スイスから帰ってきて、あの雄大で素晴らしい景色の感動も覚めやらず、反動からか日本の景色に今ひとつ興味が薄れてしまったようです。
でも、日本には日本の良さがある。 日本の「旅」、特に温泉旅館で、品数いっぱいのおいしい料理なんか食べて、海を見ながらお風呂に入るのもいいもんじゃない、という事でツーリングです。
今回は、千葉への一泊旅行に決定です。
ウチからだと、都内を混雑した都内を抜けてアクアラインの入り口まで行くまでで、もうかなりお疲れモードです。
アクララインでは、揃いの青い制服でビシッと決めたグループの一団(?)に出会いました。
残念ながら、幸いな事に、あちらは私に用はなかったようで「声を掛けてきたり」「サインを求められる」事はありませんでした。
千葉に上陸した後は、千葉の有名な三大ローカル線の一つ、小港鉄道に沿って走ります。
途中の養老渓谷駅の駅舎で撮影です。
昔だったらこういう駅で野宿してましたね。
こっちへ回ってきたもう一つの目的は、私たち二人ともまだ行った事のない養老渓谷へ行ってみる事です。
11月頃の紅葉のシーズンには、大変な賑わいと混雑になるようですが、まだ葉っぱは色づいていないので訪れる観光客もまばらです。
養老渓谷駅の一つ先に電車が止まっていました。
渓谷をすべて回ると時間的にも大変なので、一番メジャーな「栗又の滝」に向かいました。
ちょうどお腹もすいたのでお昼ご飯を食べた後、歩いて5分ほどの滝へ向かいます。
滝が流れる岩も川底も、きれいな面になっていました。
ここから大多喜へ向かい、大多喜城を見学しました。
駐車場に停めると、おじさん集団がやってきます。
お決まりの「ナンシーおじさん、いくらおじさん」です。
そしてこれもお約束の「オレも昔は。。。」「友達の○○が。。」「息子の○○が。。。」ハーレーやバイクに乗っていたという話題になります。
話に付き合っていると長くなりそうなので、そうそうに切り上げてお城に向かいます。
今日はこのまま海辺のホテルへ直行です。
太平洋を望む宿です。
宿に着いてバイクを停めていると、ホテルのスタッフの方が、「せっかくの立派なバイクですから、あっちの建物の影の方が、潮風をまともに受けなくていいと思いますよ」と言ってくれました。
ハーレーでツーリングに行くと、たいていのホテルのスタッフの方が、停める場所を親切に案内してくれます。
部屋について一休みしてからお風呂へ行きます。
大きくはない露天風呂ですが、まだ誰も入っていないようで貸切状態です。
食事は、伊勢えびの刺身やアワビの踊り焼き、刺身やその他もろもろついた海の幸づくしです。
風呂あがりの生ビールも手伝って、ほろ酔い気分です。
翌日、南房総を海岸線に沿ってぐるっと走ります。
ここら辺には道の駅が集中していて、一気に10個ほどのスタンプが集められそうです。
道の駅鴨川オーシャンパークです。
横浜ナンバーのドラスタ250のトライクが停まっていました。
道の駅ローズマリー公園です。
コスプレ(?)、被り物の方ががんばっていました。
この道路も、夏の海水浴シーズンはもちろん、春の花の季節もかなりの混雑になるようですが、今は渋滞もなく、快適に走れます。
途中にある鯨料理で有名な白鯨亭です。
バイクツーリングの方が来ていました。
そろそろお昼、道の駅ちくら・潮風王国でランチです。
海産物のお店では、さざえのUFOキャッチャーもありました。ムズカシソウ!
海岸にも降りてみました。
野島崎の灯台です。
ハーレー集団のツーリングバイクも停まっていました。
道の駅は少し先にある白浜野島崎です。
フラダンスをやっていたのは道の駅南房パラダイスでした。
ここの道の駅富楽里とみうらでトイレ休憩をした後、出発しようとしていたら、近くにいたお母さんが、「ほら○○ちゃん、おっきなバイクが動くよ!」と言っていました。
一緒にいた男の子がとっても興味を持って見ていたようです。
ちょっと照れますね。
富浦の駅です。電車を待っていたのは高校生が一人だけでした。
その後、道の駅おおつの里で、本日9個目のスタンプをゲット!
