私のヘリテイジは何キロ?

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「ノーマルが一番!」と言っておきながら、5年経った私の08FLSTC、ヘリテイジ・ソフテイル・クラシックはかなりノーマルとはほど遠いスタイルになりました。

もともと、ハーレーの5つのファミリー(ツーリング、ソフテイル、ダイナ、スポーツスター、V-ROD)の中でもソフテイル・ファミリーはリアのショックをボディ下部に収める事でリジット風に見せるとともに「軽快さ」がウリのシリーズでした。

そんなソフテイル系の中で、型番にツーリングファミリ-と同じ「FL」が付いているヘリテイジ・ソフテイル・クラシックはどちらかというと重厚なイメージで人気の車種です。

FLSTCの重さですが、ノーマル状態だと車両重量は「341kg」あります。

走り出してしまえばかえってその重量から安定していて、特に高速道路ではどっしり感があって安心していられました。

私のヘリテイジはいろいろなパーツを付けたカスタマイズを施していますので、納車当初のノーマル時に比べて特に取り回しの時に「重さ」を感じるようになりました。

まあ5年も乗っているので慣れてはきましたが、それでもかなりの重量になっているはずです。

 

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では、いったいどれくらいの車両重量になっているのでしょうか。

■まず納車の時から最初に付けたものは、「エンジンガード」と「サドルガード」です。

正確な重量はわかりませんが、たぶん両方で「10kg」くらいはあるでしょう。

 

■次に重いのが、フロントの顔を劇的に変化させた「ファントムフェアリング、通称やっこカウル」です。

市販のFLSTC用の後付けやっこカウルを付け、さらにツーリングファミリー用のインナーカウルを加工して追加、それに各種メーターやレーダー探知機、スピーカーなどを付けています。

これはデタッチャブルなので工具無しで簡単に付けたり外したり出来ますので、重さを量ってみたところ「17.2kg」でした。

ノーマルのウインドスクリーンを外してこれにしている訳なので、差分はたぶん「+12kg」といったところでしょうか。

 

■追加したパーツで一番重たいのは、リアに積んでいる「キングツアーパック」でしょう。

これも以前量った重量は、「16.0kg」でした。

キングツアーパック

 

このツアーパックを支えるミーティングキャリアと補強金具で、たぶん「7kg」くらいになるでしょう。

そしてこのキャリアとツアーパックを載せる為に外した「タンデムシートバッグ」は「8kg」と見ています。

結果、リアの純増分は「15kg」になります。

 

■マフラーを左右出しにしてフィッシュテールにしたのはどうでしょう。

ノーマルのマフラーも結構な重量がありましたが、エキパイの取り回しが増え、サポートチューブも増えていますので「5kg」くらいは重量増になっているかもしれません。

 

■細かいところでは、「車載工具、パーツ」が「2.4kg」です。

そのほかには、ナビ、ETC、二人分のレインウェア・ブーツカバー、サドルバッグカバー、ツアーパック内のデジタル機器充電用パーツ などなど。

ざっと「3kg」くらいでしょうか。

 

これらをすべて合計すると、

    「47.4kg」になります。

まだほかにも細かいパーツがありますので、やはり50キロ程度の追加オプションを積んでいることになるので、総車両重量は「390kg」になります。

これに私と妻がウェアやヘルメットを装備して乗ったとすると、最終的には「530kg = 0.53トン」となります。

凄い重量です。

人が一人分絶えず乗っているようなものです。

国産のSSのバイクやスポーツカーなどが、「グラム単位で軽量化を図る」などというのは全く正反対です。

これだけ重いと、よくほかの人から「倒したら起こせないでしょう」と言われる事がありますが、実際にはエンジンガードがあるのでまったくバッタリと横倒しにはならず、私一人でも十分に引き起こしが可能です。

但し、斜面になっていたり足場が悪いと手こずる事があります。

同じように380kgくらいのハーレー、ウルトラの引き起こしをディーラーで体験した事がありましたが、こちらの方は一度では無理で、何度かチャレンジしてやっと起こすことが出来ました。

あれにもエンジンガードが付いていますが、起こせるかどうかは重量だけではなく、車体のどこに重心があるかなどによるんでしょうね。

 

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 ※ FLSTC ヘリテイジにファントムカウル(やっこカウル)を付けるなら



 

コメント

  1. ビッグツインの中でも、
    軽快さがウリのソフテイルを選んでも、
    いろんなオプションを搭載してしまうと
    かなりの重量になってしまいますね。
    >HDの起こし方でフルロックハンドルでいとも簡単に起こす方法
    ハンドルを目一杯切って、ハンドルエンドを持ってやるっていう
    ハーレーの「ゴロリンセ-フティー」イベントなんかでやるアレですよね。
    ウルトラだとフロント周りがヘビーなので負担が掛かってよくないといいます。
    私のやり方は、ハンドルとサドルガードを持って一気に引き起こします。
    でも何歳までこの方法が通用しますかね。

  2. メカ好きおじさん。
    同じヘリテイジの仮装重量データーは非常に参考になりました。
    私もノーマル状態からかなりの仮装を施しましたので+重量加算が大きくなってきました。
    そして年齢もあるのでしょうが年々引き起こしが困難になってきてます。
    昨年の出雲大社ツーリングでは雨での立ちゴケは荷物もあって起こせませんでした。(涙)
    そうだ!HDの起こし方でフルロックハンドルでいとも簡単に起こす方法が
    有りますがあれはあまり有効ではないですね、特にフロントが重い場合は
    ハンドルに無理がかかりますね。

  3. ご夫婦でウルトラのDONさんは
    凄いと思います。
    ディーラーのウルトラ乗りの方に聞いたら、
    ソロではツーリングに行かないとか。
    倒れた時に起こせないから、だそうです。

  4. 自分ら夫婦も引き起こし体験は何度も!イベントでは一度ですが!
    女房が三度ほど立ちゴケ!一度はかなり倒れ、カウルに傷が!
    自分がストーマになったことでお腹部分を車体に押し付けての引き起こしは出来なくなりましたが。
    夫婦で起こせばすんなりと起こせるコツもつかみましたが!
    やはり重いですよね(^_^;)

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