今年もまた「あの戦い」の火ぶたが切って落とされました。
そう! 「夏のお盆休み、北海道新日本海フェリーの予約争奪戦」です(勝手に命名しました(笑;
関東からフェリーで北海道入りするには、新潟港か大洗港から出航する便を利用することになります。
新潟から出る新日本海フェリーは、朝9時半に新潟を出て翌日の早朝、4時半に小樽港に着きます。
この早朝到着が大きなメリットになり、その日一日も有効に走り回る事が出来るので、毎年人気になっているようです。
今年のカレンダーを見ると、8月は10日の土曜日から18日の日曜日までの9日間が夏休みのピークになると思います。
そうなると北海道ツーリングを計画しているライダーは、9日まで仕事をして10日土曜日の早朝に新潟に向かいフェリーに集中すると思われます。
新日本海フェリーの予約は、乗船の二ヶ月前から受け付けていますので、6月10日今日から予約開始となります。
ここから闘いの火ぶたは切って落とされます。
受付は電話予約、フェリーターミナル窓口、ネット予約、旅行代理店予約などがありますが、いずれも9時に受け付け開始です。
今朝、仕事が始まる前に新日本海フェリーのサイトで、空席状況をチェックしてみました。
■まずは朝、受付開始から少し経過した9時25分の状況です。
この時点で「スイート」「デラックスB」の個室と、1名ベッドの「ツーリストS」が満席になっています。
そして問題の「バイク」も「×」、いっぱいになっていました。
こうなるとこの便に乗っての北海道ツーリングは出来なくなりました。
お盆シーズンにバイクで渡りたい時には、開始から30分ではもう遅いということになります。
■この空席照会は10分ごとに更新されますので、次に9時35分の状況です。
25分の状況と同じです。
■さらに10分後、9時45分です。
この時点で、部屋の空席は変わりませんが、「バイク」の欄がさきほどまでの「×」から「△」に変わっています。
受付開始時点で、とりあえず予約したり、複数確保した分を開放(キャンセル)されて、空きが出たのでしょうか。
この時点ならまだバイクツーリングの予約が可能でした。
となると、さきほど「30分では遅い」と書きましたが、とりあえずキャンセルが出ないか待機して見守ったほうがいいようです。
■しかしその20分後、10時5分の状況では、
部屋は「ツーリスト寝台」と「ツーリスト和室」を除くすべてが満席、「バイク」ももちろん埋まっています。
開始から1時間でこの状態になっているんですね。
■さらに1時間半ほど経ったところでチェックしてみました。
11時25分の状況です
部屋はすべて「満席」になりました。
と言うことはこの時点では、乗客だけでの乗船も出来なくなったわけです。
参考までの少し前の別の日の様子を見てみました。
■まずは前日、8月9日金曜日です。
なんとすべて「空席あり」の「○」です。
平日なので金曜日なら今でも余裕で予約出来るんですね。
■1週間前の土曜日、8月3日はどうでしょう。
この日は予約を受け付けてからすでの1週間経っています。
部屋は「ツーリスト寝台」と「ツーリスト和室」以外は満室ですが、「バイク」はまだ「空席あり」の「△」になっています。
今回チェックした新日本海フェリー新潟~小樽便は、バイクの人だけでなくクルマで北海道をドライブする人や、向こうにふるさとがあって帰省する人も多いのですぐに予約が埋まってしまったのでしょう。
でも「バイク」の欄がすべて埋まっている事をみると、ツーリングライダーも大勢いる事と思います。
この時期、北海道ツーリングが大勢出向き、それぞれの思い出をつくって走り回ることでしょう。
昨年、私達が北海道にツーリングに行ったのは7月はじめでした。
フェリーに乗ってきたバイクも20台くらいでしょうか、それほど多くはなかったようです。
それに実際に北海道の王道ルート(と私は思っています)の、オロロンライン、宗谷岬・丘陵、エサヌカ線、ナイタイ高原、美瑛・富良野を走り抜けましたが、すれ違うバイクもそう多くはなく、ピースサインを交わす事もそんなにありませんでした。
今年の私と妻の二回目の北海道ツーリングも、仕事の都合で昨年同様7月初めに行ってきます。
あと1ヶ月を切りました。 楽しみですね。
【6月11日追記】
昨日の8月10日(土)の翌日、8月11日の日曜日の予約状況もチェックしてみました。
まずは9時25分現在の状況です。
この時点でやはりバイクは「満室、×」で、部屋の方も昨日はまだ空きのあった「ステートB」や「デラックスA」も埋まっています。
そして9時35分の状況は、
やっぱり出ました!!
バイクは「×」から「△」に変更です。
さらに10分後の9時45分には再びバイクが「満室、×」に埋まりました。
1時間も待たず、わずか数十分の戦いで夏のピーク時期の北海道ツーリングのスケジュールが決まるんですね。
コメント
日本の企業の夏休みがお盆中心なので
この時期に北海道ツーリングも集中するんでしょうね。
関東近郊のライダーだと、新潟便が便利そうなので
特に争奪戦が激しいようです。
さすが北海道、競争率高いんですね。
みなさん、凄いパワーです。
でもそれだけの魅力があるんでしょうね。