北海道上陸初日は、路面の濡れた曇り空でスタートしましたが、その後青空がぐんぐん広がり路面も乾き幸先のいいスタートをきれた浮かれておりました。
道央道から紋別旭川自動車道と快適にツーリングを続け、美幌市街から向かった美幌峠は霧で景色は見えず残念でした。
市街に降りてくるとまた晴れ間がのぞき、次なる目的地道の駅メルヘンの丘めまんべつに向かいました。
ここの道の駅自体は割と普通の場所ですがここのほんの少し(500mくらい)先、北の網走市街に向かって道路の左側に絶好の撮影スポット「メルヘンの丘」があります。
※↓ 今回の記事の写真は、クリックすると拡大表示します。
道路の端が駐車場になっていて看板の前がベストポイントです。
今は丘の手前に植えてある麦の穂が伸びて風になびいていい感じです。
気分がよくなったところで先に進みます。
この先には網走湖が広がっています。
キャンプ場も整備されていて、バイクやスクーターの方のテントも動画の中に映っています。
観光名所の網走監獄にするか、自然の風景の能取岬(のとろみさき)にするか、時間も3時過ぎなのでどちらか一方に絞ることにします。
妻と相談して、リニューアルした網走監獄も行ってみたいですが以前一度行ったことがあるので、今回は網走市街の北に位置する能取岬に行くことにしました。
ガイドブックには割と小さく紹介されていますが、ライダーのツーリングレポートには「絶景」「おすすめ」の文字があったので行ってみたかったのです。
結局、これが大正解でした!!
網走駅を横目にオホーツク海に沿って走ります。
今日は平日ですが、道路の歩道にはお母さんに手を引かれた小さな子供たちが目につきました。
この子供たちが私のバイクを見ると小さな手を振ってくれるんです。
たぶん能取岬にライダーがよく来るので手を振るのが馴染んでいるんでしょうね。
もちろん私も妻も笑顔で思いっきり手を振り替えします。
今回の北海道ツーリングで、ここの子供たちが一番ノリがよかったですね。
海岸沿いから離れると少しクネクネの山道のような道になります。
広くはない道ですが、普段秩父や群馬の山道をタンデムで走り回っているわがやに取っては問題のない道ですね。
「能取岬」の標識に沿って進み、右折するとしばらく木々の間を走りますが、いきなり視界がひらけ草原のような風景に続き、ゆるやかな坂をくだっていく先には大きな海と草原にたたずむ白と黒のボーダーの灯台が目に飛び込んできます。
この風景は最高です!
今回の道東ツーリングでも1、2を争う絶景でした。
ライダー視線での動画も撮ってみましたので、2分弱と少し長めですが是非ご覧になってください。
駐車場にバイクを停め、灯台の周辺を散策します。
ここの岬からは知床半島やその山々が望めます。
少し雲がかかっていますが、明日はあそこに行くのかと思うとワクワクしてきます。
それにしてもどこにレンズを向けても絶景の写真になりますね。
青い空だけでなく白い雲が映えますね。
灯台が立っている岬はこんな絶景です。
この写真はガイドブックに載っているのと同じです。
ここから見える海は浅いのでしょうかね。
灯台の裏、海側に戻ってきました。
思わず満面の笑みが出てしまいます。
こんな景色にいると、思わず寝転びたくなるのもうなずけます。
私も釣られて寝転びます。
どこまでも広がる青い空を見上げていると、ずうーっとこうしていたい気分です。
ここはいろんな映画の撮影で使われているようで解説されていました。
「子ぎつねヘレン」「南極料理人」は昨年の北海道ツーリングの時に乗ったフェリーで観ました。
ここで妻に走っている動画を撮ってもらいました。
能取岬は網走市街に近いのに、ガイドブックにもあまり大きく載っていないのと観光バスで来るには山道がネックになるのでしょうか、あまり大勢の人が来ないので静かでよかったです。
駐車場に売店などもなく観光地化されていないのがいいです。
後ろ髪引かれる思いですが、能取岬を後にします。
再び網走駅を通ります。
北海道ツーリング、最初の宿は網走湖畔の高台に建つ「かに本陣友愛荘」です。
事前に電話でバイクで行くので屋根付きの場所をお願いします、と言ってあったので客室ではないこちらの建物の下に置かせていただきました。
部屋は普通の和室ですが、普段寝室はベッドなのでこういう部屋の方が旅行に来た気分が味わえます。
部屋の窓からの眺めです。
まずは大浴場でのんびりゆったり。。。ほこほこ
温泉ではなく露天風呂もありませんが、入った時には誰もいなかったのでのんびり出来ました。
ここの自慢はなんと言っても「カニ料理」です。
今回私たちも、毛ガニ、ズワイガニ、たらばがにと食べ比べです。
どれもみなおいしかったですが、たらばがには酒蒸しの日本酒が強すぎて味が負けてしまっていたのが残念でした。
ほかにもカニ雑炊やカニつみれ鍋などおなかいっぱいになりました。
明日もいい天気になるといいな。
本日の走行距離、490kmです!
