ツーリングでお世話になった無人駅の思い出

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今では私の泊まりのツーリングではホテル泊まりが定番になってしまいましたが、若い頃1970年代に日本中をツーリングして時は「旅は野宿だ!」と息巻いていました。 ホントは予算がなかったのもありましたが。
大きな駅、青森駅や秋田駅、京都駅などの駅敷地のすぐ近くで寝袋だけで野宿していました。 今ではそんなことをやっていたらすぐに駅員さんや警察官の方に退去するように言われそうですね。


 
でもそんな大きな駅より、ローカル線の無人駅にはずいぶんとお世話になりました。
夏の日は日没も遅いですがそれでも5時ころには今晩の宿を探して線路沿いに走ってウロウロしていました。
地方に行くとなかなか気に入った寝床、無人駅がみつからないことも多かったです。
条件としては、できるだけバイクと離れずに一緒に泊まれて屋根とベンチがあり、乗降客が少ない場所を探していました。
そんな駅に出会えたときはゆっくり休むことができました。
ベンチに寝袋だけ敷いて中に潜り込み、蚊除けの蚊取り線香を腰につける携帯用のケースに入れて枕元に置いていました。


そんな場所で休んでいると、ときどき近所のオジサンが軽トラでやってきて「おい兄ちゃん、そんなトコで寝るんならウチに来て晩ごはん食べてとまってけよ」と言ってくださることがあり、とってもうれしかったですね。
 
そんな一方、雨の日に屋根のある無人駅に泊まっていた時「やれやれ、これで濡れずに一晩すごせる」と思っていたら野良犬がやってきてやはり雨宿りにやってきたときもあります。
まあ食べ物をもっていなくて気にしなければ大人しく少し離れたところで眠っていました。
 
ほかには、無人駅以外によく利用していたのは街道沿いにあったコインスナックですね。
ドライブインとは違って小屋の中で無人で自動販売機が並んでいた場所です。 たいてい買ったモノを食べるベンチがあったのでそこに寝袋を敷いて休むことができました。
そういうところには夜中になるとパラリラ・パラリラ・パラリラという爆音とともに暴走族がやってきて起こされてしまうことがありました。
大勢で来て缶ジュースやホットサンドを食べていました。
「どこから来たんや!?」などと声を掛けられることもありましたが特にコワイと思ったことはないですね。 「東京から来たよ」というとたいてい「きい付けていきなよ!」と言ってまた爆音とともに走っていきました。
 
神社や公園の岩の上で寝たこともありました。

台風が来てどうしようもない時はさすがに飛び込みでユースホステルに泊まることもありました。

日帰り温泉なんてわからなかったので地元の銭湯で体を洗い、洗濯は洗剤を使わずに公園で洗って走りながらバイクのキャリアに付けて走りながら乾かすこともありました。
昼間、どうしても眠くてしかたない時は、バイクのメインスタンドを立ててリアキャリなのバッグに頭をのせて乗ったまま仮眠を取ることもありました。
民宿の布団部屋でたまたま出会ったライダーさんと雑魚寝したハナシは少し前に書きました。

 
今にして思えばわれながらずいぶんワイルドな野宿ツーリングをしていたなと思います。
そんないろいろな思い出をバイクとともに過ごして来られたことが一生の宝だと思います。
今、バイクで旅するライダーのみなさんにも、カタチは違えどそんな感動の旅をしてほしいと願っています。

コメント

  1. 昭和のバイク乗り さんへ、
    そうですか。地元の方ですね。
    四国で二泊目に泊まる場所を探してバイクでまわった際に泊めていただいた神社です。
    その時はなんという神社かわかりませんでしたが、ずっと後になってから神社の名前を知りました。
    泊まった翌朝に何枚か写真を撮りました。



  2. 偶々検索してたどり着きました。
    地元宇和島の和霊神社が映って居て嬉しく思いました、今もこの写真とほぼ変わらない風景です。
    昔は今と違ってバイク用のバックなど有りませんでしたから、普通の旅行鞄をゴムで括りつけるスタイルでしたね。

    乗ってるバイクからして私より一回り上の先輩の様です。

  3. ziromeiさんもそういう経験おありなんですね。
    若くてバイクに乗り出して間もない時にまっ暗になった中を走るのって心細いですね。
    あの頃のような野宿や民宿に泊まるようなツーリングはもうなかなかできなくなってしまったのが残念です。
     

  4. ご無沙汰してます。
    メカ好きさんのワイルドツーリング、流石ですね。
    私も16になってバイクに乗り出し、房総までのツーリングでは真っ暗になっちゃって、民宿に急遽止まったのが、初体験でした(笑
    昔のツーリングは、風情あって懐かしい思い出ですね。

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