バイク走行動画撮影用ビデオユニットのテストに行ってきました

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バイク走行動画撮影用ビデオユニットのテストに行ってきました

最近は高画質で撮影出来るGoProを使って、バイクで走っている時の動画を撮っています。

以前は小さなビデオユニットを使っていたのですが、昨年の霧雨の中の北海道・知床峠で壊れてしまいました。

GoProは画面がきれいでしかも広角で撮影出来るのでいいのですが、振動対策の為ヘルメットの横に設置しているのでその格好が仰々しいので「今日は撮るぞ」という時しかセットしていません。

普段でも「あ、ここで動画撮りたいな」という時もあるので、構えずに撮れる以前のミニビデオユニットが欲しくなります。

 

そこで別のミニ動画撮影ユニットを使う事にしました。

アキバのアヤシイ店で買ってきた(?笑)「キーホルダー型のビデオユニット」です。

もともとはソッチ系(どっち系?)のブツらしいのですが、健全に正しく使うので良しとしましょう。

でもこのカメラ、ラジコン飛行機やヘリコプターのマニアの中ではかなり有名なようです。

飛行機などに搭載して、空を飛びながら空撮するのに、軽量コンパクトなのでちょうどいいそうです。

 

今回これを選んだのは、なにより値段が1000円以下でこれ一台でビデオ撮影出来るのを探したからです。

キーホルダーのような本体の中に、レンズ、マイク、バッテリー、マイクロSDなど一式が収まっています。

スイッチを押して、電源のオンオフ、静止画の撮影、録画の開始停止が出来ます。

このサイズですから、解像度は640×480でお世辞にも画質がいいとは言えませんが、バイクの走行動画を撮るにはこれでも十分楽しめます。

一回の充電で約1時間以上の動作が可能で、動画はAVI形式で圧縮率が高くないので30分で約2.5GBになります。

安価な8GBのマイクロSDカード(これもアキバで700円台)で1時間半撮影出来ます。

私のハーレーはリアのトランク内で12VやUSBの5Vの給電出来るので走りながら充電する事が可能になります。

マイクロSDカードの予備を持っていけば長時間録画も可能です。

 

まずはこのビデオユニットでどんな風に撮れるのか、テスト撮影のツーリングに行ってきました。

帰ってきてからチェックをするので、いつもの近場の名栗湖、有間ダムです。

取り付けた場所はココ、今までのビデオユニットと同じ場所です。


 

今度のキーホルダー型のものはレンズが先端にあるので水平にセット出来る様にL字アングルに載せました。

 

バイクでの動画撮影で問題となるのは、

 ・振動による画面のユレ、ブレをどう防ぐか

 ・走りながらの風切り音をどう防ぐか

にあると言えます。

私の今までの経験では、画面のブレ(よく「こんにゃく現象」とも言われています)対策にはビデオカメラをバイクのフレームにしっかり固定するのがいいようです。

振動が多いカウリングやウインドスクリーンに固定するのはかえってブレを助長して拾ってしまうようでよくありません。

ただGoProのような超広角レンズの場合には、ヘルメット固定にしてライダーによる振動吸収効果を期待した方がいいみたいです。

手持ち撮影とかラジコン機での空撮などでは、フローティングさせた「ジンバル」という機能を使いますが、コーナリングで車体を倒すバイクには向いていないようです。

今回もウインカー横のステーに固定しました。

といっても金具のステーに載せ、ベルクロテープで固定しただけです。

これが後で述べますがちょっと問題があったようです。

 

風切り音に関しては、マイクの前にスポンジを付けて対応すればいいでしょう。

今回はビデオユニットのマイク穴が小さく、風を巻き込みにくそうなのであえて対策無しで試してみました。

 

出来れば走りながら操作出来る様にリモコン式にしたかったのですが、まずは撮影に耐えうるかどうかだけのテストなので、配線は加工していません。

電源と録画は、バイクから一旦降りて前に回り、ビデオ本体の小さなボタンを押して行います。

 

テストツーリングは日曜日に行ってきました。

前日の土曜日に続き、ゴールデンウイーク二日目、いい天気です。


 

これだけ天気がいいと秩父方面の国道299号線はきっと混んでいるでしょうから、こちらのルートを選んで正解です。

名栗川と平行して走るので途中で何カ所か停まって眺めます。


 

