北海道ツーリング三日目、昨日の夜からチェックしている天気予報では北海道では天気の崩れがありそうで雨に降られるかもしれないとの事。
晴れているのは道北の稚内方面だけど、宿の決まっている私達のツーリングではそちらに向かう訳にはいきません。
でも船長の家で朝起きて外を見ると青空が広がっています。
とりあえず行けるとこまで予定どおり回ってみることにします。
昨日よりは気温も上がってきたのでメッシュジャケットで十分です。
タンデム北海道ツーリングもこれで四回目、いろんなところを走りましたね。
北海道ツーリング2017で能取湖沿いを走る
能取湖沿いの卯原内交通記念館に設置されている9600型の蒸気機関車で宿泊も可能だったようですが今はどうでしょう。
北海道は炭鉱もあったことで蒸気機関車が多数投入されていたので現存するものもいろんなところに残っています。
北海道ツーリング2017でタンデム妻が頭の上から撮影
(※ノイズで音が大きいので注意してください)
今日はまずは能取岬に向かいます。
2013年に訪れた時に、林の中から急に空と海が広がるとても素晴らしい道と景色に出会ったのでもう一度訪れてみたくなったからです。
前回とは反対方向からアプローチするのでこの交差点を曲がっていきます。
北海道ではこういう大きな農作業の車が普通にいっぱい走っていますので追い越しする際には注意が必要です。
左手にあるのはオホーツク海でその先に能取岬と灯台が見えています。
車の通行量もすくなく気持ちいいい道ですね。
北海道ツーリングで能取岬へ向かう道
林の中を抜けると能取岬の牧場と海がバーンと目の前に広がってきました。。。。けど、?
北海道ツーリング、能取岬に続く道
なんと灯台の改修工事中で6月12日から9月22日まで近くの遊歩道まで行くことができませんでした。
ほかにもツーリングや旅行の車が来ていましたがみんな残念そうでした。
それでもこの景色はすてきです。
灯台の東側の遊歩道は通行できませんが、西側の方は岬の端の柵のところまでは行くことが出来ます。
でも前回は草が刈ってあって歩きやすかったのですが今回は草が生い茂っていました。
空の青さと底まで見える海、そして岬の景色は一見の価値があるでしょう。
能取岬を出発して網走駅にやってきました。
この駅の駅名表示は縦書きになっていますが、一般的には横書きが多いのに対してここが縦書きなのには理由があります。
昨日行ってきた網走監獄博物館にも書いてありましたが、刑期を終えた囚人がこの網走駅から旅立って行く時「この縦書き看板のように、横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きて行って欲しい。」と思いが込められて書かれたそうです。
道の駅めまんべつの手前にある「メルヘンの丘」、国道39号沿いにある丘の上に立つ7本のカラマツと畑が有名な場所です。
女満別空港沿いの道をすすみます。
北海道では自動車のディーラーと同じように大型の作業車のディーラーも普通に目につきます。
これから美幌峠に向かいます。
ここも2013年にツーリングで行ったのですが麓では天気がよかったのに峠では霧が厚く垂れ込めて雨のようで全く見る事ができなかったところです。
なんだか今回はリベンジしている箇所が多いツーリングですね。
この白樺並木を抜けて行きます。
バイクのナビに屈斜路湖と中島が写っています、もうすぐです。
今回は天気に恵まれたのできっとステキな峠の姿を見せてくれるでしょう。
北海道ツーリング2017、美幌峠に到着
美幌峠の駐車場にも多くのライダーが訪れていました。
さあ、峠へ上っていきましょう。
おお、4年ぶりに美幌峠の姿を見せてくれました。
さらに上に登る道が続いています。
どうしようか迷いましたがせっかく来たので上ってみました。
頂上から見えた風景がこちらですが、先ほどの場所とそんなに違わないようでした。
反対側には草原が広がっています。
峠から降りてレストハウスに戻ってきました。
こちらのレストランでは、カットメロンやメロンソフトも販売していましたが、それは別の場所でのお楽しみとしましょう。
その代わりに北海道の名物の「揚げいも」をいただきました。
茹でたジャガイモに小麦粉、卵、ベーキングパウダーなどを混ぜたものを衣として揚げたものでアメリカンドッグのジャガイモバージョンといったところです。
美幌峠から屈斜路湖沿いに下っていく時にも湖と中島が見えています。
北海道ツーリング、美幌峠から下る道
屈斜路湖の南岸を反時計回りに回って東岸の砂湯にやってきました。
屈斜路湖にはホントにクッシーはいるんでしょうかね。
ここの湖の近くを掘って湧いてくるのは暖かいお湯なんです。
今回のツーリングでも自転車で北海道を回っている方を見かけました。
追い越しする際にサムアップで合図しますが返ってくるのは2割くらいでしょうか。
次にやってきたのは川湯温泉の先にある硫黄山です。
ここはだいぶ前にレンタカーで来たことがありました。
入場料は無料ですが駐車場は摩周湖と共通で200円でした。
訪れた時には群馬ナンバーのハーレーの大勢のグループが来ていました。
女性ライダーの方もかなりいたようでした。
今も白煙を上げ硫黄の臭い、黄色い硫黄が見える近くまで行くことが出来ます。
