もうすっかり秋、関東近郊の紅葉まではもうまもなくですがその前に楽しめるのがコスモス。
関東屈指のコスモスと言えば鴻巣や吉見が有名ですが整備された広い敷地の公園で見られる昭和記念公園も捨てがたいです。
今回はそんな昭和記念公園にハーレーに妻とタンデムで行って来ました。
わがやの場合、走るだけがツーリングではありません。
2015年の昭和記念公園のコスモスまつりは9月12日(土)から11月3日(祝)まで開催されています。
広い園内の三カ所に分かれて咲く時期や品種、花の色を分けて長く楽しめるようになっています。
「原っぱ東花畑」ではピンクのグラデーションのコスモス70万本が9月中旬から10月中旬まで咲いていたようですが今回はすでに終わっていました。
かわって10月上旬から下旬にかけては400万本ものコスモスがゆるやかな「花の丘」一面に咲き誇っていました。
そしてもう一カ所「原っぱ西花畑」では寒さによって白から黄色に色がかわるイエローコスモスが80万本咲いています。
こんなコスモスを楽しんできました。
昭和記念公園では10月25日が開園記念日とあって入園料(410円)が無料になるというのできっと混雑すると思い24日の土曜日に行って来ました。
ここには三カ所の駐車場がありますがいつも利用するのは北の端の砂川口です。
開園は9時半ですが以前春に行った時は10時50分ですでに自動車用の駐車場は満車に近い状態だったので今回は少し早めの10時頃に到着しました。
でも拍子抜けするほど空いていてまだかなりガラガラの状態でした。
写真の中央奥が道路からの入口ですが混雑するときは入園待ちのクルマが列をなしているのですが、今日はまったくいませんでした。
駐車場代(バイク260円、普通車820円)を払って停めます。
自動二輪車専用のスペース(砂川口では18台分)が入園口近くにあるのでゆったり停められるのがうれしいです。
入口でパンフレットをもらって早速一番いっぱい咲いている花の丘に直行です。
砂川口から近いので便利です。
すぐに目の前の丘一面のピンクの花畑が見えてきました。
ゆるやかな傾斜を利用した丘がきれいに広がっています。
濃いピンク、薄いピンクのコスモス
青空によく映えますね。
思わず浮かれて踊り出すオジサン!
よく見るとドワーフセンセーションという品種でも微妙に違いがあるようです。
先日放送された「あの花。。。実写版」のオープニングでも一面のこすもす畑が登場しましたが、ここも負けていませんね。
今年は花畑の通路に立って下から撮影しても小さなお子さんでも写るように背の低い品種を植えたそうです。
まだ朝早いのでそれほど多くの人出ではないですがそれでもカメラを抱えたおじさん達が熱心にシャッターを切っていました。
(あっ、そうか! 私もそのオジサンの一人ですね)
ちなみに今回撮影した写真はデジ一と妻のコンデジで600枚を超えていました。
園内では一周310円で乗れるこんなトレインも走っていました。
丘一面のコスモスにひとまず満足した後は隣にある日本の昔の風景のある「こもれびの里」に移動しました。
ここでは、昭和30年代のこの武蔵野の原風景やそこでの暮らしを再現した水田や畑、農家などを見ることが出来ます。
この高さ12mの大きなのぼり「大幟(おおのぼり)」はここ砂川地区で収穫の際にお祝に掲げられていたものだそうです。
奥にはりっぱな茅葺き屋根の家が見えます。
まずはその手前のところにある民具を仕舞ってあるところから見学しました。
これは祭礼幟(さいれいのぼり)を支える挟み木と言われるもので木の飾り彫刻が取り付けられていたそうです。
写真ではわかりにくいですが、左の方の彫刻の間に挟まっている白く見えるのは蛇が脱皮した時に残った抜け殻です。
昔の武蔵野の生活を描いたこんなひょうたんの飾りや、
これは最近になって再現した「蛍籠」です。
麦わらで編んで作るのですが地域の年配の方に作り方を教わってようやく出来るようになったそうです。
下の部分が空いていてそこから蛍を入れて観賞したようです。
立派な民家の左側の茅葺き屋根は下の方まで伸びていました。
民家の中にはスタッフの方がいて、部屋の作りや自在鉤などを説明してくれました。
この中で作っていたお餅をお供えした十三夜飾りです。
さっき、こもれびの里の畑で柿の実を取っていましたがこの家の裏手でそれの皮を剥いてここに吊していました。
もう一度外の田畑の方に戻ってくると稲揉みをしていました。
機械式の横で、昔ながらの手動の方式でもやっていました。
こもれびの里から原っぱを抜けて黄色いコスモスを見に行きます。
落ちているどんぐりの実はよく見かけますが木になっているのはあまり見た事ないかも。
原っぱの南端に黄色いじゅうたんが広がって人がいっぱいです。
ここが「原っぱ西花畑」のイエローコスモスです。
ここのところの冷え込みでだいぶ黄色く変わってきていました。
逆光で撮ってみました。
妻のお目当てはここの近くの原っぱ南売店、季節とココ限定のコスモスソフトクリームです。
ほのかにコスモスの味がしました(ってどんな味?)
