動かなくなったタコメーター

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3月中旬に突然起こったハーレーの始動不能状態。
朝、出発しようとセルをスタートボタンを押しても、セルが弱く回るだけでエンジンが掛かりませんでした。
10分近く試すもラチがあかず、結局クルマのバッテリーからブースターケーブル経由で電気を供給して始動させ、その後は順調に動いていました。
しかし、それ以来後付で付けたタコメーターが動かなくなってしまいました。

タコメーター交換

電気式なので配線は三本、電源のプラスとマイナス、それにクランクポジションセンサーです。
バッテリーからの電力供給はあるようで、内部照明も点きますし、ステッピングモーター特有の始動直後に一旦針がフルスケールまで振れてゼロに戻る動作もしています。
そうなるとクランクポジションセンサーが怪しいことになります。

ただ、バッテリートラブルによる始動不能だと、タコメーターのセンサー配線は関係ないように思われます。
また、仮にクランクポジションセンサー自体が壊れてしまっていた場合には、エンジンが始動出来ないか、出来てもここからの信号をコンピューターが感知してエンジンの回転をコントロールしている訳ですから、回転が安定しなかったり片肺になるはずです。
しかし実際には走行には全く支障が出ていないのでセンサーの不良も考えられません。

そうなると残るのはタコメーター自体の故障と思われました。
仕方なくネットで今までのと同じデイトナ製のハーレー用電気式タコメーターを購入しました。

タコメーター交換

届いたタコメーターをやっこカウルのインナーフェアリングに埋め込んである古いものと交換します。

タコメーター交換

タコメーター交換

作業自体は慣れたもので簡単に出来ました。

さて、新しいタコメーターを取り付けたフェアリングをハーレーのセットして、エンジンを始動します。
この時タコメーターは。。。
  。。。
  。。。
  。。。
動きません!!
フルスケールからゼロ戻り、その後はエンジンが始動しても針はピクリともしません。
これではタコメーターの故障ではなかったことになります。

まさかと思いながら、クランクポジションセンサーから取り出しているケーブルをチェックしてみました。
このケーブル、タコメーターに付属していたものではインナーフェアリングまで引き込むには長さが足りず、ギボシ端子を付けた別のケーブルで延長していました。
テスターでチェックしてみると、なんと断線しているではありませんか!
新しいケーブルを引き回してテストしてみると、今度はちゃんとタコメーターが回転数を表示しています。
念の為今までのタコメーターをつないでみると、こちらもちゃんと動作していました。

結局、壊れていなかったので今までのタコメーターを再度取り付けることにしました。

手元には、当面使い道の無くなった新品のタコメーターが残りました。
今度壊れた時のために(いつ!?笑)取っておくか、いっそヤフオクにでも出せば半額くらいで売れないでしょうかね。

コメント

  1. 初歩的なミスで、
    最初にチェックしなければいけないところなのに
    それを怠ったばかりの失敗です。
    お恥ずかしい限りです。
    自分で取付などをやるメリットは、
    ご指摘のとおり自分でチェック、修理出来る事です。
    でも反対に自分で工夫してやったことだと、
    ディーラーのメカニックに修理してもらうときに
    やり方がわからないだろうと言うことです。
    例えばリアのキングツアーパックの取り付けは
    テールランプの配線も含めて
    ノーマルな方法ではないので、外す時にメモを取るなど
    かなり苦労されていたみたいですね。

  2. 配線のトラブルでしたか(^_^;)
    ご自分で配線を追っていけるということは素晴らしいことですね!
    自分も配線図があれば、少しでも自分の電気系を追えるとは思うのですが(^_^;)
    まずはひと安心ですね(^-^)

  3. たまにこんな失敗をしてしまいますよ。
    今回は購入しなくてもよかったタコメーターの出費が
    痛かったですね。
    それでも直っただけ、マシだと考えています。

    もしクランクポジションセンサーをディーラーで交換する
    はめに陥っていたら、2万円以上掛かった事をを思えば、
    これで済んでラッキーでした。

  4. メカ好きおじさんでも、こんな事が有るんですね
    私の様なヤッツケ作業ならいざ知らず

    少し安心した気がします(笑)

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