4時30分、定刻どおりに小樽港に着いていよいよ北海道に上陸です。
この瞬間が最高にワクワクしますね。
今回も自動車が先に下船していきその後にバイクが続きます。
まずは動画で撮影した下船、そして北の大地への上陸風景をご覧ください。
北海道ツーリング2017小樽港から上陸。
小樽港に入る前からフェリーの周囲には霧が立ち込めていましたので薄曇りでの北海道となりましたが、この後きっと天気が回復してくれるだろうと信じています。
前回まではずっと小樽港ターミナルビルから離れた場所(下の写真の左手奥)から下船してきたのですが、今回はターミナルのすぐそばです。
バイクや車で下船するだけならどちらでも関係ないのですが同乗のタンデマーの妻は歩いての下船となるので写真にある長い通路をずっと歩いてくるのでこちらの方が便利なのです。
歩いてくるので乗ってきた新日本海フェリーの船首の方の写真も撮ってこられました。
6月28日の初航海から4日しか経っていないので新車、新船?状態でキレイですね。
雨が降っている訳ではないですが、霧のため濡れてしまうのと気温が17度と肌寒いのでメッシュジャケットの下にインナーウェア、そしてレインウェアとエアバッグベストを着て走り出します。
今までの北海道上陸後の朝食といえばこんな早朝でもやっているのはフェリーターミナルから数分の鱗友朝市でいただいていたのですが、今回は「北海道といえばセイコーマート」のとおり、コンビニで朝食を調達します。
新日本海フェリーの小樽港から降りてきた北海道ツーリングのライダーの多くは、ここから北上して日本海沿いを走りオロロンラインで北の宗谷岬を目指す事が多いようです。
そのため同じライダーさんと一緒に走るようになります。
こちらのゴールドウイングのグループの方とも小休止をはさみながら何度も抜きつ抜かれるになりました。
オロロンラインは小樽からの道を指す事もありますが、石狩川の河口を超えたこちらの国道231号線からの方が景色がよくなります。
残念ながら北海道らしい青空とは言えませんが霧雨もなくなり走りやすくなりました。
2017年北海道ツーリング、小樽からオロロンラインで留萌
さっきセイコーマートで買った朝食ですがお店で食べるより停まって外で食べる方がおいしいのでもう少し走ります。
やってきたのはコチラの「恋人の聖地」のある厚田公園です。
ここのベンチに座っていただきましたがコンビニおにぎりでも北海道ツーリングで食べてると思うと一味もふた味も違うように思えるから不思議です。
休憩した後で出発です。
海沿いの丘の上には霧が覆っていますが左の方に目をやると雲の間から少しだけ青空がのぞいています。
これは期待できそうです。
しばらく走ると前方にも青空が広がってきました。
この空の青さは東京ではお目にかかれない色です。
地図で見る北海道の拠点間の距離感は本州とは違います。
縮尺が違うのでここからそこまでと思ってもかなりの距離があるのでタンデムで走る場合には短くてもいいので1時間ちょっとで休憩を取らないとタンデムの方も疲れてきます。
これからタンデムで北海道ツーリングに行かれる方へ、ココ、重要デスヨ!
深川留萌自動車道のローズガーデンちっぷべつの駐車場で休憩を取っていましたが天候も回復してきたし気温も少し上がってきたのでもうレインウェアはいらないとを脱ぎました。
道東道をさらに東へ進みます。
北海道の高速道路は一車線が多いことは以前にも書きましたが、さらには無料区間が多いのにもびっくりです。
今度は道の駅「しらたき」で休憩を取りながらお昼もいただきましょう。
実は今日の夕食はけっこうボリュームがありそうなので、お昼は軽めにしておくつもりなんです。
メニューを見ると「ほくほく丼(鹿丼)」というのが気になりました。
早速頼んでみました。
出てきたのがこちら、レトルトのようですがまずまずおいしかったです。
お店を出た時には青空が広がっていてさらに気温もぐんぐんうなぎ上りで暑っいです。
ちょうど自衛隊のバイク隊の方々も停まっていましたけど、ひと言「ガソリン給油する時はこぼさないようにね」
やっぱり北海道を走る時は曇り空より青空がいいですね。
2017年北海道ツーリング道東道で網走へ
さて網走までやってきたのはここに立ち寄るためです。
そう「博物館網走監獄」を見学するためです。
前回ここに来たの1994年ですから23年前ですのでその頃よりかなり施設の内容が変わったとの事でした。
バイクの専用駐輪場もありますが、訪れた時は三台ほどでしたがこの写真は帰る時のものでかなり台数が増えていました。
多くのバイクが荷物満載なので北海道ツーリング中に回ってきたのでしょうね。
入場料を払う前にスマホでクーポンをゲットして提示しましたがJAFの会員証でも同じでした。
入口の守衛さんと記念撮影です。
中の展示は一部は以前と同じでしたが、だいぶ増えていてすべて回るのには二時間ほど掛かりました。
北海道の開拓には受刑者の労働力がかなり大きな力となっていたことを初めて知りました。
網走監獄ではなく外地に行って作業を行う際には自分たちで宿泊施設を作ってすすめていたので、こちらはその宿泊施設の様子です。
網走監獄での食事メニュー(平成15年10月)ですが思ったよりちゃんとしたものが出ているようです。
町中とかを移動する際の「赫い囚徒」の服装を着てみました。
おいおい、受刑者の食事を横取りしようとしているのはダレ?
