携帯電話やスマートフォン、あるいはパソコンなどの内蔵バッテリーとして広く使われている「充電池」。
古くは「ニッケル・カドミウム蓄電池」や「ニッケル水素蓄電池」などが長らく使われてきましたが、最近はおもに「リチウムイオン蓄電池」が使われています。
今から40年位昔、中一で初めてラジカセ(ソニーのマイク・イン・マチック、マガジンマチック1300[CF-1300])を買ってもらった時、後から、親に「毎回乾電池を買うより安上がりだから」と言って買った充電地が、公称300回充電可能だったのにそこまで使わないうちに劣化して悲しい思いをした記憶があります。
ニッカド電池(サンヨーの登録商標ですね)の時代には、「メモリー効果」と言って継ぎ足し充電をすると充電池の寿命が短くなるから、出来るだけ使い切ってから満充電するのがいいと言われてきました。
そういえば、「充電池」「蓄電池」の違いはなんでしょうか。
昔は「二次電池」と言っていたような気がします。
調べてみると、皆同じものを指していて、一般的には「充電池」と言われる事が多いようですね。
時代はかわり、今のリチウム・イオン充電池について調べてみると、長持ちさせる方法はだいぶ違っているようでした。
結論からいうとリチウム・イオン充電池を長持ちさせるには、
「理想的には、満充電でも空充電でもない、50%程度の充電状態を維持するのが一番長持ちできる」ようです。
●リチウム・イオン充電池の寿命を短くさせる要因の一番目としては、満充電の状態を維持する」事のようで、ノートパソコンや携帯電話に充電ケーブルをつないだままにしておくのが一番良くないようです。
ハーレーなどのバイクのバッテリーでは、冬季など長期に使わない時に微弱な電流を流し続けてバッテリーを常に満充電状態にしておく「トリクル充電器」がありますが、こういう充電方法は、携帯などのリチウム・イオン充電池には向いていないという事ですね。
ノートパソコンなどは、会社でも自宅でもACアダプターにつなぎっぱなしになっていますが、これが一番悪いとは知りませんでした。
そういえば私のハーレーに付けているナビも、充電池が内蔵されていますが12Vのバイクのバッテリーから、ACC電源を供給し続けていますね。
これもよくないのかな。
最新の高級ノートパソコンの一部には、満充電になる前に充電池への供給をストップさせる機能がついているそうですが、ほとんどのモデルは満充電から、さらに使っていない夜間にも充電を継続している事になります。
●二番目に悪いのは高温にする事だそうです。
ノートパソコンや携帯などを、夏の暑い車内に置きっぱなしにしたり、長時間使用して肌に触れると暑く感じるようになるのはダメだそうです。
その結果、リチウム・イオン充電池を一番長持ちさせるのは、最初に書いたとおり、「中ぐらいの電池容量のところをキープしながら使い続ける」事のようです。
という事で、一日使った私のスマートフォンは毎晩、充電地につなぎ、満充電になる前に充電池から外しておくのがいいようです。
Xperia acro も充電ケーブルにつないでおくと、ランプがオレンジからグリーンに変わるのはバッテリーが100%充電された時ではなく、90数%の時に緑に変わっていました。
実際に、音楽とをスマホで聞かず、それほど頻繁にネットに繋がなければ、私の使い方だと電池は二日はもちます。
これで「一日使って80%充電」を励行すれば、いい状態がキープできるんでしょうかね
【関連記事】
「スマートフォンの電池って本当に長持ちしないの?」は、 コチラ
コメント
すなこ。 さんへ、
私もずーーと考えていて、
ようやくスマホにしました。
パケ放題も今まで契約してませんでした。
メールの返信とか、通話とかは、
絶対に携帯電話の方が便利だと思いますよ。
妻に、メールの返信で、
「今●●駅を出ました」
と打ってる間に、数駅過ぎちゃいます。
おくさん さんへ、
はい、おくさんのブログで、
携帯の電池切れで困っている様子、
読ませていただきました。
>フル充電の前にやめるって言うのも、
そんなにうまく出来ませんよね。
私のパソコンのバッテリーはすでにだめになってます。(T△T)
フル充電の前にやめるって言うのも、
むずかしそうですね(^^;)
どもどもです(^^)
meはスマートフォンではありません。
今の携帯は4年くらい使ってます。
充電が減るのが早かったので、
携帯ショップでバッテリーを交換して
もらったら、長くなりました。
まだまだ今の携帯で過ごしちゃいそうです(^^;)