それまで、デスクトップ型の自作パソコンや中古ノートパソコンをかなりの台数所有して遊んでいましたが、一通りやって飽きたというのでバイクの方の趣味に流れたわけです。
でもそれまでの通話やメールという「コミュニケーションツール」としての携帯電話から、「自由にアプリを入れてカスタマイズ出来る超小型パソコン」としてのスマートフォンというものに乗り換えてちょっとばかり、「コッチ系」に戻りつつありました。
くすぶっていた「パソコンオタク魂」に一気に火を付けたのが、Nexus7というコストパフォーマンスに優れた7インチサイズのタブレットでした。
それまでのタブレットと言えばipadの一人勝ち状態で、価格的にも気軽に手を出しにくいものでした。
そんな中、Googleが戦略的な19,800円という価格で出してきた7インチのタブレットには、早々と飛びつき仕事にプライベートにと大活躍しています。
使い道の主なものは、仕事の上で会社PCとのスケジュールの同期管理、主要データの保存のほかに、自分で行ったツーリングの画像などを取り込んだり、好きな動画や映画を入れて出張時の新幹線の中での時間つぶしにも役立っています。
ネット環境への接続については、月額維持費がまったく係らないように無線LANのみの対応機種ですが、自宅内や会社内では無線LANに、出張時には新幹線の駅や東京-新大阪間では車内で無線LANも使えるので不便はありません。
歩きながら使うことはないのですが、どうしても屋外でネットをやりたい時は、スマホとブルートゥースでつないだ上でスマホのネット環境をテザリングすればどこでもネットが可能になります。
実際に持ち運んで使うには7インチというサイズが最適だと思っていますが、自宅でちょっと調べ物をした時や、動画をもう少し大きな画像で見たい時ように、もうワンサイズ上のタブレットも欲しくなってきました。
サイズが大きくなれば当然価格も上がり、みんな5万円以上とかになってしまいます。
そういう時にタイミング良く発売されたのが、ドコモの「dtab」でした。
欲しいなと思いながら実際にはポチリ、までは至りませんでした。
でも二日前に、今月買い換えたスマホで、契約の際にバンドル入会してあったオプションを解約するために、ドコモショップに行ってきました。
一通りの解約手続きを済ませ、最後に前から気になっていたドコモのタブレット「dtab」について、そして「参考までに」在庫状況について聞いたら「ちょうどありますよ!」聞いてしまったのが運のつきです。
ここであらためて「dtab」を知らない方のためにちょっと説明を。
NTTドコモの「dtab」の仕様
NTTドコモ限定発売(だったが、現在はヤマダ電機やビックカメラ等でも購入可能)
SIMカードスロットがなく、3GやLTEが使えないWi-Fi専用モデル
メーカー:Huawei(ファーウェイ)製(中国)
CPUプロセッサ:Hi-Silicon製K3V2T、1.2GHzのクアッドコア
メモリ:RAM 1GB
内蔵ストレージ:8GB(実際にユーザが使える領域は5.8GB)のようだ
外部ストレージ:microSD/microSDHC(最大32GB)対応
OS:Android 4.1(Jelly Bean)
画面サイズ:10.1インチサイズ 1,280×800ドットWXGA解像度、TFT液晶、1,677万色
カメラ:背面約300万画素CMOS、前面約130万画素CMOS
Bluetooth:3.0+HS
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz帯対応)
センサー:GPS、加速度、照度、磁気、傾き
充電やデータ転送はマイクロUSB経由で行ない、USBホスト機能を利用してUSBキーボードを使うことも可能
スピーカー:音響技術「audyssey」「Dolby Digital Plus」
HDMIは備えていないが、MHL端子を装備。別売のMHLケーブルを利用することで、dtabの画面をテレビに映し出すことも可能
防水/防塵:非対応
内蔵バッテリー:6,020mAh(非取り出し式)
本体サイズ:約257.4mm×176mm×9.9mm
重量:約633g
発売:NTTドコモのオンラインストアは3月27日より、ドコモショップは4月18日より
カラー:アルミニウムシルバー
価格は、通常価格としては25,725円ですが、9月30日までのキャンペーンとして、NTTドコモの回線契約およびspモード契約、定額制の動画配信サービス「dビデオ」の6カ月契約の条件を満たせば「9,975円」で購入出来ます。
実際に、25千円でも高くはないですがスペックを見ればまあ普通です。
でも1万円ならしばらく遊ぶおもちゃとしてでもいいですよね。
