めっきり寒くなってきましたね。
夏が長かったように思えたので余計に秋が短くてもう冬になってしまったようです。
でもこれだけ天気が良ければ、妻をタンデムに誘ってツーリングです。
この時期は紅葉ツーリングやドライブ、旅行が人気で、北関東から降りてきた紅葉前線が身近な山々にまで来たので、それほど遠出をしなくても赤や黄色に染まった景色を楽しめます。
我が家でも例年ですと奥秩父の中津峡や三峯神社の紅葉を愛でに出かけるところですが、先月行った山梨、西沢渓谷の紅葉の印象が強く残っていたので、今年はもういいかなという感じです。
今回は、先日秩父に行った際に食べられなかったメニューにリベンジのツーリングが目的です。
秩父ツーリングでお昼を食べるとなると、皆さんが行かれるのは「小鹿野のわらじカツ丼」「のさかの味噌豚丼」あるいは流行の「ライダー弁当」や通なら「珍達そば」またこの時期だと新そばも出ているので「秩父そば」といったところでしょうか。
でも私たちが今回行くのはツーリングライダーの方はあまり来ない、ツーレポでも見た事のないメニューです。
それは後ほど紹介します。
今日は紅葉を見るでもなし、日帰り温泉に入るでもないのでかなりのんびりの出発になりました。
そのせいか国道299号線も混んでいます。
やはり紅葉に観に行く方が多いのでしょうか。
道の駅あしがくぼに着いたのは11時ころになっていました。
バイクもクルマもいっぱいです。
停める場所も困るくらいです。
売店の店先に漬け物用の白菜や大根が並んでくると「ああ、冬がもうじきだな」としみじみ思います。
道の駅を出てから秩父の市街に向かいましたが、時間が遅いのと紅葉渋滞で道路が混んでいます。
飯能方面から秩父に向かう道は片側一車線のこの道しかないのですが、羊山公園の芝桜の時期なども渋滞がひどいですが、私はいつも早朝に通り抜けてしまって渋滞に遭わないのですが、今回は完全にはまってしまいました。
いつもなら順調に流れている道が今日は40分以上余計に掛かってしまいました。
武甲山の手間に黄色いイチョウの木がキレイです。
通りに面したわらじカツ丼の安田屋も、私がいつも行くのは小鹿野の店ですが、こちらの秩父店も行列でした。
浦山ダムのあたりも紅葉しています。
この後は道の駅あらかわに寄って、野菜を物色。
欲しかった栗の渋皮煮は、もう終わってしまって無くなっていました。
来年まで待ちましょうか。
お店のおばちゃんに顔を覚えられていて「いつスミマセンネ」と挨拶されてしまいました。
ハーレーのところに戻ると、おじさん・おばさん達に囲まれています。
いつもの「ナンシーさんといくらちゃん」です。
中にはお一人くらい、「このバイクはね、はーれーと言ってナナハンより大きくて1200ccもあるんだよ」と解説してくださっている方がいるのもいつものお約束です。
今回は「曙が乗っていたバイクとどっちが大きいの?」という初めての質問も受けました。
ここからミューズパークに抜けて行きます。
朝出てきた時は16度くらいだった気温も19度くらいまで上がってきて寒くはなくていい感じです。
ミューズパークのイチョウ並木は黄色に染まったトンネルが有名で、まだ残っていたらバイクを停めて散策するつもりでしたが、すでに葉っぱは落ちていました。
秩父の駅に近づいてきました。
さて今日の目的、お昼をいただくのは秩父駅のすぐ横、「秩父じばさんセンター」二階にある「茶房レストラン春夏秋冬」です。
えっ、地方路線の駅ビルの食堂?と思われるかもしれませんが、どうしてどうしてここの味はあなどれませんよ。
地産地消にこだわって、生産者の方と直接契約しているしっかりした食材を使ったメニューは、どれもみなおいしいんです。
特に私たちがお気に入りなのは「二段せいろ蒸し膳~秩父豚~」です。
少し前にここに食べに来た時は、団体客の貸し切りで食べる事が出来なかったので今回はそのリベンジです。
1時頃にお店に入りましたがすでに席は半分以上埋まっていて、その後も続々お客さんが来ています。
このお店でツーリングライダーを見かけた事は記憶にないですね。
それほど待たずに料理が運ばれてきました。
セットのせいろご飯は、三種類の中から選べるので、私は「葉唐辛子と明太子マヨネーズせいろ蒸しご飯」、妻は「二十穀米のせいろ蒸しご飯」です。
一緒に出てくる焼いた野菜もウマウマ。
満足!満足!
お腹がいっぱいになったところで下の売店でお菓子のお買い物です。
ついでにお店のすぐ外にある秩父駅の改札と観光案内所をのぞいてきました。
駅の窓口にはSLの記念入場券が170円で売られていました。
蒸気機関車パレオエキスプレスの停車駅毎に汽車の絵柄が違うようで楽しいですね。
思わず買ってしまいました。
お店に戻って出口のところには、アニメ「あの花…」の聖地巡礼をした人のメッセージボードがありました。
さて目的は達成したので戻りましょう。
2時半過ぎですが、この時間でも国道299号線は秩父市街方面に向かう道は混んでいました。
反対方向なのでこちらはスイスイです。
と、ここで帰りもまた道の駅あしがくぼに寄ります。
お目当ては、水辺のカフェで売っている地元横瀬町産紅茶使用の紅茶ミルクソフト(400円)です。
これは紅茶の味がしてしかもお姉さんの盛りが良くて大人気です。
周りの赤く色づいた木々を見ながらベンチに座っていただきます。
落ちていたモミジの葉っぱとハーレーの黒いタンク。
出発の準備をしていると女性ライダーの方から、「あのぅ、メカ好きおじさん。。ですよね?」とお声がけいただきました。
ブロ友のじろべえさんのお仲間の方で、今日はご主人と来られていたそうです。
あまり長くお話出来なかったのは残念でした。
やはりこの道の駅にはおなじみさんが多いですね。
帰りはあしがくぼを出てしばらくは、前後にクルマもバイクもなしで自分のペースで気持ちよく走れました。
それほど遅い時間ではないですが、山陰に入ると少し冷えてきました。
帰ってきてからのお楽しみ、買ってきた栗助の和菓子。
こういうものがあるのって、なんかいいですよね。
今日のツーリングも距離と時間は短いでしたが、それなりに楽しめましたので二重丸!です。。(笑;
コメント