フェアリング磨きとラインテープの貼り方

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今日は予約しておいたフェアリング磨きの日。

関東地方は昨日、急な雷雨に見舞われ、今日も朝から同じような曇り空。
ちょっと不安はあったけどまあ大丈夫だろう(何の根拠もないけど)と思い予定通りにショップへ。

作業は、超極細のコンパウンドで電動ポリッシャーを使っての磨き上げ。
塗装-クリアを塗ってから1ヶ月以上経過し暑い日もあったのでクリア層もかなり固くなっていたようです。
コンパウンドの種類を変えて徐々に平滑にしてきます。

仕上がりはこんな状態です。
写り込みも以前よりかなりいい感じでワックスを掛けないでも綺麗な光沢が出ています。
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これでも国産乗用車より表面は平滑になっているのですがそれ以上に感心したのが「やはりハーレーの塗装処理はすばらしい」という事。

この磨いたばかりの塗装面よりハーレー純正のタンクやフェンダーの方がもっと平らなんですね。さすがです。
タンクは全面が同じように平らのようですが前後フェンダーは上面と側面でだいぶ異なっているんですね。
タンクと同じような仕上げの上面に比べてフェンダー側面は若干大きなうねりの凹凸があるようです。
今回の仕上げではこの側面と同様かそれよりいい出来だと思います。

今回、磨き処理のためにウインドスクリーンを外し先日入れたラインテープを剥がしました。

もう一度ラインを入れなおしたのですが参考までにラインテープの貼り方を書いておきます。

使用したのはこのテープです。
バイク・カー用品店で普通に手に入るモノです。
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購入したのはシルバーの3mm幅なので、タンクやフェンダーのライン幅の1.7mm位(?)に合わせて細くします。
カッターの歯は使う前にカットして新しくしておきます。
今回は3mmを半分にして1.5mm幅で使います。
ラインが明るいシルバーなので、タンク等と同じ1.7mm幅では貼ったラインが目立ちすぎてしまうのであえて細くします。
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細長いテープを正確にまっすぐにカットするにはカッターボードの上にガイドとなる別のテープを貼ります。
幅広でラインテープと同じ位の厚さのテープを貼って一辺をカッターでまっすぐカットしておきます。
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【追記】
後日貼り直しをしましたが、その時にはガイドとする黒いテープの間に、3mmのすき間を空けてカットして、その間にシルバーのラインテープを置けば、ズレずにうまく半分にカット出来ました。

このガイドにラインテープをしっかり沿わせて定規でしっかり押さえつけます。
ここで改めてカッターの基本的な使い方を。
カッターで切る時は、必ず一度でカットしようとせず「3段階に分けてカットします」
まず1回目は、ごく軽く線をつけるような感じでカッターに力を入れずに引きます。
これは最初から力を入れるとカッター歯が滑ったり定規が動いてしまう事があるからです。

2回目は少し力を入れて切ります。ここでも全部カットするのではなく多少残るような感じくらいの力で少し強めにカッターを引きます。

そして最後の3回目で完全に切り離せるように力加減を調整して引きます。

このように3回に分けてカットしないと今回のように細いテープをさらに細くするような場合にはうまくカットしにくいと思います。
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いよいよフェアリングにラインを貼っていきます。
最初に大まかな目安となる位置を確認し、左右同じになるようにマスキングテープを目印となる場所に貼っておきます。
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貼る時は少しづつというより、少し長めに一気に貼ります。
指の感触でラインのずれを修正しながら貼ります。
注意点は、「テープを引っ張らずに貼る事」
つい、シワにならないようにと考えて引っ張りながら貼りがちですがテープやカッティングシートは時間が経過したり陽にあたると一時的に伸びた後、縮んできます。

そのために、引っ張って貼った所はラインがヨレてきたり、浮いて剥がれやすくなります。
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カーブや曲線部分は、指の感触で綺麗なラインになるように少しずつ貼ります。
急激に曲げる部分は、上記のように特に引っ張りがちになりますが多少たるみ気味くらいにして、余った部分を少しずつ押さえるような気持ちで決して引っ張らないようにします。
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今回も2本の細いラインで構成します。
2本目は1本目と均一の隙間を空けて貼りますが、目安があるのでやりやすいですね。
すべて貼り終わったら、フェアリングに傷をつけないよう、柔らかい布(メガネ拭きや金属磨きクロス等)でラインをなぞって密着させます。
一般にテープや粘着シートは、接着後定着するのに最低1日以上かかります。
この間はラインに触ったり、急激な温度変化は避けます。
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貼り終わったところです。
今回は、FLHTCU(ウルトラクラシック・エレクトラグライド)風のラインにしてみました。
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こちらは前回貼ったものです。
この時は、FLHTC(エレクトラグライド・クラシック)風にしてありました。
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明日以降、車体に取り付けてさらに定着してからワックスで仕上げます。
塗装と違うので飽きてきたら別のラインに変えるのも簡単に出来ます。

【追記】 (経過報告)
ラインテープを貼ってから、半年以上経過しました。
これまで夏の炎天下や雨に濡れたり、ワックス掛けをしたりといろいろやりましたがはがれる気配はまったくありません。
これ、けっこう丈夫みたいですね。

コメント

  1. アテさん、
    明日からツーリングなんですね。
    楽しんできてください。
    やはりハーレー専門のところでそれなりのコストを出せば
    もっと凄いツヤも出せるのでしょうね。
    でも私にはこれで十分です。
    ライン、入れるとやっぱり引き立ちますね。
    確かに今度の方がスマートかも(笑;

    オノジさん、
    ありがとうございます。
    オノジさんだったら色々機器とかお持ちのようですから、
    ご自分で出来ちゃいますね。
    コンパウンドは「極細」と「超極細」を使って、
    仕上げはポリッシュでした。
    コンパウンドでしっかり研磨すれば、
    ワックスとか掛けないでもすばらしい光沢になりますね。
    ラインも書いちゃってみてください。

    P.S.コメントの投稿に時間がかかってしまい、
      重複投稿になってしまうのは私のブログのせいです。
      環境設定を見直しましたので、
      今まで1分近くかかっていたのが20秒以下になったと思います。
      ご迷惑をおかけしました。

  2. こんにちは

    カウルの塗装面が凄く綺麗に成りましたね

    光の反射が画像からでも十分伝わります

    オノジもバフ掛けをして見ようかなー

    純正のライン入れもGoodで良いですね

  3. 夏仕様でヤッコカウルを外していたのですが、明日のツーに備え今日付けま
    した。(^^)ノ
    磨き上げきれいにできましたね!
    ラインも職人技でカッコイイ! 今回の方が広がりがあってカッコイイと思
    いましたよ。(^^)

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