バイクツーリングでは走行中の写真以外にも動画を撮影しています。
ヘルメットにはGoProを付け、バイクの前方には同じようなアクションカメラ、そして後方撮影用にもカメラを設置しています。
実際に北海道ツーリングでのフェリーからの下船風景と、就実の丘で撮ったGoPro、奥さんによる手持ち撮影と後方カメラの三つの同時録画の映像も載せています。
その後方用カメラには自動車の使わなくなったドライブレコーダーを転用しています。
大きなものは邪魔になるのでYupiteruのDRY-mini1という機種を使っています。
付属していたステーは使えないので、金具を曲げて取り外し出来るように加工。
これをハーレーのキングツアパック(リアボックス)上のキャリアに固定して後ろが撮影できるようにしました。
その電源はバイクのバッテリー近くの配線からエレクトロタップで分岐して供給して、リアボックス内に二又のアクセサリーソケットを設置してそこに12Vからドラレコ用の5Vアダプターをつなぎ、途中にスイッチを設けて走りながらでも撮影のオン・オフが切り替える出来るようにしていました。
ところが最近になって電圧が降下したようで起動出来なくなってしまいました。
ひょっとして、ハーレー純正の配線ラインの中に割り込ませてあったので支障が出たのでしょうか。 そうだとするとリーレーを介してバッテリーから電源を取った方がよかったのかもしれませんね。
今回はそこまでやらずにヒューズから直接電源を取るように改良しました。
ソフテイルの場合はタンデムシートとライダーシートを外すとその下にバッテリーとヒューズボックスが現れます。
その中の「ACCY」と書いてあるアクセサリー用のヒューズを取り外します。
バイクや自動車用のヒューズには「平型」「ミニ平型」「低背型」がありますが、ハーレーでは「ミニ平型」が使われています。
ヒューズから電源線を取り出すパーツも売られていますが、カンタンなものなので自作します。
ここに配線を取り付けるので、ヒューズの端を精密ノコとニッパーで慎重にカットして端子の一部をむき出しにします。
こんな感じに加工します。
あまり大きくカットすると強度が落ちますのでほどほどにします。
ヘルピングハンズでおさえておきながらまずは予備ハンダを付けます。
配線が付きました。
ほかの部分と接触してショートしないようにビニールテープを巻いておきます。
アクセサリーの位置にヒューズを取り付け、配線がカバーなどに挟まれないの確認しながらラインを這わせます。
ヒューズボックスのカバーを閉めて、シートを元通りに直します。
途中の段階で何度か動作確認してありますのでリアボックスに配線を取り回してインナーボックスの下に隠します。
ここからは後方撮影用のリアカメラの電源のほかに、走りながらでもスマホやインカム、デジカメなどの充電が出来るようにあります。
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