以前からジムニーに取り付けるかどうか迷っていたフロントカメラですがとうとう設置しました。
でも結論から先に言ってしまえば、正直いらなかったかもと思っています。
■取付けの作業工程を紹介します。
用意したカメラは、見通しの悪いところでもジムニーの鼻先の左右180度まで映し出せるこちらのカメラです。 価格は3,899円でした。
同じようなものでボタンで見える角度を切り替えられるものもありましたがたぶんいらないだろうという事でこの機種にしました。

映像はカーナビに映す事も考えましたが、常時見えた方がいいだろうということで4.3インチの小型モニターを用意しました。 こちらは1,615円と安かったのでカメラとセットでも5,514円ほどでした。

車内の狭いジムニーではモニターの設置場所に悩みます。
車高をリフトアップして車検対策で直前直左の視認性を確保するためにモニターを設置している方は助手席側のAピラー付近に設置している方が多いようです。
今回は視線移動が少なくてすむハンドル正面のダッシュボード上に決めました。 モニターの左右にあるのはOBD接続のレーザー探知機とレーダー探知機です。

ジムニーに取り付ける前に動作確認をします。
モニターに映るのを確認するとともに、ほんとうに180度の広角なのかチェックします。
レンズの左右端にポールを置いて映してみます。

しっかり左右端のポールがどちらも映っていました。かなり歪曲しているのは仕方ないですがこれなら合格でしょう。
横向きに置いたポールの見え方ですが、レンズ直下は映っておらずすこし離れたところから真下が表示されています。 まあこれもよしとしましょう。

カメラの設置位置ですが少しでもボディの前の方にしたいのでグリルではなくバンパー上に設置します。
取付け方法ですが付属のアングルで付けてもいいですがこのパーツはサビやすい見た目もスマートではありません。

市販品のカバーデザインを参考にさせていただきながらモデリングと試作を繰り返してカバーをつくりました。 スマートに設置するのと多少とも雨による被害を防げたらと思っています。
5つ並んでいる真ん中のが最終形です。

後ろ側はケーブルの取り出しとカメラを固定するビス穴が空いています。

裏側なので大丈夫でしょうけど念の為防水のために黒いシリコーン防水材で塞ぎます。
ケーブルには3ミリ径のコルゲートを被せて保護します。 ここはあとでビニールテープを撒いておきます。

カメラから伸びるケーブルをエンジンルーム内を取り回しするのですが、それだけのためにグリルやバンパーを外す必要もないので穴の部分からアルミ針金を差し込み上部に伸ばしておきます。

ラジエター前から先ほどの針金を受け取ります。

カメラはバンパーとナンバープレートのすき間にぴったり収まるようにカバーを作成しましたのでビス止めせずに両面テープだけでしっかり固定できました。

ケーブルをアルミ針金にからませて内部に通します。

エンジンルームから車内への配線の取り込みは、経路が短くてすむように運転席側のこのグロメットに穴を開けて引き込みます。
目打ちで穴を開け針金を通しておき、車内側からカメラに接続するケーブルの端を巻き付けます。 エンジンルーム側から針金を引っ張ってケーブルを引き出しました。

バンパーから差し込んであるアルミ針金をたぐり寄せてカメラのケーブルを引き出しました。
車内から持ってきたケーブルにもコルゲートチューブを被せましたがこちらには太めのものを使っています。
赤と黒の電源コードはカメラへの電源供給用ですがこれは使用しませんのでコルゲートチューブの中に一緒におさめておきます。
カメラ電源は車内側にある黄色いRCAプラグから出ている赤いプラスの電源コードだけつなぎ、アースは不要です(プラグのアースと共有されます)

細い方には3ミリ径のコルゲートチューブを被せます。

エンジンルーム内で取り回しするコルゲートチューブには必ず全部の部分にビニールテープを巻いて防水処理を施します。
ときどきテープを巻かずにコルゲートチューブだけのケースを見ることがありますが、防水・防塵の観点からこれは必須だと思います。

カメラから出ているケーブルと車内から持ってきたケーブルを接続します。

このコネクタは外れやすいので先にビニールテープを巻いておきます。

その上にコルゲートチューブ、そしてまたビニールテープで保護します。

ケーブルはエンジンルーム内の熱源からなるべく離して開いている穴などを利用してタイラップで固定しておきます。

バッテリーの横を通します。

グロメットに開けた穴から車内にケーブルを通しますが、3ミリという細いコルゲートチューブなのでそのまま通すことが可能です。

車内ではココからケーブルが出ています。

ダッシュボードの右側を通してケーブルを取り回ししますので上から針金を下ろしてきてプラグの先端に結んでおきます。

運転席側のAピラーを外します。

ここからアルミ針金を通して足元まで下ろします。

針金を引き寄せケーブルを取り出します。
黄色い映像RCAピンと赤いプラスの電源コードです。

電源はカーナビ裏側の予備電源コードから取るのですが、以前作業した時に足元に自作電源ユニット(四角い黒のケース)を用意してありますので、カーナビを外さずにここからACC(アクセサリー)プラスとマイナスを分岐します。

イグ人ッションをオンにするとACCはずっとオンになっていますので、カメラとモニターはオンオフできるように中間スイッチを追加します。

一連のスイッチが並ぶここに設置します。

これですべての作業が完了しました。
フロントカメラはバンパーのココに設置しましたが黒で統一されているので違和感なくおさまっています。

実際にフロントを映した映像です。 小雨まじりの曇り空だったので少し暗いですがこれだけ見ればいいでしょう。
かなり広角な画面です。
画面左右下のところに白い丸く線が見えます。

前の斜め上から見たところです。 駐車枠の白い線はコレが見えていました。

■実際に使った感想
見通しの悪い交差点や、駐車場から出る時に左右が見えれば安全性が高まるかなと思って180度という広角のフロントカメラとモニターを設置してみました。
実際に使ってみましたがモニターが小さく見えにくいという点を考慮したとしてもこれだけ歪曲されている映像では離れているところからクルマや人はどれくらい離れていて何秒後に近づいてくるのかよくわかりません。
モニターを見ているとフロントガラスから前を見るのがおろそかになるようです。
結果、私的にはこの広角フロントをの映像に頼るのではなく実際にフロントガラス越しに見えているものに注意を集中することにしました。
あえていえばこのカメラによる確認は、駐車場などで前方に進んだ時どこまでいけば前の壁などにぶつからないか、オフロードで前の木や岩などにぶつからないかの確認には役に立つかと思います。
このようなフロントカメラを設置してとても便利になったという方も多いかと思いますので、あくまで私個人の感想です。






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