「二郎系」といえば、ラーメン好きの方ならお馴染みの超有名な「ラーメン二郎」
私も昔(1970年代の頃ですから大昔?)、よく通いました。
ラーメン二郎が三田にお店を出してまだほんの数年といった頃で、当時からかなりの行列を並んで、山田のオヤジさんが作ってくれるらーめんを、半ば中毒のような感じ(笑;で食べていました。
最近は行く機会はほとんど無くなりましたが、インスパイア系の二浪風ラーメンのお店が各地にあり、私もそういった店で食べたこともありました。
でも残念ながら昔の味に出会うことは少ないようでした。
これはたぶんにイメージによるものだと思われます。
昔食べた味、昔行った場所、そんなものは自分の頭の中で勝手なイメージを作ってしまい、当時の実際のものとはかけ離れた、たぶんに美化、偶像化されたものになっているのかもしれません。
ところで上で「インスパイア系」と書きましたが、これは二郎系ラーメンでは良く使われている言葉のようですが、どうも私にはしっくりきません。
「中へ」とかという意味のほかに「精神、意識を高揚させる」という意味もあるようですが、どうもTVの日立のCFの「Inspire the Next」の方がイメージされます。
ちなみにネットで「インスパイア系」で検索すると、「ラーメン二郎 – Wikipedia」が最初に出てきて驚きました。
話しがそれましたが、ネットで調べていたら渋谷周辺にもいくつかそういった系統のお店があるようです。
道元坂にある「ラーメンとスタミナ丼 直成」は以前行きましたので、今回は「らーめん 526 こじろう 」に行ってみました。
※ さらにネットで調べてみると、「二郎」と「こじろう」のお店の間には、いろんな事(大人の事情?)があるようですが、お客にとってはらーめんの味とお店が第一なのでまずは出かけてきました。
渋谷駅から少々歩きますが、これは(結果的には)お腹をすかせるためにはいいかもしれないと、食べた後で思いました。
場所は調べれればすぐにわかると思いますが、知らない人がたまたま立ち寄るような場所ではないですね。
(ここで書いたら、お客さん増えちゃって座れなくなる。。。なんて、それほどの影響力はこのブログには無いですね。。ハハハ 笑;
渋谷駅から少し離れているので歩くと、行きは早く食べたいので早足で10分、帰りは満腹なので15分くらい掛かるところにあります。
お店の外観はこんな感じでした。
注文は最初に券売機で食券を買います。
私は定番の「しょう油」(700円)にしましたが、ほかにも「塩らーめん」(800円)や「汁なし」(800円)等があるようです。
席はカウンターのみ、私が行った時はいくつか席があいていたのですぐに座れました。
待つこと数分、出来る直前に「にんにくを入れますか?」と聞いてきました。
(昔、好きだったのは「大ブタダブル、カラメ、ニンニク、野菜増し」でした)
この写真の左下のカタマリになっているのがニンニクの山なので、午後ヒトと会う仕事の方がご注意を!
麺は色の濃いめの太めで少し固めのちぢれ麺、スープは背脂が浮いたとんこつしょう油味、チャーシューは今まで食べた中では(私にとっては)一番、本家二郎に近いような柔らかめの煮豚風の感じのものが三枚入っていました。
しかしなんといっても麺と野菜(もやし)の量の多さがすごいですね。
もちろん完食しましたがスープまでは全部飲めず、夜まであまりお腹がすかなかったです。
小食の方や女性だとちょっときびしいかもしれません。
35年前によく食べていた「あの味」とはちょっと違っていましたが、けっこうハマりそうな味で、また通ってしまいそうな予感がします。
二郎系とかどうとかは関係なく、自分の好みの味であればいいかなと思っています。
塩らーめんを頼んだ方の方を見ると、本日の魚というのが入ったスープがついていました。
塩味の方が麺が多少細めなので、茹で上がるのが早いようでした。
こちらは、二度目に食べた「豚増」です。
100円増の800円で厚めのチャーシューが増量になるのはオトクかも。
超満腹でお店をあとにしましたが、帰り道はふくらんだお腹をかかえてゆっくりゆっくり駅の方に向かいました。
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