ツーリングのたびにルートを記録して、私にとってはもはや必須アイテムとなったGPSロガー。
日帰りツーリング(1日、10時間程度)なら3秒ごとのデータ取得でも問題なく稼働してくれますが、泊まりを伴う使用となるといろいろと問題が出てきます。
まずは電池の稼働時間。
データ取得間隔が1秒から6秒おきなら連続稼働時間は10時間、7秒から10秒おきなら20時間となっています。
でも実際のところはどうなのか?
今回、満充電にしたところで、データ取得秒数を変えて、稼働出来なくなるまでの時間を計測してみました。
といっても毎回ツーリングに出るわけにもいかないので、自宅等の電波の入りやすい窓際に置いておいていたり通勤の電車の中だったりと、データ取得的にはかなり厳しい条件の中で、ログデータがどこまであるかチェックする方法を取りました。
1回目 5秒間隔 実稼働時間:11時間05分 (自動車移動/自宅)
2回目 7秒間隔 実稼働時間:15時間21分 (ツーリング/自宅)
3回目 7秒間隔 実稼働時間:15時間48分 (プチツー/自宅)
4回目* 7秒間隔 実稼働時間: 8時間09分 (ツーリング)※充電時間半分(1時間)
5回目 8秒間隔 実稼働時間:16時間06分 (通勤/自宅)
6回目 10秒間隔 実稼働時間:16時間28分 (車移動/自宅)
7回目 10秒間隔 実稼働時間:15時間38分 (通勤/自宅)
8回目 15秒間隔 実稼働時間:16時間53分 (通勤/自宅)
以上のようになりました。
カタログデータでは、1回目の6秒間隔では10時間のところ、+1時間5分
2回目から7回目の7秒から10秒の範囲では20時間の筈が、15時間から16時間と20時間には届きませんでした。
さらに8回目の15秒では30時間の筈が、こちらも16時間53分と、半分強の稼働時間となってしまいました。
内蔵充電池の個体の問題という事もあるのでしょうけど、7秒間隔以上で20時間超えの稼働が出来ない等、カタログ値とはかなりの差が出てしまいました。
でも一日の稼働時間が15時間程度で収まれば、毎日充電すれば長期使用も可能という結果になりました。
実際のGPSデータの取得結果ですが、今までのツーリングで例えば3秒おきに取得という設定にした場合は、わりとそれに近い結果が得られていました。
今回取得間隔を長くした事で、データの取得に影響が出るのではと危惧していました。
電波の受信状態が良好な場所に安定的に置いておければまだしも、7秒とか10秒に一度の取得タイミングでたまたま山陰とかビルの谷間とかだと測位出来ない事がかなりありました。
実データでは、7秒間隔としていても実際には14秒とか21秒に一度の取得という事がほとんどでした。
長時間稼働の場合にはこの点にも考慮する必要がありそうです。
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