ハーレーFLSTCにはツーリングモデル以外では珍しく、二人乗りしやすいように広めのタンデムシートが装備されています。
それでも長時間乗っていても疲れないようにとかなり以前から何度かこのタンデムシートを自分で改良しています。
一番最初に作ったのがコチラのスタイルです。
これはノーマルのタンデムシートの上に低反発クッションを縛り付け、
その上にレザーシートでカバーを作って覆っています。
そして今使っているのがコレです。
これは改良版四作目で、低反発だけでなく硬さの違うクッションを四層重ねています。
そしてサイドにもクッションを追加しています。
最近になってタンデムシートの妻がツーリング系のウルトラのシートに座ってみてとても座り心地がいいと感想を言っていました。
今のシートより少しだけ幅広にしてみれば改善できるでしょうか。
最初にシート上に載せる板を買って試してみましたがシート前方カーブをうまく処理できませんでした。
実際に試しに広いシート状のものに座ってみましたがあまり良くないようです。
結局今のシートを幅広になるように改良することにしました。
一度分解してみます。
サイドにクッションを追加します。
うまく馴染むようにエッジを削ります。
より滑らかにする場合にスポンジを削るにはチーズおろしを使うとうまくいきます。
こんな感じにしました。
これをサイドに取り付けレザーカバーでくるみます。
以前のバージョンでは縫い目にパイピングを付けてみましたが座った感じでは多少硬さがあってよくなかったようなので今は外しています。
既存のシートベースを使っていますが、このハーレーの場合は周囲を留めるのにガンタッカーなどの大きなステープラーを使わずにフックに引っ掛けているので脱着がカンタンに出来ます。
これで出来上がりです。
実際にタンデムツーリングでつかってみました。
でも妻の感想は「今までと変わらないみたい」でした。
もっと幅広にするか、上面をフラットにしないとわからないようですね。
でもそれならノーマルのままでもいいのか、、、、アワワ!?(笑;
コメント
ziromei さんへ、
バイクのシート、特にタンデム甩には
長時間の座り心地が大切ですね。
そうですか、CVOよりスプリンガーですか。
私も北海道ツーリングに行く前は、
いろんな方の動画を見て研究しています。
参考になることも多いですよね。
私のバイクも9年目、6万キロオーバーですが、
ハーレーは丈夫でしょうから安心しています。
さすがメカ好きさん、奥様思いですね。
我が家も、CVOのシートと今のスプリンガーのシート、どっちがラクチン?ってカミさんに聞いたら、今のスプリンガーの方がラクチンと申しておりました。
CVOのシートはやはりスタイル優先なんでしょうね。
オイラは、CVOのシートの方が、疲れ無かったように感じましたが…(笑
あ、ここ最近、今年の北海道ツーのイメージトレーニングで、多々、メカ好きさんの動画を夫婦そろって拝見中です。
今度のバイク、出先で壊れないか心配もありますが(汗