バイクで秩父に行くのは、昨年12月初めにタンデムで日帰り温泉以来なので3ヵ月ぶりです。
今回はソロで行ってきました。
3月に入ってすこしずつ気温も上がってきたので真冬に活躍していた電熱ウェアも着てはいますがスイッチを入れることなく走れます。
いつの間にか正丸トンネルの中は上下線ともに縦溝(グルービング工法路面)が彫られていました。
この中はたまに水が溜まっていたので排水目的なのでしょうけどバイクにとっては明らかに操縦安定性に支障をきたすもので効果も検証されていないのに困ります。
まあ正丸トンネルは直線だけなので、299号線奥の山梨方面や有馬ダム手前にあるカーブでの縦溝よりはマシですかね。
道の駅あしがくぼに到着。
天気はいいけど平日で少し早いのでまだバイクはそう多くないですね。
バイク置き場の前にはこのような警告が貼られていました。
関東のライダーの集まる場所といえば、道の駅どうし、宮ヶ瀬湖、大黒PAと並びここ道の駅あしがくぼも近隣の方にとっては迷惑なのでしょう。
静かに利用させていただきましょう。
道の駅の売店横の芦ヶ久保駅に続く階段もだいぶ出来てきました。
今までは道の駅の食堂の裏の狭い場所を通って降りてきていましたからこれで少しは近くなるでしょう。
トイレに貼られていた案内です。
今までけっこう盗難が多かったようですね。
文面にある「道の駅あわじに倣い」とありますが、あちらも盗難被害が多発したために2021年6月からこのように掲載して被害が少しずつ落ち着きつつあるようです。
でも実は道の駅あわじも、熊本県の「道の駅水辺プラザかもと」を参考にしたそうです。 こちらは2020年10月からの掲載で値段は同じ1本50円だそうです。
たしかに備品のトイレットペーパーではなく「商品」であれば窃盗ということで抑止効果はあるでしょうね。
多くのバイクやクルマが集まるようになると課題も発生してきますね。
写真を撮って出発します。
武甲山に残っていた雪も少しずつ減ってきたようです。
秩父鉄道の踏切待ちをしているとセメントを運ぶ電気機関車が通過していきます。
今日は秩父神社に来てみました。
ツーリングで毎月のように、いえシーズンには月に何度か秩父に来ていますが秩父神社に来るのは初めてです。
神社の駐車場にバイクを停めます。
神社へはここから歩道を歩いて向かいます。
途中であの花の「ゆきあつ」のマンホール蓋がありました。 ほかのメンバーのマンホール蓋もどこかにあるんでしょうね。 見てみたい。
秩父神社の大鳥居をくぐっていきます。
神門が見えてきました。
境内案内図を確認すると、本殿の周りにはいくつもすばらしい彫刻があるようです。
ぜひ見てみましょう。
まずは御本殿で参拝しました。
本殿左側にさっそく彫刻がありました。
あの日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎作の「子宝 子育ての虎」がありました。
今回、左甚五郎をウィキペディアで検索してみたら、
『甚五郎作といつわれる彫り物は全国各地に100か所近くある。しかし、その製作年間は安土桃山時代から江戸時代後期まで300年にも及び、出身地もさまざまであるので、左甚五郎とは、一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞としても使われたようである。』
へえ、そうなんですね。
本殿のまわりはどこも色彩色豊かです。
ここには「お元気三猿」
「よく見、よく聞いて、よく話そう」だそうで、「現代の情報化社会にふさわしい」とありました。
そして「北辰の梟」
梟は知恵のシンボルで「不苦労」ということで開運招福を願うのですね。
ちょっと小さめなのでよく見ないと見落としてしまいそうでした。
最後にこれも左甚五郎の「つなぎの龍」
少し離れた高いところにありますが、なん箇所か鎖でつながれていました。
秩父神社から駐車場に戻ってきましたが、道の反対側には秩父まつり会館がありました。
今回はパスして次回のお楽しみにとっておきましょう。
この後、ミューズパークに向かいます。
途中の道端の梅も咲き始めていました。
ここに来た目的は梅の開花状況を確認するためです。
自転車とバイク専用の駐車場がありましたが、ここまでの坂を自転車で登ってくるのは容易ではないでしょうね。
さすがに3月になったのでもう咲いているかと思っていましたが、、、まだのようです。
一部に咲き始めていましたがまだ先のようです。
今週末以降、暖かい日が続くのでそれを待ってからの方がいいようです。
なんとか咲いている花を見つけて撮影してきました。
ミューズパークの中をのんびり流します。
秩父市街を抜け道の駅あしがくぼに戻ってきました。
朝をよりは結構バイクが増えてきました。
お昼はここの食堂でわらじかつと味噌豚のミックス丼です。
わらじかつは思ったより大きくて味はまあまあ、味噌豚の方は「野さか」の味に慣れているのであの炭火で焼いた香ばしさがないのが残念ですがおいしくいただきました。
今回も特急ラビューとすれ違いました。
道の駅からの帰りはすれ違うバイクにYaeiを送ってきました。
返していただいたのは3割くらいでしょうか。
70年代のツーリングだとかなりの確率でピースサインをやっていました。
お返しいただいた方を何人か載せておきます。
今回はこのライダーさんが一番元気に手を振ってくれました。
極めつけは自宅近くまで戻ってきた時、卒業式帰りの高校生カップルに手を振られました。
あしがくぼ売店で買ったお土産のあまりんイチゴとちちぶ餅です。
イチゴはそのまま食べても甘くておいしかったのですが、せっかくなのでちちぶ餅の中に押し込んでイチゴ大福にしたらこれがまた最高にウマウマでした。
今回走った秩父のルートです。
今回は割とのんびり走ったので燃費もリッター19kmまで伸びました。
1600ccで400kg近い車重を考えるとまずまずなのではないでしょうか。
北海道ツーリングで走った時はタンデムでも22kmくらい行くので、もう少し伸びて欲しいですね。
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