先週の土曜日も、出張先の大阪で仕事をした振り替えで今日、月曜日に休みをもらいました。
群馬県沼田市にある玉原スキー場でラベンダーが盛りなので、以前タンデムで行ってきましたので行こうと計画していました。
でも群馬方面は雨との予報なので諦めました。
じゃあ代わりにどこ行く?って考えて、少しでも水辺に近くてちょぴり涼しいかなと思って、ハーレーでタンデムツーリングに行ってきました。
8時前に家を出てR299号線を飯能から秩父と抜けて行きます。
廃線ではないですが、妻はこういう高架のコンクリートの橋げたも割と好きなんです。
少し雲は多めですが、かえってあまり暑くなり過ぎずに走れますね。
でも平日は思ったよりこの道はトラックがいっぱいいるんですね。
いつもの道の駅あしがくぼなんですが、、
バイクが一台しかいません!
夏休みシーズンなのに、平日のこの時間はこんなにガラガラなんですね。
でも空は青いんです。
それだけでいいんです。
子供の頃、夏休みになって晴れていると、外で遊ばないともったいないような損をした気分になりませんでしたか?
いつも見えてる武甲山は、頭の方だけ雲の中です。
秩父市街を左折して、あらかわを経由して途中で右折、ちょびっと山の中の涼しさを味わって標高が上がってくるとこんな景色です。
こういう山々が連なった風景と雲をのんびり眺めているのが好きです。
道の駅両神温泉を超え、トンネルに入っていきます。
いつも見ている入り口に描かれている歌舞伎のクマ取りの絵も、たまにはゆっくり見てみたいですね。
道の駅龍勢会館をスルーして、皆野からR140号線に入り長瀞駅に向かいます。
駅前駐車場は平日だとどこもガラガラです。
長瀞のお店に近い日陰、舗装の駐車場に200円払って停めます。
お土産モノの客引きをしているお店のおばちゃん達の口撃をかわしながら(笑)、抜けていきます。
まずは荒川に面した岩畳に行きます。
川はちょっと濁っていますね。
手を入れてみるとそれほど冷たくはないようです。
ちょっと先の方へ歩いていって、木陰の岩に腰掛けて一休みします。
黄色いイトトンボがいっぱい飛んでいます。
子供の頃、家の近くにはシオカラ色のイトトンボがいっぱいいました。
ゴム製カヌーや、
長瀞名物のライン下りも涼しげで楽しそうですね。
バイクに乗ってツーリングをしていると、どうしてもこういう他の移動手段って、あまり乗りたくならないのは私だけでしょうか。
少し早いですが、そろそろお昼時。
荒川を見下ろしながら食事が出来るお店に入ります。
妻が頼んだのは釜飯、私はせっかく来たので鮎ご飯です。
鮎の方は出来上がりまで25分ほど掛かりました。
早めにお店に入ったのでまだそれほどお腹が空いていないので、窓から見える荒川に遊ぶ人たちの様子や、お店の中のいくつかある大きな水槽の中で泳ぐアロワナや淡水エイを眺めています。
妻の釜飯が先に来ました。
おこげも出来ていて、冷たいソバも付いています。
私の鮎飯です。
まんまの鮎とトロロ芋、それにこんにゃくもいい味出してます。
お腹はふくれましたけど、食後はデザートです。
長瀞と行ったら天然氷のカキ氷でしょう。
食事をしたお店にもカキ氷はありましたけど、出来ればクーラーなど効いていない表に面したお店の方がいいですね。
通りに面したこのお店を選びました。
阿佐美冷蔵の氷のれんが目を引きます。
本家のお店は夏場は大行列必須ですが、氷だけ仕入れているお店は、シロップこそ違いますがあの独特の食感(?)の氷そのものです。
口に入れた瞬間、フワーと解けてしまいそうで、食べてもコメカミがキーンとなる事がありません。
妻は抹茶ミルクを、私はアンズをオーダーです。
待っている間、このお店のショーケースにある古いおもちゃ達を眺めています。
昔のブースカや怪獣などのおもちゃもあります。
体の中から冷えたところで、長瀞の駅に歩いていきます。
この道も混んでいる時だと、通るにも人の間を抜けていくのに苦労するくらいですが、今日は歩いている人もまばらです。
ここが関東の駅百選にも選ばれた長瀞駅です。
都心では見ることも減ったミンミンセミです。
今から40~50年以上昔、東京山の手にあった私の家の近所には、その頃でもミンミンセミはそう多くはなかったですね。
夏休みに捕まえていたのは、アブラゼミやツクツクホウシなどでした。
父に連れられて郊外に釣りに出かけた際、夕方の帰り支度をしている時に聞こえたヒグラシのカナカナカナという鳴き声が、妙に物悲しい気持ちが今でもしています。
