ハーレーダビッドソンに乗るにあたり一番怖いことは?
「事故?」、もちろん怖いです。車にぶつかれば大ケガだし、自損も痛いし、人様をケガさせるわけにはいかない。
でも一番怖くて心配なのは「盗難」
昔はバイクの盗難と言えば暴走族の少年達が自分達が乗るためにキーを差したままのバイクやハンドルロックをしていないバイクを乗り回すというのが相場だった。
だから、ちゃんとハンドルロックをしてキーを抜き、人目のあるところに保管しておけば安全だった。
でも16年ぶりに戻ってきた世の中はそんなに平和(?)ではなかった。
外国人を筆頭に多数の専門的な「窃盗団」が「専用工具を駆使して」あらゆるセキュリティーを解除して、自分で乗るのではなく「車種の注文に応じて」、バイク一式だけでなく「パーツ毎に売りさばく」のが主流との事。
その対応策も、ただチェーンロックをすればいいのではなく、彼らが使用する「油圧カッター」に耐えうる頑丈な鍵が必要とのこと。一般にホームセンター等で売られているものや、バイクショップでも安価な数千円程度のものでは簡単に切られてしまうらしい。
だから鍵もそれに耐えうる半端でなく頑丈なモノが求められる。
重さも値段も超ヘビー級になる訳だ。
さらにそれを「地球ロック」と言われる、地面にある建造物に固定するのが望ましい。
自宅だけでなく、ツーリング先でも安心できない。
特に東京や大阪等の大都市では、「ほんの5分程度の駐車」や「人目や交通整理員のいる駐車場」でも盗難にあうことがあるらしい。そういえば都内でハーレーが走っていたり、とめてあるのをあまり見かけないのはそんな理由で皆、都内を走ることを避けているためとか。
いままで乗っていたドラッグスターではそこまでの防犯対策をせずに少し太めのチェーンロック2本だけで対応していたが、今度のハーレーは盗難されたら被害額と精神的打撃は想像したくない。
そんな中で選んだのは、ハーレー乗りの間では有名(なのかな?)なキタコの「セキュリティロック」。
油圧カッターの耐性もかなり高いと評判のもの。
ただし値段も重量も半端ではなく、一番安いものでも4万円、高いものでは10万円以上!
いくら自宅で高い防犯対応をしても、出先で対策を講じる事が出来なければ意味がないので携行可能なものの中から選んでみた。
さすがに購入したものは大きくて重かった。
収容力の乏しいバイクでは携行することができない。シーシーバーに引っ掛けられるレベルではなく、ツーリングバッグか大型キャリアがなければ難しいだろう。
この手の防犯対策はあまり詳細にこういったブログに書かないのが一般的だとか。
窃盗犯もこの手のブログやホームページから車種や地域を検索しているらしいから。
すべてに「これで完璧!」なんていう対策はないだろうが、一通りの対策をしてツーリングを楽しみたい。
バイクの盗難が心配で、出先の駐車場から離れられないなんて言ったら旅の楽しさが半減してしまうからね。
コメント