3Dプリンターでつくる懐かしの駒込駅、都電電車々庫ジオラマの進捗報告

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40年ほど前まで住んでいた都内豊島区の駒込。
駅の近くには都電の停留所と営業所の奥には電車の車庫があり都電の電車がいっぱい停まっていました。
そんな駒込都電電車々庫も1971年に廃止になってしまいました。
当時、そんな場所を写真に撮って残しておくという考えもなかったので心の奥の記憶にだけ留まっていました。
それから何年も経ち、「懐かしの都電」という本に駒込車庫の写真を見つけました。 さらにネットが普及した現在、何人かの方が写真を公開してくれています。
記憶だけがたよりだったその場所が写真として蘇ってきました。

そんな場所を自分でジオラマにして再現してみたいと思い、この制作を始めました。
といっても大きな作品にすると飾る場所も問題ですので今回もまたダイソーのコンパクトショーケースを利用することにしました。
22センチかける13センチほどの狭いスペースにいかに収めるか思案のしどころです。
都電の線路と営業所、奥の待機所はそれほど大きなスペースは取れません。

車両はBトレの物を使うか、あるいはミニチュアのモノ、いずれにしろ市販のNゲージのものでは長すぎてこのケースに収まらないので却下です。

待機所にも何両か置きたいのでBトレを3Dスキャナーでスキャンデータにします。
こういう細かいものをスキャンする時には、RevopointのMINI2が繊細にスキャンできるので便利です。

このデータを元に自分で3Dソフトでモデリングしていきます。

実際と同じ複線にすると奥行きがまったく足りません。

実際にはありえませんが単線にして奥の待機所には倉庫を二棟、四両の都電を配置するようにしました。

都電の車体もモデリングしていきます。
フロント部分のカーブの再現と下部の干渉版スカートとボディとの局面の接続に苦労しました。

なんとか形になってきました。

そうそう私の都電のイメージは3000系や7000系ではなくだんぜん6000系です。 待機車両もすべて6000系で統一しました。

運転席や窓枠、ドアもつけて赤いラインを入れたら一気に都電らしくなりました。

ワイヤリングデータを見てみるとかなり込み入っています。

うんうん都電が四両並んでいると他の車両よりかわいいです。

営業所の建物と倉庫のモデリングもできました。

このあたりの3Dモデリングは最近いろいろな建物のモデルをつくってきたのでだいぶ慣れました。

ところで路面電車は他の鉄道ジオラマと大きく違うのは線路が道路に埋まっているところですね。
それをベースにどう再現するかをずいぶん悩みました。
普通に路面電車のジオラマを作るときには市販のシティトラムの線路を使うのでしょうけど、これだけコンパクトに収まるものはありません。
まあ元々車両を走らせるつもるはないディスプレイモデルですから車両も線路も3Dプリンターでつくるつもりでした。

断面を作図してベースに直接レールと隙間を空けていきます。

直線部分はカンタンにできましたがカーブと支線への誘導路の曲線とつながりの作図には苦労しました。

全体の3Dモデリングの基本データができました。
昭和30、40年代ですからダイハツミゼットの3輪トラックを走らせることにしました。

もう少しモデリングにはぜひとも付け加えたいところがあります。
それは架線です。 都電といえば架線は必須ですよね。
さてあの複雑な架線はどうやってつくりましょうか。
 
ここまで3DCGでモデリングしてきてだいぶ懐かしさが蘇ってきました。
自分で描いた情景を眺めているだけでも満足で「無理に実際のジオラマにしないでもいいかな」と思えることもありました。
でもせっかくデータができたので3Dプリンターで印刷して作成してみることにしました。
基本パーツができて並べたところがこちらです。

イメージ画どおりのものができましたが、まだこのままのプラスチックの色のままだとまるでプラレールのようですね。

このあとシールを一部自作しながら貼って、タミヤのウエザリングマスターで古さと汚れを演出します。
私がつくる3Dプリンタージオラマでは塗装はあまりせずにフィラメントの色にウエザリングを施して表現していきます。

さてさらに小物を追加して架線もつけていきたいですね。
その工程は出来上がり次第公開します。

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