秩父鉄道は春から秋にかけての週末に蒸気機関車が走ります。
駅近くのお店でちょっとお土産購入です。
まずは手焼きのおせんべい屋さんで。。
その後は栗関連のお店に突入です。
踏み切りを渡ってすぐのこのジブリグッズ専門店には、ご主人の手作りでしょうか鉄道模型のジオラマがありました。
今回のツーリングはただ走るだけでなく、「普通の観光」もしてみました。
のんびりしたこういうツーリングが、妻にはお気に召したようでした。
この後、高速に乗ってビューって帰るのも脳がないような気がして、ちょっと山に入ってみます。
勝手知ったる裏道で、際の国ふれあい牧場の方に向かいます。
こんなクネクネのちょっとだけ急な山道を、重量級のビッグツイン系のハーレーでしかもタンデムやってくるのはウチくらいでしょう。
事実、ここには何度も来ていますが、タンデムハーレーは見かけた事がないですね。
でもこのあたりは季節になると「天空のポピー畑」としてNHKで取り上げられたほど有名な場所です。
それにこんなプチ北海道のような開けた風景が大好きです。
天気が良ければ、遠く群馬滋賀草津の山々も見えるんです。
と、ここまではまあまあのツーリングでした。
この後、東秩父から下道を通って帰ったのですが、その暑い事暑い事!
バイクのメーターでは気温は38度超え。
信号待ちの街中では熱中症になってしまいそうな暑さです。
途中で涼みに立ち寄った道の駅も、月曜休館でお店も施設の中にも入れませんでした。
ようやく帰ってきた家の中の温度が34度。
こっちの方がいくぶん涼しく感じられてしまうほど、夏場のツーリングは過酷ですね。。(笑;
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※ 友人通しやタンデムでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです
コメント
エガッキー さん へ、
コメント、ありがとうございます。
親孝行の北海道ドライブ、お疲れ様でした。
たしかにこう暑いと、バイクはバテますね。
35度どころか40度も超え、
しかも暑い熱源のエンジンを抱えているバイクは
真夏に乗るもんじゃありませんね(笑;
でもそうは言いながら、
やっぱり天気がいいとどうしても乗りたくなっちゃいます。
長瀞は秩父と近いのですが、雰囲気が違います。
商店街というかお土産もの屋さん通りというか、
そんなに大きくはないですが、いい雰囲気を出してます。
ブースカ、鉄人28号、アトム、いろんなおもちゃを売っていました。
>ひぐらしの悲しげな声を聞いて、なんだか山間の夏の終わりを感じました。
そうなんですよね。
なぜかあの鳴き声は、夏の終わりをイメージさせます。
夏休みももうじき終わり、宿題がまだ残ってる小学生時代の郷愁でしょうか。
こんばんは~♪
真夏のツーリング、お疲れ様でした♪
最近はバイクに乗ってないので、メットやジャケットの
暑さを少し忘れていますが・・・
ベンチに座っているメカ好きおじさん!!
特にいい感じの写真だと思いました♪
長瀞って風情があっていいですね~
駅の感じも商店街も~かき氷屋さんも~
ブースカ・・・何とも懐かしい!!判ってしまうところがつらいなぁ(笑)
熊野にも瀞峡というところがありますが
やはりこのようなおおきな川がありますね。
蝉の声~私も先日鈴鹿スカイラインを走ってる時に
ひぐらしの悲しげな声を聞いて、なんだか山間の夏の終わりを
感じました。
DON さん へ、
38度くらいならまだまだです。
先日の高速道路では、41度になっていました。
日陰の無い高速道路も、結構キビシイですよ。
昭和レトロの時代に、実際にこども時代を過ごした世代ですと
これが普通の夏の過ごし方でした。
先日の北海道ツーリングでも、
ドライブガイドとかに載っている観光地とかは
あまり寄らなかったので、
妻からはちょびっとだけ不満が出ています。
「バイクのツーリングとは走ってなんぼのモン」と言って、
なんとか納得してもらおうと思っています。
すごい気温ですね!暑い暑いと言っている自分が少々申し訳ない気がします。
懐かしい店の雰囲気・・・
どこか昭和の感じが・・・・
そういえば、ツーリングではのんびりと場所を楽しむという走りはあまりしたことがないです。
場所を楽しむのはやはり一泊とかの宿泊ツーリングの時でしょうか。
ほぼ半年のシーズンですので貪欲に走りたがるライダーが多い気がします。