設置場所の違いによるEX5000ツーリング動画テスト

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前回、ハーレーのカウリングに取り付けたGoPro風アクションカメラ「DBPOWER EX5000」の記事と動画を掲載しました。
ただあの取り付け方では画像がかなりブレてしまい観ていて酔ってしまいそうです。
またEX5000に付属していた密閉ケースでは、マイクを完全覆ってしまうので音声も拾えきれず、わずかなエンジン音だけがこもって聞こえるだけでした。

取り付け位置に関しては走行による振動や風によるカウリングのブレもありますので、もっとしっかり固定できるフロントサスの固定バーに取り付け場所を変更しました。
実際の場所はコチラです。


 

10年前にバイクでのツーリング動画を取り始めた頃は動画カメラの取り付け方に関する情報もまだ少なく、当時のネットではダンパーやゴムなどで振動を吸収する方式と、しっかり固定する方式のどちらがいいか意見が別れていました。
その後、自分なりに色んなカメラや固定方法・位置でテストした結果、やはりしっかり固定するほうがキレイな動画が撮れることがわかりました。

取り付けにあたってはステンレス金具を二つ用意しました。


 

場所の状況を見て金具の先端をグラインダーで削り、ボルトに合わせてルーターで穴を広げました。


 


 

ステーのボルトを外し、


 

L字ステーと組み合わせてセット、EX5000の取り付けベースは付属のパーツではなく材質の強固そうなGoProのモノを使いました。


 

ここにEX5000をワンタッチアタッチメントでセットしました。


 

写真ではわかりにくいですがケースの後ろ側に厚めのゴムブロックを挟んでバイクのステーに固定して、ステンレス金具の振動を抑えるようにしています。


 

 


   

前回はEX5000の内蔵バッテリーで駆動していましたが、バイクのバッテリーから給電する事でバッテリー容量を気にすることなく、またドラレコモードにする事で電源のON/OFFで録画の開始と停止を手元で操作出来るようにしました。
そのために外部給電用に穴を開いたケースを購入しましたが、コレには接続用のUSBケーブルが付属していてその穴を塞ぐカバーが付いていました。
でもそのカバーをしなければ、USBコネクタ付近にマイクがあるのでここから音も拾えると考えました。
ただ風切り音対策でプラグの周囲にはスポンジでカバーしておきました。


 

常時給電のスイッチはインパネに取り付けた防水カバー付きのトグルスイッチ(青丸)を左手で操作して行います。
確認用のパイロットランプ(緑丸)も付けてあります。


 

今回はこの場所で撮影した動画と、前回のカウリング上に付けた場合(赤丸)の動画を比較しました。
参考までに今まで使っていたユピテルのクルマ用ドラレコもカウリング上に付けて(黃丸)撮影したものも載せました。


 

それでは実際に撮影、比較した動画をご覧ください。

先にテスト結果を書いておきます
■取り付け場所を振動の少ない位置にしたので画面のブレ揺れはほとんど無くなった
■取り付け位置が路面よりなのは迫力があるが好みがわかれる
■ヘルメットに装着して撮影した方が、バイク前面やメーターなども映り込んで臨場感がある

■音声の収録に関しては完全ではないが密閉タイプの付属ケースよりははるかに撮れている
■スポンジでの風切り音軽減効果は(たぶん)ある(と思う)

■(この動画は色彩をイジっていないが)空の青さの強調さはかなりキツめ
 同じ日にデジカメで撮影した写真と比べてもかなり青い
 (今回は晴れてはいるが黄砂のせいか少し空が霞んでいたが、カウリング上で撮影した日は快晴だった)

■結論的にはまず満足出来たのでこれからのツーリング動画は今年の北海道ツーリングも含めてこれで撮っていくつもりです



 

   

(参考)デジカメで撮った実際に近い空の色

■今回の撮影日

 

■カウリング上で撮影した日

 

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