航空自衛隊、入間基地の2011入間航空祭に行ってきました

今日、11月3日は文化の日ですが、それよりも私にとっては毎年恒例の「航空自衛隊、埼玉・入間基地の航空祭」の日です。

（※　今回の記事はいつもにも増して写真の数が多いです。120枚くらいありますのでご注意を！　笑；）

それほど、飛行機などに興味がある訳ではなく、このイベント以外で航空機を見にいく事はほとんどないのですが、なぜか入間基地の航空祭だけはここ数年、毎年のように出かけています。

2006年だけはツーリングに出かけていて見られませんでした。

昨年は過去最高の28万人の入場者だったとかで、都内から一番近い航空祭として、入間航空祭ではなく「人間航空祭＝人がいっぱいのおまつり」とも言われています（笑；

特に今年は、東日本大震災の影響や小松基地所属のF-15型機の機外燃料タンク落下事故により10月29日に予定されていた小松基地開庁50周年記念行事が中止になるなどの結果、今年開催された航空イベントが少なかったために、余計にこの入間基地に来られた方が多かったようです。

【追記】
航空自衛隊、入間基地のHPによると今回の入場者数は約17万人だったそうです。
去年よりかなり少なかったみたいです。
去年（28万人）の6割ですか、でも去年とそれほどの差があるようには思えなかったですけど。
やはり天気が悪かったのが理由でしょうか。青空だったらきっと。。。

過去の入場者数は、2010年に行った時の記事に詳細に書いてあります。

9時にイベントが始まりますが、去年20分前に着いたにも関わらずかなりの人出だったので、今年も同じくらいの時刻に入間基地に入りました。

去年はお昼用に、会場内でカツサンドを買いましたが、今年はあらかじめ近くのコンビニで昼食用のおにぎり等を用意しておきました。

今日は天気予報どおりの快晴で、気温も高め、風が少し強かったのでブルーインパルスのスモークちゃんと見えるか気になるところです。

まだ8時10分だというのに、滑走路南側の病院前のフェンスにはすでに場所取りの人でいっぱいです。

入間基地正門近くの公園の駐車場もすでの満車状態、もう入る余地はありません。

今年も観光バスツアーの方が大勢来ていました。

去年より来るのが早いようです。

バイクや自転車で来る人も多いですね。

去年はそのまま正門から入れましたが、今年はディズニーランドなどの遊園地のように、蛇行しながらの列を作っての入場となり、正門に辿りつくだけで15分ほどかかりました。

正門では、金属探知器と手荷物のチェックを受けてからの入場です。

入ってすぐの所にある案内所でプログラムとチラシをもらいました。

記事の一番上の写真のものがソレです。

まだ早いせいもあって、それほどの混雑ではないですね。

でも昨年の28万人という入場者を超えるかもしれないので、これからどんどん混んでくるんでしょうね。

基地の中では何カ所か、二カ所の売店がテントを出しています。

ポスターやグッズがよく売れていました。

食べ物系のおみせもあります。

基地名物のカレーやおまんじゅうが人気です。

入間基地の中を西武池袋線が通っています。

そのため、臨時増発便が出ている今日は列車がくるたびに遮断機が降りてなかなか滑走路まで行けません。

こちらはもう一カ所の売店です。

こちらもにぎわっていました。

航空祭というと、一部のマニアの方だけのものと思われがちですが、実際は小さい子供を連れた家族の方や、年配の男性の仲間、そしてこんな風に女性だけのグループで来る方もかなり見かけました。

山ガールならぬ「ヒコガール？、航空ガール？」なんて呼ぶんでしょう。

まだ滑走路にもそれほど人はあふれていません。

だって9時前なんですからね。

開会の式典と、ミス航空祭発表会をやっていました。

皆さん正面の式典やブルーインパルスでなく右側の方を見ていたり、カメラの望遠レンズも右よりです。　なぜかって、それは。。。。

そうです、右の方にはミス航空祭のお嬢さん方がいらっしゃるんです。

そうなれば目線やカメラはそっちを向いちゃいますよね。

私はというと、式典よりどうしても、展示しているブルーインパルスとかに目がいってしまいます。

ここからは地上・飛行展示されている飛行機やヘリコプターの写真です。

1番機から6番機、そして番号無しまで勢揃いです。

さらにその手前にはF-2がいます。

今回の目玉展示、F-2です。

AH-1S、通称コブラと言われている本格的な攻撃ヘリコプターです。

最初の飛行展示はYS-11FCとU-125です。

空には一面の雲です。

はっきりしない空の色です。

やっぱり青空をバックに、飛んでいる飛行機を見たかったです。

それから今日の気温の事なんですが、数日前の天気予報では25度の予想、今朝の予報でも23度と言っていましたが、写真に写っているみなさんの服装を見てわかるように、みんなそれなりに着こんでいます。