屈斜路湖の硫黄山
これだけ迫力ある場所で、関東でいえば箱根並に迫力ある場所ですが、広い北海道では観光地でもそれほど混雑していませんね。
道の駅摩周温泉で休憩します。
川湯温泉近くでも熊の目撃情報があるようです。
オフ車で行かれる方は気をつけてくださいね。
ここでソフトクリームをいただきます。
今回、二日目ですがまだあまり野生動物に出会っていませんでしたが、ようやく牧草地の奥にキタキツネを見かけました。
(昨日は道で轢かれていたタヌキを三匹見ましたが。。)
今日、最後にやってきたのは多和平です。
天気が崩れるといいながら結局なんとかここまで雨にまったく降られる事なく回ってくることができました。
と、ここでハーレーの足元に「トラブル発見!」
その内容はというと、次回書きますね。
なんとか対応してここを見学しましょう。
「地平線が見える大牧場」と書かれた展望台があるので上ってみます。
上からの眺めです。
ライダーの聖地「開陽台」や「地球が丸く見える丘」など、遮るものがない広大な北海道ならでは景色をいろんなところで楽しむ事ができます。
ここはキャンプ場にもなっているので駐車場で見かけたバイクのライダーの方はテントを張って泊まっているようでした。
晴れていれば光もないので満天の星空が楽しめそうですね。
それにしてもキャンプ場の料金が350円とは本州では考えられない安さですね。
羊たちがのんびり草を喰む丘を横目に走ります。
牧草ロールのある風景は北海道らしくて好きです。
この道はクッシー街道というそうです。
今日の宿はこちらの屈斜路湖プリンスホテルです。
湖沿いに建つホテルです。
泊まった時は関東ナンバーのオフ車が一台でしたが、その後私のほかにBMWやアフリカツインのバイクが来ていましたいずれも奥さんとのタンデムだったようです。
到着後、お風呂に入って汗を流した後でホテル中庭から屈斜路湖畔を散策してみました。
屈斜路湖の水はその半分以上が湧き水なので透明度が高く湖底まで澄んでいます。
この日は風もなく波も立っていなかったので静かな湖面を見せてくれました。
こちらのホテルの夕食はバイキング、勝手丼風の海鮮丼やローストビーフ、デザートなど好きなものを堪能しました。
【 本日の走行 】 : 232km
昨日に比べると半分くらいですが、移動中心ではなく観光もしていたのでこれくらいの方が私もタンデムの奥さんも疲れなくていいでしょう。
走ったルート図です。
コメント
榛名赤城山 さんへ、
群馬H.O.Gのフラッグをお持ちでしたので
そうかなと思っていました。
みなさん、それほど多くの荷物を積載していなかったように見えました。
いろんな方とあの広い北海道で遭遇するのもびっくりですが、
バイクで訪れる場所がある程度限られているので
そういうこともありますよね。
メカ好きさん、ありがとうございます。
ショートメールでオイラのメアドを送信してみましたが、如何でしょうか?
今回も大変驚くメカ好きさんのレポートです!
硫黄山に行かれたら、
群馬ナンバーのハーレーの人達がいた、女性もいたとのこと。
この方々は、私も入っている群馬ハーレーチャプター(高崎ハーレーのお店)
の方々です。
ここのチャプターでは、毎年、6月下旬から7月上旬に女性も複数含めて
20~30名で北海道に行ってます。そして、今年は、メカ好きさんと
お会いしたわけですね!
私も、二度一緒に行ってますが、今年も誘われましたが、今回は、
仕事の都合もあり、また、オフ車で行きたかったので、一人で、
キャンプしながら北海道の林道などを回りました。
でももし、群馬チャプターの人達と一緒でしたら、メカ好きさんと
お会いできたわけですね!
残念です・・・が、帰りのフェリーの中では一緒だったのですが・・・
群馬チャプターの方々とは、偶然にも、美深町のびぶか温泉で遭遇!
お互いびっくりでした。
広い北海道も狭いものか・・
メカ好きさん、群馬チャプター、そして私。北海道に見せられた人達ですね!
ziromeiさんへ
コメント欄にお書きいただいたメアドに
何度かいくつかのアドレスでメールしましたが
すべて送れませんでした。
別のアドレスはお持ちですか?
(今、帰宅途中です)
いいですねー。
お天気もまずまずの様でしたしね。
こうして拝見していると、メカ好きさんのルートも行ってみたくなっちゃいます(笑
我が家もいよいよ今週末の出発です。
本日は久々にバネ君で秩父へ出向きました、
芦ヶ久保でメカ好きさんにお会いできるかなぁと思っていたのですが、渋滞にはまり予定時間も過ぎていたので、芦ヶ久保はスルー…
予定していた蕎麦屋さんも完売御礼(泣
仕方なく、定峰峠を抜けて、下道走りで先程帰還(汗
今週は、スポ君の北海道に向けての最終準備に向けての週になりそうです。
メカ好きさんにお会いしたかったなぁ~。
あんちゃん さんへ、
一泊だけのためにキャンプ用品を運ぶのも
たいへんでしたね。
昔は寝袋だけで野宿ツーリングしたり、
4WDに乗っていた頃はオートキャンプをしていましたが、
今はほとんどやらなくなりました。
最近のキャンプ用品は進化しているんでしょうね。
私は1泊だけキャンピングしました。
旭川のキャンプ場でしたが無料で温泉も付いてました。
しかし1泊の為にテントや寝袋は重かった。