水深も浅く河原になっているのでバーベキューを楽しむ家族が大勢いました。


 

9時半過ぎ、名栗湖の有間ダムに到着です。


 

堤防に上がってくる前にバスが停まっていましたが、大勢のハイキングの方が降りてこられました。


 

この先、名栗湖を半周ほど行ったところから登山道があり、棒ノ嶺というところに行けるようです。

往復10km弱、4時間半ほどのコースのようです。

ハイカーの方にとっては、うるさいバイク乗りには興味はないのでしょうけど、中には「カッコいいバイクですね」と声を掛けて通られている方もいてほっとします。

 

気温も高めでこんな日はカヌーで湖面に漕ぎ出してみても気持ちよさそうですね。


 

真上からハーレーを撮ってみました。


 

あまりにものんびりして30分くらい、湖ややってくるバイク、歩いているハイカーを眺めてぼーーーとしていました。

 

帰りも同じルートを通って帰りました。

山伏峠を越えて正丸トンネルの方へ出てもよかったのですが、299号線の混雑が気になります。

こっちのルートならこの時間は渋滞には無縁です。

ここの飯能河原のバーベーキューも、以前「アド街っく天国」で取り上げられていましたね。


 


 

さて問題の撮影した動画です。

何カ所かで撮影しましたが、これは名栗湖に向かう途中と、有間ダムを出てさわらびの湯に向かった時のものです。

上の方でも書きましたが、やはり動画の「ブレ」が出ています。

これはビデオユニット本体の問題というより、固定方法の問題だと思われます。

原因は、

 ・キーホルダー型ケースの底が丸く湾曲していたのでステーに密着していない

 ・ベルクロで固定しただけなので多少動いてしまった

だと思われます。

対策としては、ケースの底を平らにしてステーの上には滑り止めのゴムを貼ってしっかり固定すれば、ブレはかなり防げると思います。

 

画質については、想定内です。

解像度の低さ、発色、白トビ等の問題はありますが、簡単に走行動画が撮れればいいので私的には十分許容範囲内です。

動画編集ソフトで多少は補正出来るでしょう。

画角は、GoProなどのアクションカメラに比べると狭いですけど、これでも十分周囲の風景などはわかると思います。

もし気になるようなら、最近売られているスマホのカメラ用のワイドレンズを付けようかとも思いましたが、特に必要なさそうです。

地面ばかり目立っていますので、取り付け角度はもう少しだけ上向きの方がよさそうです。

 

風切り音についてはちょっと驚きました。

ほとんど気にならないレベルです。

特に対策も必要なさそうです。

 

結論からすると「このキーホルダー型のビデオユニットでも結構使えるな」という感想です。

そうなるとやはりリモート操作出来る様にしたいですね。

分解して中の回路をチェックしました。

電源、録画、表示用LEDなどの接点はわかりましたが、あまりに狭い筐体の中に基盤とパーツを詰め込んでいるので、この上さらに追加の配線ケーブルを取り回すスキマがあるか、ケースの外に逃がす場所があるか検討する必要がありそうです。

そして何より老眼になった眼では、チップパーツの回路に手でハンダ付けするのが一苦労です。

と言ってもそれをやるのが「メカ好きおじさん」たる私の趣味なんですけどね(笑;

 

 

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コメント

  1. バイクおやじ さんへ、
    そうなんです。
    結構長くあそこにいました。
    もし秩父方面じゃなくてこちらに来られれば
    お会い出来たかもしれませんね。
    今度はぜひ!

  2. 30分もいらしたんですか!
    では私が有馬ダムに寄っていたら多分あえたのに残念です。
    是非近いうちによろしくお願いします。

  3. DON さんへ、
    おっしゃる通りですね。
    私も最初、やっこカウルに取り付けてみましたが、
    大きいことで振動も拾いやすいし、
    風の影響も受けるみたいですね。
    以前は、ゴムダンパーやスポンジを挟む事も試しましたが、
    かえってブレてしまうようでした。

  4. 動画を取るのにセットする場所が多いような感じを受けるヤッコカウルですが。
    振動も拾いやすいし、ブレが止まらずに上下や左右にいつまでも動いているのは困ったものです!我が家も今の所振動対策に頭を悩ましています(^_^;)

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