土曜日にディーラーに行った目的のもう一つありました。
私のハーレーは2008年3月に納車になったので、来年春に7年目、3回目の車検になります。
そして走行距離は現在48,200km、年間7,500kmほどになります。
このペースだと来年春には5万キロを超えます。
以前からいろんな本やネットの情報では、
「ハーレーは5万キロを超えた当たりでエンジン上部、腰高をバラしてオーバーホールした方がいい。
その方が後々の耐久性が伸びる」と言われていたのを見ていました。
実際にディーラーのメカニックの方にそのあたりのお話を伺って、費用が掛かるようなら車検までになんとかしようと思っていました。
そこで聞いたところでは、
『昔のハーレーならそういう傾向もありましたが、最近のモデル特に2006年以降のツインカムならそこまでやる必要はないと思いますよ。
もしやるとしても、何か異常があるか気になる点がある、たとえばオイル漏れとか振動が急に増えた、異音がするなどの症状があれば別ですが、特にそういう事がなければあえて開ける事はありませんよ』
もう一つ、カムチェーンテンショナーの摩耗についても、最近のTCは改良型が使われているので聞いてみましたが、これも、
『そうですね。
旧タイプのものはスプリングでテンションを掛けていて摩耗の程度も激しかったですが、新タイプのものは油圧式になり以前よりかなり寿命が延びました。
走り方によりますが異常がなければ交換する必要はありませんし、その場合でもオーバーホールでなくそこだけ開けてパーツを交換します』
との事でした。
一つ一つ答えていただいて、
『ハーレーの5万キロでオーバーホールというのは、まったく間違っているとは言いませんが、今のモデルとしては都市伝説みたいなものですね』
と言われました。
これで安心して来年は車検整備だけお願いしようと思います。
オーバーホールするとなると、数十万円単位で費用掛かりますからね、あーーよかった。
コメント
オトキチキング さんへ、
はじめまして!
ハーレーの大先輩の方ですね。
すべてご自分でされるなんて凄いですね。
私はメカ「好き」なだけで「詳しい」わけではないので
自分で出来る小さな整備がやっとです。
昔だと書籍くらいしか情報がなかったですが、
今はネットで個人の方からの情報が豊富になりました。
どれが正しいのかわからないこともありますね。
私は98FXDに乗り、17年間で13万Kmを超えましたが、オイル漏れもなく絶好調です。旅先でも機関の故障はなく、このまま20万Kmいけそうな気がしています。整備、車検はすべて自分でやっており、ディーラーにも出したことはありません。わたくしの経験からメーカーの組み立て品質を信じ、むやみにOHはしないほうが長持ちします。5万KmでOHするようなHDは本当に乗り方が悪いか、メーターをごまかしているか、腕の悪いショップ(ディーラーも含む)がきちんと組み立てていないか、点検時にボルトをなめてしまうなどといった不注意が大半の原因と考えています。ちなみにエンジン以外はフルカスタムしています。溶接、塗装、スポーク組み、タイヤ交換など何でもやっています。(個人ですので人のバイクは触りませんが)バイクが好きで、基礎をよく学べば、ネット上の都市伝説に惑わされることはありません。
沢田邦正 さんへ、
おっ、私と同じ頃のハーレーですね。
ツーリングモデルのカウリングステーの損傷は
かなり多くの方が経験されたようですね。
走行距離は私よりかなり多いです。
タイヤ交換がご自身で出来るのはさすがです。
私も国産バイクの中型までなら、
ツーリング先で何度かタイヤを外してパンク修理したことがありますが、
ハーレーのあの太いタイヤをリムから落として、またはめる自信はありません。
最近のハーレーは(TC96)確かに故障は少ないですね、私も2008年3月のFLHT(スタンダード)に載っていますがヤッコカウル内のステーが折れたぐらいです。走行距離は59、000km超えで今年中には60、000km超えそうです。まめにオイル交換やカスタム(ウルトラ仕様に近づけて)それとタイヤ交換も自分で行っており、愛馬には愛着もって接して長く乗り続けたいと思っています。
DON さんへ、
そうですか、やはりDONさんご贔屓のメカニックさんも
同じことをおっしゃっていたんですね。
そう聞いて余計安心しました。
大陸的でおおざっぱと言われる事もあるハーレーのVツインですが、
ことメンテナンスについてはかえってやりやすいのかもしれませんね。
姶良のペガサス さんへ、
ハーレーOHVのカムチェーンはとかく問題がありましたね。
ギア化するのが流行ったのもわかるような気がします。
それでも修理代はかなりかかりそうですね。
GLは重量以上にフルカウルで迫力あるので余計そう感じるのかもしれません。
ハーレーのハンドルマウントのやっこカウルは重さと振動があります。
モーターのように精密でヒューンって感じにふけあがるのも魅力的です。
GLはレギュラーガソリンなんですね。
それはとてもうらやましいです。
バイクおやじ さんへ、
はい、安心しました。
それだけでかなりの出費になりますからね。
なるほど車だと10万キロくらいならオーバーホールしませんね。
それにあの広いアメリカ大陸を走り回って、
日本以上に走行距離が伸びそうで、
まめにメンテナンスをするとは思えない(失礼!)環境で使われるのですから
それほど気にしないくていいのかもしれませんね。
オーバーホールの必要がなくて良かったですね。
バイクはともかく自動車(日本車)で5万キロでオーバーホールなんて考えられないですもんね。
DONさんのおっしゃる通り8万から10万キロでオーバーホールが必要になるとするとその頃は10年ぐらいでしょうか。
さすがに買い替え?でもあれだけ愛着もっていろいろカスタムしているとそうそう買い替えできないですよね。
メンテしやすくなっているなら10年といわず15年、20年と乗れるとよいですね。
私も丸3年ですが、今のところノートラブルです。逆になかなか乗れなくてバイクに申し訳ないです。
私の倶楽部メンバーでカムチェーンテンショナーを社外品に交換して1万キロももたずに再交換と言うメンバーもいました。ばらしてオイル交換・パッキン等でかなりの出費だったみたいです(>_<)
前回の返コメ戴いた中でGLの重量の件ですがウルトラと変わりませんがカウルが固定されて居る為にハンドルで操舵する分軽く感じます。足つきもシートの加減でしょうか?何気に良いです(●^o^●)なにより6気筒ですので回転がスムーズです。どちらも良い点、今一つの点等があり好みですね。燃費も平均18km前後で余り変わりません。レギュラーガソリンがお財布に優しいです。
メカ好きおじさんへ
私の大好きな元、メカニックさんも同じことを言っていました。
私のように古い?エンジンも異音がするという事でオーバーホールしましたが、分割してバラす事が出来るエンジンになっているので修理はしやすいと話していました。
ツインカム96になってからはもっとメンテがしやすいらしいです!
8万キロから10万キロを走ると考え時かも知れませんね。(^_^;)