ここで注意しなければいけないのは、もし先ほどのキャンペーン条件を途中で解約した場合には、差額の15,750円の解約金が発生すること。
そしてもう一点、「dビデオ」の契約期間です。
契約月数計算は「購入日から翌月末日までが1か月目とし、購入日が1日の場合は当月を1か月目とします」と書いてあります。
「dビデオ」は月額525円ですが、月中での契約・解約でも日数割は出来ずまるまる一ヶ月分の料金が発生します。
例えば4月23日に契約したとすると、
4月分:525円発生
契約6ケ月対象期間:5月~10月(末)525円×6=3,150円
解約するのが11月1日以降なので、実質11月分も発生するからまた 525円
結局6ケ月分ではなく、8ケ月分の4,200円がかかることになります。
ですからドコモのスマホを使っていてSPモードの契約をしていれば、実質的には9,975円+4,200円=14,175円で手に入ることになります。
キャンペーン価格では、なんといっても7インチのNexus7の19,800円でさえ衝撃的と思えましたが、それより大きな10インチタブレットが1万円切りですよ。
昔、中古のノートパソコンを買いあさった(二桁の台数は買ったでしょうか)ことに比べれば、これは魅力的です。
一応ドコモショップでハナシを聞いた後、「ちょっと検討してからにします」と言って店を出たものの、検討時間10分、結局またそのお店に戻って購入してしまいました。
前面はほかのタブレットと変わりありませんが、左上に「docomo」のロゴが目立ちます。
裏側は、上部は白いプラスティック製で左右にステレオ用のスピーカーがあります。
下部はアルミ製です。
帰ってきた調べてみると、この機種はドコモの完全オリジナルではなく、Huaweiというメーカーの「MediaPad 10 Link」というモデルのOEMのようです。
ただあちらと違うのは、
・内蔵ストレージの容量:16GB
・バッテリー容量:6,600mAh
・データ通信:3G HSPA対応
といったところです。
帰宅後、さっそく開封してみました。
画面が大きいので見やすいのは最大のメリットですが、さすがに600gという重量は重く感じ動画を観るために両手で持っていてもすぐに疲れてしまいます。
やはり300g台の7インチタブレットの違いは感じます。
マイクロSDスロットには、使っていなかった32GBのSDHCを入れました。
起動してすぐに Google ID と自宅の無線LANの設定をしました。
初期画面は、横型固定でドコモのdメニューが右側に固定で出てきます。
左にフリックすれば自分で入れたアプリのショートカットが表示される見慣れたAndroidのホーム画面になります。
更に、右下に3つ並んだアイコン(ホーム画面/ブラウザ/Google play)の一番左をクリックすればまた別のホーム画面が現れます。
ほかの格安タブレットと違うのは、Google play対応のために自分でアプリを入れてカスタマイズする事が出来る事です。
そうすれば普通のAndoridタブレットと同様に自分仕様に好きなようにする事が出来るんです。
試供品として付属しているスタンドもかさばりますが結構使えそうです。
しばらく使って気になったのは、
・電池のもちはそこそこ大丈夫そう
・でもバッテリーが大きいだけに充電に時間がかかる
(残50%からフル充電するのに約5時間半かかりました)
・画面の映り込みが激しいのと、タップしたあとの指紋が目立つ
・GPSの捕捉に時間がかかる
まだまだ使い始めたばかりですが、結構遊べそうな余地はあります。
コメント
もともと「こっち系」には大好きなオタクですから
この値段だったらついつい手が出てしまいます。
タブレットなら、クックパッドや料理サイトのレシプを
キッチンで見ながら調理したり、
リビングで簡単にネット検索やメールチェックなんかも出来てしまいます。
そのほか、スタンドに立てたままデジタルフォトスタンドで
ご夫婦で一緒に出掛けた時の「儀式」の写真を流しっぱなしにするとか
楽しみ方はいろいろあると思いますよ。
ハハハ、「やっぱり」欲しくなって買ってしまいました。
出張に持っていきましたが、持ち運ぶには
少し大きくて重すぎましたね。
自宅で楽しむのがいいみたいです。
せっかくのNexus7ですから、仕事にプライベートにと
もっとつかってあげてください。
どもどもです(^^)
「パソコンオタク魂」に火が付いた、
メカ好きおじさん、スゴいですね!
meこういった系を、まだ全然手にしていないので、
meみたいなヤツがこの先手にしたとしても、
使いこなせなさそうで不安です(:;)
メカ好きおじさんのレポを見て、
勉強したいと思いますです!!
購入されたんですね。
やっぱりという感じです。
私も悩んで保留中です。
ネクサス7も思ったより使い道がなくて・・・