タンデムツーリングとしては、以前行った福島ツーリングの485kmを抜いて1番多くなりました。
今日走った走行ルートです。
参考までに主な区間距離と走行時間を載せておきます。
私はそれほどスピードを出して走っていませんでしたし、ところどころ止まって写真も撮っていたのでずっと走りっぱなしだともう少し短い時間で移動出来るかもしれませんね。
※ バイクでの走行動画なら「GoPro HD HERO」がお勧めです
※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです
コメント
私も今まで、青森から鹿児島までバイクで走りましたけど、
よかったのは信州、九州とそしてやっぱり北海道ですね。
特に空の青さと大地の広がりは最高です。
今年の道東もいいですが、
最初に行くならオロロン、宗谷、エサヌカでしょうか。
この景色を見られただけでも
北海道ツーリングに行った甲斐があったと思えるほど
息をのむようなうつくしさでした。
カニはやっぱり網走がいいですね。
このあと、さらに花咲ガニも。
バイクおやじさんも、ハーレーでの北海道ツーリングの夢、
もっていてくださいよ。
p.s.バイクおやじさんのブログ、
コメント書こうとしたら
MovableTypeのログインをしないと書けない出ました。
どうすればいいのでしょうか。
北海道行きたいなぁ~って心底思える写真の数々・・・
ほんと素晴らしい所ですね
空間の広さというか、スケールが違いますね
海と空、海岸沿いのルートの写真がすごく素敵です
最高の景色と最高の青空ですね!
カニもおいしそうですし。
バイクでとは言わず車でもまた北海道に行きたくなります。
北海道の天気は、走る距離が長いので同じ日でも変わるし、
地形のせいで峠を越えるとまったく違う天気になったりします。
今回のツーリング中でも、かなりコロコロと変わっていました。
網走湖畔のキャンプ場は、この日は7月4日でしたので
まだかなり余裕がありましたが、それでも10台弱のライダーがいたでしょうか。
能取岬は天気に恵まれたおかげもあるでしょうけど、
最高の景色をみせてくれました。
素晴らしい青空ですね~♪とてもうらやましいです^^/
網走湖畔の動画で、呼人浦のキャンプ場が映っていたのがとっても嬉しかったです!
今回のツーでここのキャンプ場にするか、知床のキャンプ場にするか悩んでおります。
この時期は、キャンパーも少なくて過ごしやすそうでしたね!
私が行く時は夏休みなのでもっと混んでいそうです(晴れてたらですけど・・・)
能取岬も素晴らしい絶景で、行かなきゃって思いました!行けるかなぁ・・・
相方さんも若い頃、この岬まで来たそうですが、こんなに綺麗だったかなぁ?って
感動しておりました!カニさん、ご馳走です♪
この時は天候に恵まれて北海道らしいツーリングを楽しめました。
能取岬は思っていたのより、数倍もすばらしい景色に出会え感動しっぱなしでした。
GoProは、購入直後にバイクのカウルやフロントのエンジンガード、
ヘルメットの上や横などいろんな場所に取り付けて試してみましたが、
結局ヘルメットの左横に付けるのが、操作性や振動対策(ブレ防止)、
それに見た目も一番いいような気がして、ずっとここで使っています。
天候にも恵まれて楽しいツーリングの様子がまるで見えるようです。
青い空に白い雲のコントラストが素晴らしく、広々としたグリーンの中に
1本の道・・・まるで映画の1シーンのようです。
Go-proはヘルメットにとりつけての映像でしょうか?実に安定した動画
ですね!楽しく拝見しました。