那須塩原はまだまだ紅葉でした(前編)

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11日12日の水曜、木曜で那須塩原に行ってきました。

もともと一緒に行く予定の人がいたのですが直前になって都合が悪くなり妻と二人で行くことになりました。

ハーレーでタンデムツーリングで行く事も考えたのですが、前の記事にも書いたように寒さが厳しくなってきているようでしたので今回はクルマでの旅行となりました。

事前の情報収集ではあのあたりの紅葉はもう見頃を過ぎているとのことであまり期待せずに行ったのですが、いい意味で裏切られました。

たしかに山の上の方では紅葉も終わり落葉が目立っていましたが、温泉街のあるあたりでは紅葉真っ盛りというかまだまだこれからという感じでした。

これからツーリングに行かれる方、ドライブで行かれる方にも参考になればとレポートを書いています。

 

前の日までは雨が降っていましたが、今回出かける妻と私にかかれば雨なんか止んで晴れ間も出てきます!

自宅から那須塩原には、関越道から圏央道、東北道と乗り継いで向かいます。

10月末に圏央道が伸長して関越道から東北道までずっと高速に乗っていけるようになったのでずいぶんと楽になりました。

圏央道と東北道が交差する久喜白岡ジャンクションの手前に、新しく出来た菖蒲(しょうぶ)パーキングエリアに入ります。


 

ここは最近多い、一箇所の売店やトイレの施設を上下線のどちらからでも利用出来るようになっているところです。

この方が二箇所施設を建設するより効率的だと思いますね。

出来てまだ半月ということでとってもキレイでした。

高速道路の以前からあるサービスエリアやパーキングでエリアで売られているものは基本的にどこでも同じようなものばかりですが、最近のお店はぞれぞれ特色のある商材を品揃えしていて見るだけでも楽しめます。

トイレに入ってみると個室の「空き/使用」表示など工夫されています。


 

反対車線の駐車スペースにはマスツーリングのバイクが停まっていました。


 

こういうのを見せられるとやはりうらやましくなりますね。

 

東北道に入るとクルマの数が増えてきました。

平日の午前中ということで仕事のクルマが多いのはわかりますが、ちょっと気になった事がありました。

それは他の高速道路に比べて車間距離があきらかに少ししか空けていないという点です。

100km/hで流れていても車間距離はせいぜい50mから60mしか空けていないクルマが多いと思いました。

中には30mから40mしか取っていないクルマもあります。

100mどころから50mくらい空けただけでどんどん横の車線から進入してきます。

関東地方では関越道や圏央道、中央道、上信越道、東名などをよく利用しますが、それらとは明らかに違うように感じるのは私だけなんでしょうか。

それに気分的なものかもしれませんが関越道と比べると一車線あたりの車線の幅が狭いように感じました。

高速道路の車線の幅は「道路構造令」により定められていて基準は3.5mですが、地形や交通状況によって3.25mから3.75mまで運用に幅を待たせているのでこのように感じるのかもしれません。

東北道も遠くまで来るとクルマの台数も少し減って車間距離も開いてきました。


 

 

東北道を走っていれば食べておかねばならないのが宇都宮餃子です。

上河内サービスエリアに停まって注文します。


 

以前食べた時は宇都宮のいくつかのお店の中から選んで注文できたのですが、今は指定はないようです。


 

 ※↓ これは2008年当時です。


 

一緒に餃子饅頭もいただきました。


 

 

今回の旅行で泊まるホテルは那須エリアですが、最初に塩原温泉郷に立ち寄ります。

西那須野塩原ICで高速を降ります。

今まではここで近くの千本松牧場でジンギスカンやバーベキューを食べて、もみじ谷大吊橋を見学するくらいでそれより奥にある塩原温泉郷に行くのは今回が初めてです。

しばらくは塩原地区を流れる箒川(ほうきがわ)沿いの谷間を横に見ながら「塩原バレーライン」を走ります。


 

このあたりでも結構紅葉している風景が目に飛び込んできます。


 


 

ちらほらお猿さんの姿も見られました。

最初に停まったのは温泉街の中程にある「湯っ歩の里」です。


 

ここは2006年8月にオープンした日本最大級の回廊式足湯がある施設です。


 

広い駐車場から靴を脱いで入り、美しい木組みの建物で下に降りていきます。


 