ここではシーズンになると花の摘み取りが出来るようです。
次の道の駅きょなんへ向かいます。
バイクのナビは県道185号犬掛館山線を示しています。
山に入っていく道ですが、今までにもかなりの道を走っていましたので、そう心配せずに進んでいきました。
しかし、すぐに道幅は狭くなり、車同士のすれ違いどころか、バイク同士のすれ違いもやっとのような道になります。
しかも外は晴れているにもかかわらず、木の覆われて陽射しが差し込まずかなり暗い道です。
狭い道でブラインドコーナーばかりですが、カーブミラーが設置されている方が圧倒的に少なく、対向車が不安でホーンを鳴らしっぱなしで走ります。
車一台がやっと通れる狭い道幅なのに、道の両側には落ち葉があり、しかもそれが濡れているのでスリップが心配です。
途中には、産業廃棄物の処理関係のような営業所が一軒だけありました。
アップダウンも激しく、最後には道の上の濡れたコケがびっしりあって、車のタイヤの通るところだけようやっとコケがない坂道もあり、二度とこの道は走りたくないですね。
今まで走った中では、奥秩父の中津川渓谷の八丁峠の道が、私的には一番大変な道でしたが、今回のこの犬掛館山線
は、その時に比べて道路の舗装状態こそいいもの、道幅、ブラインド、濡れ落ち葉、坂道の濡れたコケ等、どれをとっても最悪の酷道でした。
ようやく、普通の農道が見えてきた時に、地元車らしい軽トラにすれ違いました。
途中でなくて本当によかったと思います。
軽トラとバイクとはいえ、あの道では数百メートルはどちらがバックしないとすれ違えるスペースはなかったと思います。
さらにその後ろに、これも地元ライダーらしいオフ車のライダーとすれ違いましたが、彼のびっくりした顔が印象的でした。
あの道を知っているのでしょうから、あそこから大きなハーレーでしかも二人乗りで降りてきたので信じられなかったのでしょうね。
あとでウィキペディアで調べたら、
>連続雨量150ミリ超過で通行止めとなる。普段時でも、道幅が非常に狭隘であり土砂崩れの危険性がある地すべり地帯を走り危険であるため、交通量が極端に少なく道の駅までの車両のみを見る限りである。 (すげぇぇ!!)
なんとか無事に一般道を走り、道の駅きょなんに到着しました。
さて、道の駅のスタンプを押そうと、スタンプ帳を探しましたが、見つかりません!!
どうやら前の道の駅か、途中で落としてしまったようです!!
今まで、バイクにリターンしてからの3年間、ずっと集めたスタンプ帳が無くなってしまいました!!!
かなりガッカリです。
意気消沈して走り出しましたが、とりあえず次の目的地に向かいます。
雑誌等で紹介されていた、切り通しのトンネルを目指します。
しかし、はっきりした場所も地名もわからず、かなりウロウロしましたが、こちらもとうとう見つかりませんでした。
今回、二回目のがっかりです。
だいぶ陽も落ちて暗く、寒くなってきたのでウェアの下に重ね着をして走ります。
木更津南から高速に乗ってそのままアクアラインまで直行です。
渋滞も15分ごとに伸びているようで、海ほたるではトイレ休憩だけで早々に出発です。
帰りの都内も大渋滞に巻き込まれ、疲れもあって重いハーレーを支える足にも力が入りませんでした。
家に辿り着いたのが20時過ぎ。
さすがに疲れました。
この日はそのままベッドでバタンキューでお休みでした。
コメント
ichirouさんへ、
山方面は朝晩の路面凍結が怖いですね。
ツーリングに行くときは、
いつも天気予報でその方面の最低気温をチェックします。
気温がそう低くなくても、
流れる水があると山陰は凍っている恐れがありますね。
房総や伊豆は冬でも走れそうですね。
もう秩父方面は路面凍結する可能性が近づいてますしこれからの季節、房総方面って良いかもですね!
海の幸も美味しいですしね♪
写真の花はストレチアですか?
綺麗ですね!
弾正さんへ、
>やっと見れるようになりました~。
そうですか、安心しました。
私のサーバの設定が悪いのかと思って
ちょっと心配していました。
スタンプ集め、また一からやり直しですが、
それもまたいいかも、と思う事にしまぁす。
やっと見れるようになりました~。
私の操作ミスでした、すみません。(´ε`;)
スタンプ帳、紛失は痛いですね~。
Hal0222さんへ、
退院、おめでとうございます。
ブログ、拝見させていただいています。
「ハーレーに乗りたい」これも素敵な目標だと思います。
私も原付免許を取ってから32年目にして
やっとハーレーに乗れました。
妻とペアライドでツーリングに出かけるようになって
かなり行動範囲と回数が増えました。
道の駅スタンプ、私もまた再開したいと思っています。
オノジさんへ、
温泉入ってのツーリングは最高ですね。
やっぱり気心の知れた日本はいいです。
スタンプ帳、今頃どこかのゴミになってしまったんでしょうね。
また初めからトライするのもいいかも。
一泊での温泉ツーお疲れ様でした
湯上りの生ビールは最高ですよね
スタンプ帳の紛失はショックでしたね
しかし
想い出はいつまでも胸の中に有りますよ
こんにちは・・・昨日無事退院してきました。
3年間ずっと集めた道の駅スタンプ帳、失くされて残念でしたね。
私もこの房総地区の道の駅へ行ってみたいと思っていました。
前に行った時に新鮮な野菜をたくさん買う事が出来たので。
(どこの道の駅か忘れましたが)
今度から、私も道の駅スタンプ始めようと思います。