23度なんて全然なくて少し寒いくらいです。

中にはダウンの人もいました（ちょっとオーバーでしょうけど）

天気予報を信じて半袖やTシャツで来たら最悪でしたね。

次は、ブルーインパルスと同型のT-4です。

滑走路ではなく、見学場所の中にも展示されていました。

RF-4E偵察機です。

これはさきほどと同じT-4です。

こちらの写真は飛行していた滑走路の機体です。

滑走路奥には、巨大な輸送機、C-1です。

航空機だけでなく、車両展示もありました。

「がんばろう日本！」

災害派遣時の食事を作成する車両の見学です。

原子力災害派遣の記録です。　たいへんお疲れ様でした。

来賓者の方は、ゆったり座って見られていいですね。

二カ所の倉庫では、コックピット展示と装備品の展示をやっています。

毎年同じ内容なのでサラっとパスしちゃいました。

2009年に行った時の記事に、T-4の方向舵や車輪の出し入れの動画を掲載していますので興味のある方はどうぞ。

航空機移動用の車両ですが、前から見るとボンネットが低くてかわいいですね。

F-2が離陸準備を始めました。

C-1が飛び立ちます。

人気のプログラムの一つ、陸自の空挺降下です。

C-1は、あんな重そうなまるでサンダーバード2号のような機体ですが、かなりのアクロバット飛行も出来ます。

着陸してきました。

最後に着陸したC-1は、滑走路のわずかな部分だけで着陸・停止してました。　すごいです！

いよいよ今回の目玉飛行、いつもはここ入間基地では飛ばないF-2の飛行展示です。

騒音は半端じゃないです。

それに早さも、小回り（？）も他の機体とは圧倒的に違います。

午前の部最後は、CH-4JとU-125A、UH-60Jによる救難活動、物資輸送のデモです。

吊り下げられたコンテナには「絆 2011」と「STAND UP, JAPAN」と書かれていました。

と、ここで昼休みなのでみんな一斉に売店とトイレに向かいます。

これが私のお昼ご飯です。

午後1時15分、いよいよブルーインパルスです。

まずは隊員の紹介のあと乗り込みます。

あとは写真と動画でご覧ください。

 

 

 

 

最後のほうになって、やっと一部に青い空が見えてきました。

プレスの方の専用場所はうらやましいです。

ブルーインパルスの演技が終わると、みんな一斉に帰り方向に向かいます。

私は、ブルーインパルスの演目の最後の方には、エプロン後方に移動していましたので、正門まで20分掛からずにたどり着けましたが、すこし時間が遅くなってしかも前の方いると、1時間以上かかる事もあるようです。

電車もまだそれほど混んでいませんが、これからが大変でしょう。

正門に向かって歩いていくと、反対方向から滑走路に来る方が大勢いました。

この時間に来られたのでしょうか。

もう展示飛行はないのですが。。。。あっ、そうでした！

各地の飛行場から来ていた航空機がそれぞれ帰るために飛んでいくところが見られますね。

帰りに特殊車両を撮ってみました。

あるバスツアーの添乗員の方が「帰りの集合は4時です。　帰りは混雑が予想されますので、最初の休憩所まで2時間以上掛かるかもしれません」と言っていました。

ブルーインパルスの演目は2時半には終わりますので、その後に展示を見たり売店で買い物も出来そうですが、トイレの混雑と集合場所にたどり着くまでの時間を考えると微妙ですね。

去年は、集合時間がもっと早くて、ブルーインパルスの演技を最後まで見られなかったとこぼしていたツアー客の方が大勢いたようです。

バイク、自転車置き場もいっぱいになっていました。

近くの公園の中にもバイクがあふれていました。

こうして、今年の入間基地、航空祭も無事に終わりました。

今年は天気が曇りで、せっかくの飛行機が暗くて、かすんでしまったり、ブルーインパルスのスモークがはっきり見られなかったのがちょっぴり残念でした。

今回、歩いた基地の中のルートです。

 

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