靴を入れるロッカーの他に足湯に入る前に手荷物や靴下などをいれる無料のロッカーも用意されていますので、足ふきのタオル(とデジカメ)だけ持って足湯に行きます。

足湯は円形に広がった建物の周囲に沿って左右二箇所、それぞれ30mの湾曲した足湯を歩きながら、違う温度で足裏を刺激する底石による効能を楽しむように出来ています。

周遊路は幅1.5mの間に手すりがあり、内側は歩くところ外側は木のベンチがあって座って休めます。


 

入場料は200円ですが、それでこれだけ楽しめれば十分でしょう。

足湯に浸かってのんびりしたところで建物の外に出てみます。


 


 

源泉から直接引湯した温泉を飲める「飲泉堂」もありますが、いかにも温泉っぽい味(どんな味?)がしました。


 


 

 

湯っ歩の里を出てさらにクルマで走ります。

河原に降りられる広い駐車所に入ると「トテ馬車」が停まっていました。


 

観光地によくある乗合馬車の「トテ」は、馭者の方が鳴らすお豆腐屋さんのラッポの音から付けられたと言われています。


 


 

箒川沿いの紅葉もきれいでした。

 

ここいら辺でそろそろ塩原温泉郷の端の方まで来ましたので、塩原バレーラインと平行して走る国道400号線で戻ります。

Uターンしてすぐの塩原八幡宮の駐車場にクルマを停めましたが、この神社の外側にはいかにも「カメラで撮ってください」と言わんばかりの紅葉が目立ってます。


 


 

そしてこの神社の境内には樹齢1500年と言われる二本寄り添っている「逆杉(さかさすぎ)」がどっしり構えています。

長い年月で枝が垂れ下がっているのでこの名前になったそうです。


 

 

塩原温泉郷を左手に見ながら進み、塩原ビジターセンターに入ってみました。


 

 

そろそろお腹が空いてきましたので、あらかじめネットで調べておいたお店に入ります。

それがこのカフェレストラン「ピアノピアーノ」です(木曜定休)。

リゾートマンションのシーアイヴィラ那須塩原Ⅱラムダと同じ敷地内にあるお店で駐車場もあります(ただし少し傾斜しているのでハーレーなどの重量級バイクは要注意です)。


 

お店は箒川沿いに面してガラス窓があり、ゆったりとして店内で席数はそれほど多くないので混雑している時は待つかもしれませんがそれだけゆったりとして雰囲気で食事が出来ます。

注文したのは口コミサイトに載っていた「カットステーキ(1200円)」です。

アメリカ産牛肉170gにライス(パンは100円増し)とサラダ、それにドリンクまで付いています。

さらにウレシイのは大盛りでも同じ値段で、これは普通盛りのご飯二杯分はあるんじゃないでしょうか。

お肉も柔らかくてボリュームあり、大盛りライスでもお肉が少なく感じる事はないでしょう。


 

また栃木牛のステーキも3100円からオーダーすることもできます。

 

その後ホテルのある那須方面に向かいましたが、まだ時間は早いので寄り道します。


 


 

途中にはこんな北海道のような牧草地帯が広がっています。


 


 

ブロ友さんたちがツーリングの時に立ち寄ることでも有名な「ペニーレイン」です。


 

こういう別荘地のような場所は交差点の目印になるような建物も少なく、ナビが無いと道を知っていないと来られないと思いました。

ビートルズファンという以前にかつてフォルクスワーゲン・ビートルに乗っていた私としてはこの看板をずっと見てみたいと思っていました。

お店のいたるところにビートルズフリークの方がよろこびそうなモノがあふれていました。


 

食事は済ませてきましたのでお茶だけしようかと思いましたが今回はパスにして、また来る機会があればここでランチにしてもいいですね。

 

そして今日最後の寄り道場所は那須高原展望台、別名「恋人の聖地」です。

関東地方を一望できる場所で恋人の聖地に100番目に制定された場所です。


 


 

下の写真で右上の部分は2008年にここに来た時の様子です。


 


 

着いた時にはたまたま誰もいませんでしたが、その後一組、二組とカップルが来て、最後には観光バスに停まって「昔恋人どおしだった方の片割れ(のオバチャン)集団」の方々でにぎやかになってしまいました(笑;


 

この展望台に以前来た時との比較です。

一番上が今回のもの、二番目は先ほどと同じ2008年にハーレーでタンデムで来た時、一番下は2003年の時です。

だいぶ様子が変わっているんですね。


 

