メタリック・ナノパズルのD51-498号機形蒸気機関車を作ってみた

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テンヨーから発売されているメタリック・ナノパズルを作ってみました。

今回で三作目の「D51-498号機形蒸気機関車」です。

メタリックナノパズルD51
 

毎回妻が出かけた際に買ってきてくれています。

だからどの作品を作るかは妻の気分次第です。

 

メタリック・ナノパズルは、メーカー曰く
『超細密レーザーカットによる、ハイクオリティーメタルモデル』で、
『超細密なレーザー加工を施したメタルシートから、世界中の著名な建造物や乗り物を忠実に再現したものです。
また、その完成度の高さと高級感が手頃な価格で楽しめ、オフィスの机にも飾って栄えると人気を博しています。

パーツを取り外し、ペーパークラフトのように曲げたり、折ったり差し込んで、製作して行きます。
手のひらサイズのハイクオリティーなミニチュアモデルの世界をお楽しみ頂いた後は、小さなインテリアとして、そして次々集めるコレクションとしても、お楽しみ頂けます。』

実際に作ってみて、完成品を飾ってみればこのメーカーの表現もなかなかあってるなと思いますね。

 

今回の「D51-498号機形蒸気機関車」の実機ですが、種類の多い我が国の蒸気機関車の中でも主に貨物輸送を主として用いられ1,115両という台数は最大数です。

私も蒸気機関車といえばこのD51が一番好きで模型も持っています。

その中で車両番号498号のこのタイプはデゴイチの中でも一番標準タイプだった事もあり、1972年に廃車され群馬県みなかみ町で静態保存されていたものが、16年後の1988年に動態復元されました。

現在も上越線の「SLみなかみ号」などでイベント運行しています。

 

さて前書きが長くなりましたが、さっそくこのナノパズルを組み立ててみます。

パッケージは他のモデルと同様のサイズ、超細密レーザー加工された基盤も二枚と同じです。

メタリックナノパズルD51
 

正確な図面付きのマニュアルもいつもより作業手順が多いようです。

 

ボイラー室から始めます。

メタリックナノパズルD51
 

今回は車体、車輪など、金属板を丸める作業が多いです。

メタリックナノパズルD51
 

それぞれの太さに合わせて、単四電池や精密ドライバーやヤスリの柄、パイプなどいろんな太さの円柱を用意してそれに合わせて丸めます。

煙突などはかなり小さく細いのですが、きれいに丸めてまっすぐ取り付けないとバランスが悪いです。

ボイラー室内で爪の部分を捻ったり曲げたりして固定するのが手間取ります。

メタリックナノパズルD51
 

一番たいへんなのがこのテンダー部分の小さな車輪です。

メタリックナノパズルD51
 

厚みの部分を丸めて表と裏の車輪の間にはさんで固定します。

こんなに小さいパーツです。

メタリックナノパズルD51
 

今回は、一度に完成させずに何日かに分けて作業しました。

過去の二作品より明らかに難易度は上だと思います。

まあ、その分長く楽しめます。

 

あいだをあけるとまた製作意欲がわいてくるので続けます。

動輪の数は蒸気機関車の形式番号「D」ですからABCの四番目なので四輪です。

メタリックナノパズルD51
 

左右分で8輪分の輪を作り車輪にはさんで固定していきます。

これを台車に付け、最後のキャビンの屋根を付ければ完成です。

完成しました。

 (※ 下の写真のレールは付属していません)

メタリックナノパズルD51
 

メタリックナノパズルD51
 

NゲージのD51と並べてみました。

メタリックナノパズルD51
 

メタリックナノパズルD51
 

メタリックなのでレールの上においてジオラマにするより、単体で飾った方が引き立ちますね。

 

今までつくったメタリック・ナノパズルは、「ヒューイ ヘリコプター」「ブラック パール号(帆船)」そしてこの「D51-498号機形蒸気機関車」です。


 


 

難易度はたまたま私が作った(というより妻が買ってきてくれた)この順番どおりで、D51を完成させた今になってみればヘリコプターはかなり簡単だったように思えます。

 

最後にこのメタリック・ナノパズルをキレイに仕上げるコツをいくつか書いておきます。

・切り取り
  出来るだけ先の細いよく切れるニッパーを用意し、パーツギリギリのところでカットします。

・細長い部品
  組み立てているうちにゆがんできやすいので注意します。波打つと見た目がきれいでなくなります。

・組み立て順
  基本的には説明書に書いてある番号順に組み立てればいいのですが、すこしだけ順番を変えた方がいい場合もあります。
  例えば、折り曲げる部分が内側になるパーツは、先に取り付けておいてから本体を加工した方がいいです。

・折り曲げ・ひねり
  パーツを取り付ける方法は、爪を「直角に折り曲げる」か「ひねる」です。
  どちらの場合でもまずは二つのパーツを隙間のないように密着させて爪の根本ギリギリのところで折るかひねります。
  特に「折る」場合は、どちら側に折るかによって完成品の見た目に影響しますのでよく考えます。
  そのためにはメーカー(テンヨー)のwebサイトにある360度回転して見られる完成写真が参考になります。
  ラジオペンチなどで爪を加工する際、誤って滑らせてパーツのキズを付けないように注意します。

 

【関連記事】
「ヒューイ ヘリコプター」製作編は、コチラ です。

「ブラック パール号」製作編は、コチラ です。

「D51-498号機形蒸気機関車」製作編は、コチラ です。

 

  

コメント

  1. […] greenleaf.ddo.jp NゲージのD51と並べてみました。 […]

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