM対応になっているものを使うオーナーも増えているようです。
AGMとは「Absorbed Glass Mat」の略でグラスマットにバッテリー液を吸収されたものが筐体内部に入っていて、液漏れが起きにくくなり振動にも強く、自然放電率が低く抑えられた結果、高性能で長寿命で寒い時期でも始動性が向上しています。
でもいろいろ入ってくる情報ではそれらは当たり外れもあり、3年以上使えるのは少ないようです。
考え方として安い価格なら寿命が短くても交換頻度をあげれば純正と価格差が無いとも言えます。
結局、今回も安定性とロングライフの観点からハーレーの純正バッテリーを使うことにしました。
今までの純正バッテリーをディーラーで購入した時の価格ですが、
1回目 2011年は 定価2万円でしたがディーラーで消耗品が30%オフセールで14,000円で購入
2回目 2014年は 22,900円
3回目 2017年は 23,900円
今回調べたところ、ディーラーでの価格は 29,960円でした。
ネットの価格もにりんかん等でもほぼ同じ価格でしたので、廃バッテリーの引き取りも楽なのでディーラーで購入することにしました。
下の写真は納車直後のバッテリー回りの様子です。
こちらは最近の配線の様子で、かなり配線が増えています。
トリクル充電器用、ヤッコカウルへのACC電源の供給でバイク用ナビやオーディオ・スピードメーター・電圧計、冬場に使う電熱ウェア用、それに前面に取り付けたカメラなど、さらにリアのキングツアーパックへ給電してUSB電源など。
配線の数が増えただけでなくバッテリーの負荷も増えています。
作業手順として、タンデムシートを外した後、タンデムシートとベルトを固定している大きなボルトを手でゆるめてからライダーシートを外すとバッテリーが顔を出します。
ターミナルは「必ずマイナス側を先」に外します。
その後でプラス側のターミナルを外します。
アメリカ製バイクで使っているボルトがインチサイズのハーレーですが、バッテリーのターミナルボルトだけは10mmのミリボルトを使っています。
一応感電防止のために手袋をして作業しています。
7kgほどの重さのあるバッテリーを取り出しました。
内部はけっこう汚れていました。
外したバッテリー(左)と交換する新品のバッテリー(右)です。
バッテリーの型番ですが、今までは「65989-97*」でしたが新しい型番は「66000207」に変更されていました。
バッテリーに貼られているラベルを見ればいつ製造されたものかわかります。
「B21」が製造年月で「21」が2021年で「B」はアルファベットの2番目なので2月製造のものですね。
取り付ける時は、先にプラス側の端子を締めてから、マイナス側を取り付けます。
バッテリーを交換するとエンジンの始動が力強くなりました。
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