有名な五棟の収容室が放射状に配置されその中心部分に監視室を設置することですべてをチェックすることが出来る中央見張所です。
極寒の北海道網走の地で収容室を均等に温めるために考えらた暖房施設です。
受刑者の楽しみの一つ、入浴タイム。
網走刑務所を後にして網走湖、能取湖に沿って北西に向かいます。
湖に鶴が二羽いました。
丹頂鶴だと思いますが頭が赤く見えません。
こういう景色が見たくてはしっているんですよね。
そろそろ今日の宿に近づいてきましたがその記事はまた次回に。。。
【 本日の走行 】 : 472km
走ったルート図です。
※ 走行ルートを記録するなら「GPSロガー」がお勧めです。
コメント
大吉 さんへ、
こんにちは!
ライダーとしては一度は北海道を愛車で走りたいですね。
でも一度走ってしまうとそれで終わり!とはいかず、
6年間で4度行ってしましました。
ツーレポ、まだまだ続きますのでよろしくです。
DON さんへ、
はい、お陰様で雨に降られず、そんなに暑くもなく
ちょうどいい時に走ってこられました。
お気遣い、ありがとうございました。
今年も無事に行ってこられてよかったです。
いちご さんへ、
持っていっているのがコンデジだけなので
なかなかキレイでいい写真が撮れません。
網走監獄の「赫い人」は私も今回初めて知りました。
でもその人達のおかげで開拓が進んだのですね。
今回も無事故無違反、無転倒でした。
榛名赤城山 さんへ、
北海道は時計回りに回るライダーが多いので
反時計回りの方がすれ違う確率が高くて
ピース(ヤエイ)がもらえる回数が増えると聞きます。
ソロツーも気楽でいいですが、心細いことも多いですね。
ツーレポとかツイッターとかやっていらっしゃらないのですか。
せっかくの体験、発信しないのももったいないですね。
本当によく走りましたね!実は、私は反対方向から走りました。
紋別の宿泊地から、網走監獄は、中に入らず門でさようなら。
そして、知人のいる留萌を目標に39号線や林道を走りましたが、
疲れました。林道を一人で走るって気を使い疲れます。
日も暮れたので、有名は温根湯温泉のすぐ近くのキャンプ場で
テントを張りました。評判通りの良い温泉でした。
メカ好きさんの報告、楽しみです。自分の走りを思い出させて
くれます!
あまりコメントはしませんが、拝見させていただいています。
網走監獄については、つい先日、作家吉村昭の「赤い人」を読み終えたところで、まさに網走監獄と囚人による北海道開拓の過酷な物語でした。なので、思わず見入ってしまいました(笑)。
菅傘をかぶって腰縄で歩く姿は、小説そのものです。
と、話がそれてしまいましたが、残りの予定もお気をつけて楽しんでください。
良い天候で何よりでした(^_-)-☆
我が家では今日はどこまで走るんだろうとか、明日の天気はどうだろうとか(;^_^A
身内のように考えていました(^^♪
初めまして、いつも楽しく拝見させてもらっています。北海道ツーリングテンション上がりますね、
続編、楽しみにしています!(^^)!
あんちゃん さんへ、
小樽から網走まで、タンデムで500km弱、
2013年に行った時はもう少し走りました。
早朝5時前に出発できるとはいえ、
結構疲れましたね。
走りましたねぇ
北海道は一般道でも飛ばせますし
距離が長いですからねぇ