 

人が増えてきたので展望台を後にして山道を戻っていきます。

途中にあるつつじ吊橋に行ってみました。


 


 

ここからも遠くの街並みを望む事が出来ます。


 

反対側には那須岳と、ロープウェイの山頂駅と山麓駅が見えています。


 

この吊り橋には所々あしもとが見えるので、高いところが苦手な人にはちょっとドキドキさせちゃいますね。


 

ずっと下にあるのは以前使っていた橋でしょうか。


 

 

ここの吊り橋からも歩いて630mほどで殺生石に行けるようですが、無理せずクルマで移動します。


 


 

この日は特に風が強かったですね。

気温も低めでダウンウェアがあってちょうどいいくらいです。


 

殺生石に到着です。


 

そのいわれとして、九尾の狐の由来が書かれています。


 


 


 


 

長くなりましたので今日はここまで。

続きはまた後日。

 

今回紹介した場所は、、、



 

 

 ※ バイクツーリング、ドライブでの走行、山歩きのルート、飛行機での空路記録を記録するなら「GPSロガー」がお勧めです。

 

コメント

  1. ウシ子 さんへ、
    行く前までは見頃を過ぎていると諦めていたので
    思った以上にきれいで感動しました。
    この土日はツーリングには厳しそうですね。
    日曜午後からは多少走れそうでしょうか。

    ペニーレインはウシ子さんのブログでも
    たびたび紹介されていたので参考にさせていただきました。
    でもあのわかりにくい道をよく覚えていますね。
    ピアノは置いてあったと思いますが弾くことはできるのかどうかわかりません。
    PIANO とは「ゆっくり」とか「小さく」「しずかに」という意味のようです。

     

    wakumasa さんへ、
    へぇ、そうなんですか!知りませんでした。
    でもずいぶん車間距離が短くて怖いなとは感じました。
    日本各地をバイクで走りましたが、
    ここの高速が一番車間距離が短いようでした。

    那須塩原のもみじは、まだ同じ枝から
    緑の葉と赤や黄色の葉が混在していましたので
    これから色づいてくるのもあると思います。

    GPSロガーは、バイクやクルマ、ハイキング、列車、飛行機など
    移動したルートを自動的に記録してくれるので
    ツーリングや旅行、出張などには欠かせません。
    移動したコースがわかるのと、デジカメで撮影した写真が
    あとで見て地図のルート上のどこの場所だったか
    すべてわかるのでとても便利です。
    私が使っているのはかなり長期間に渡って記録出来るので気に入ってます。
    参考までに私のブログでも色々紹介していますよ。

    便利なGPSロガーの使い方の記事は、
    「基礎編」
    「設定と表示編」
    「ブログに地図を掲載する」

  2. 栃木県の運転マナーの悪さは国内トップクラスです。
    車間距離はみんな短く取っています。でないと横からどんどん入られてしまいます。
    一般道でも後ろにピタ付けしてくるクルマのドライバーを見ると女性が結構多いです。
    まるで煽られているように思いますが、後ろの女性ドライバーは無意識に車間を詰めているみたいです。
    交差点で譲ってくれないのも多いですね。県民性の問題でしょうか?
    東北道は宇都宮IC以北は2車線になり、緩やかな登りになります。なので車間が詰まるのかな?とも思います。
    紅葉、キレイですね。今日、明日とも雨降りですので見納めになるのも時間の問題でしょうか。
    話変わりますが、「GPSロガー」・・・こんなものがあるんですね!私は宿に着いてから走ったルートを地図に書き込んでいます。とってもメンドクサイです。これ・・・いいですね!

  3. うゎー! 紅葉綺麗ですねー
    まだまだ楽しめそうです。でも残念、今週土日は雨・・。3連休まで少しは楽しめるかな?
    以前に23日の勤労感謝の日頃にもみじラインを走った時、下の方はまだ紅葉がキレイだったのを覚えています
    今回メカ好きさんが行かれた場所、通った道、特にペニーレイン!
    どこもウシ子がよく走る場所なので、「うん、うん」と頷きながら楽しく読ませていただきました
    ピアノピアーノ というレストラン、この前の道は良く通るのですが
    名前が気になってて(ピアノ好きなので)、どんなお店なのかな?って思いつつもいつも寄れませんでした
    お肉が美味しそうですねー。 ピアノも置いてあるんでしょうか?
    後編も楽しみにしてます♪

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