さらに南に歩いて行きます。
池にはスイレンの花やトンボが。
亀が甲羅干ししていますがみんなミドリガメですね、かなり繁殖しているようです。
原産地のパンパス平原から名付けられたパンパスグラス。
お化けススキとも言われていますが葉っぱは柔らかそうに見えて実は端がノコギリ状のギザギザで結構イタイです。
子ども広場にくるとこんな霧発生の池がありました。
展望台にも登ってみましたがそれほど景色は見えませんでしたね。
日本庭園に入ってみます。
こういう渓流も紅葉するとキレイでしょうね。
一部の木では紅葉が始まっていました。
盆栽苑では木樹よりコケに目が行っちゃいます。
鮮やかな色ですね。
これだけ見れば今年のモミジ狩りはもう十分。。。かな?
鹿威しに紅葉の葉。
再び「花の丘」に戻ってきました。
朝よりかなり人が増えています。
2時過ぎ、周辺の道路が少し早めに帰り道につきます。
駐車場も増えてきていましたが満車にはなっていませんね。
この日歩いたのは12,800歩、9kmでした。
昨日歩いたルートです。
※ 走行ルートを記録するなら「GPSロガー」がお勧めです。
コメント
熊 さんへ、
一週間前にあそこに行かれたんですね。
10月18日も無料開放だったようですから
入場者も多く混んでいたんじゃないでしょうか。
写真を撮ってもらうのも好きなんですが、
いつもどんなポーズ取っていいか悩んでます。
とりあえず「ヒコーキのポーズ!」(笑;
オノジ さんへ
天気も良くて走るのも気持ちよかったですが、
都内は信号も車も多くて、やはり郊外ツーリングの方がいいですね。
タンデムの場合はただ走るだけでは
妻も楽しくないのでイベントが必須です。
でもソロで走っている時でも、
気になる景色があるとどうしても立ち寄ってみたくなります。
昔から「走りだけ」「攻める走り」は苦手なようです。
メカ好きさん こんにちは
ツーリングと見ごたえのある観光で
一石二鳥を楽しみましたね
どうも自分は
バイクのツーリングと観光との両立が苦手で
観光は車になってしまいます
私も先週昭和記念公園近くに有るIKEAに行きながらコスモス祭り行こうと思ったのですが駐車場が混んでて今回は断念しました。。でもあのコスモスの数は圧巻ですよね。浮かれて踊り出す気持ちが分かります(笑)
SevenFifty さんへ、
マフラーと落ち葉の位置ですか、
気にしたことなかったですね。
エキパイが高温になるのでアブナイのでしょうか。
私がいつも紅葉に見に行くスポットは、
三峯神社、中津峡渓谷、西沢渓谷、鎌北湖あたりです。
このブログのタイトル写真にもしています。
まだもう少し先になりそうですね。
こんばんは。
SevenFiftyです。
>駐車場も増えてきていましたが、満車にはなっていませんね
マフラーと落ち葉の位置が気になりました。
紅葉も後半戦になって落ち葉が目立つようになったら写真を撮るつもりでいます。
仙人 さんへ、
下から見上げると青空をバックにして、
また上から見下ろすと大きなパノラマになって
どちらからでも楽しめました。
ここは人の手で植えられたものですが、
仙人さんがいかれたとこのように
畑の中にあるコスモスも自然でいいですね。
ヒトミン さんへ、
コメント書き込み、ありがとうございます。
東京都内の秋の景色だと、
イチョウ並木の黄色がイメージされますが、
公園の中ではこんな場所もまだまだありますね。
カメラはいつものコンデジと、
前から使っているCanonの初級者向けモデルEOS kiss x7で
変わっていないですよ。
苔の写真は全くの無加工ですが、
あのビロード感は私も大好きです。
秋から冬を見つけにまだまだ走りましょう!
わー都内でこんなに紅葉が楽しめるなんて!
しかも、なんか、今回の写真はなにか変りました?
すごくシャープでクリアです!
苔の緑、鹿威しの紅。
気づいたらもうすぐそこまできてるんですね~。
素敵な写真、ありがとうございます。
コスモスが咲いているところが斜面だと下からほとんどの花が見えて綺麗ですねぇ~
5万本ですか。すごいですねぇ~
近々3万本というコスモス祭り見に行きますが、田んぼ跡なのでどうかな~