スポンサーリンク

震災後の首都圏での生活で思うこと

スポンサーリンク
スポンサーリンク

東北関東大震災から1週間以上経ちました。

直接的には大きな地震に見舞われた訳ではなかった東京はじめ首都圏でも、未だに混乱が続いています。

もちろん地震の震源地に近い方々に比べればかなり恵まれているとはいえ、五十数年首都圏で生きてきた私にとっては今のこの状態は初めての経験です。

■計画停電

3月14日(月)から始まった計画停電の影響は、首都の機能、交通網、住民に生活に大きな不便を敷いています。

東京中心を除き、一日に二度6時間に及ぶ停電は、電気に頼っていた暮らしを直撃しています。

計画停電に伴い信号機が機能せず、すべての交差点に警官が配置出来る訳もなく、実際に出会いかしらの交差点での死亡事故も発生しています。

未だに都心部では夜間の電灯が煌々と灯っています。

電気をいっぱい使うと思われるテレビ局も、同じような内容を全ての局で流す必要があるのでしょうか。

110315-08.jpg
 「計画」停電といいながら、全然計画的でも予定通りでもなく
  振り回されて閉店していたお店」

■電車の運休

震災があっても企業は活動しています。

でも実際には電車は動いていない区間、時間がかなりあります。

始発から朝5時半まで動いていても1,2本の電車に全員が乗りきれる訳ではありません。

自宅や会社から1時間、2時間毎日歩くのは当たり前になってきました。

通勤に1日5時間とか6時間掛かります。

みんな文句も言わず、一人一人ただ前を向いて黙々と歩いています。

110311-02.jpg
 「震災直後、早々にシャッターを閉めて人々を閉め出してしまった渋谷駅」

110311-01.jpg
 「震災直後、唯一動いていたバスに並ぶ人々の長蛇の列。
  でも道路は渋滞でほとんど動いていなかった。
  渋谷から新宿まで歩いた方が早かった」

■ライフライン

電気だけでなく、一部の地域では未だに水道やガス、道路網が絶たれています。

千葉に住む同僚のマンションは、電気は来ているものの、道路が波うち、水道とガスが供給されていないそうです。

給水やペットボトルでなんとか水を確保しても、下水道が絶たれているため生活出来ないそうです。

食事も風呂もトイレも、ずべての生活排水を流す事が出来ないで、彼は少し離れたホテルで生活して会社に出社しています。

そのホテル代も自己負担です。

■物資不足

地震直後からスーパーもコンビニも物資がありません。

パン、水、カップ麺、米はもうずいぶん見ていません。

110315-05.jpg
 「パンがすべて消えた棚」

豆腐や納豆がなくなるのは何故なんでしょうか。

110315-07.jpg
 「豆腐や納豆が消えた棚」

懐中電灯や小型ラジオ、携帯充電池、乾電池も店頭から姿を消しています。

トイレットペーパーがなくなるのはオイルショックを経験した人達の思い込みによる集団心理なのでしょうか。

110315-06.jpg
 「トイレットペーパー、ティッシュペーパーが消えた棚」

110314-04.jpg
 「渋谷109も営業していなかった月曜日」

■ガソリン不足

どこのガソリンスタンドも不足しているのに長蛇の列です。

昨日通った道沿いのスタンドは、「本日休業」の張り紙があるにも関わらず、1km100台近くの車が狭い道をふさいでいました。

地域によってはパトカーでさえ列に並んでいるとか。

救急車や消防車、パトカーといった首都圏の市民生活を守るべき車両が走れなくなったら治安と災害、急病人には誰が対応するのでしょうか。

今日本には70日とも80日とも言われるガソリンが備蓄されているそうです。

でもそれを放出する指示が政府からなされていないらしいのです。

わが家の車も地震以来、給油していません。

残りも少なくなってきましたが、いつになったら入れられるのかわかりません。

もちろんハーレーでツーリングに出るガソリンなどありません。

■泥棒、強盗、詐欺、不安

少し前、海外のメディアでは「震災にあった日本人は、辛抱強く協力的で秩序を守っていて素晴らしい」という報道や記事を何度か目にしました。

たしかに今でもそういう譲りあいの精神、我慢の気持ち、被災された方をなんとか助けたいという気持ちはみんなの中にあふれています。

でも時間が経つにつれ、上記のような生活を長く強いられてくるに従い、一部の人達の中には正しくない事を行うようになってきました。

小売店の商品やガソリンを狙った強奪、自治体の倉庫からの物資の盗難、先にあげた信号機の消えた交差点での交通事故、被災者の方をさらに傷つける詐欺。。。

そんな事が今、日本の首都圏でも起こっています。

110314-03.jpg
 「銀行のATMも人影はまばら」  

こういう生活はあとどれ位続くのでしょうか。

「あと○日、あと○週間、がまんすれば」。。そんな希望があればがんばれます。

でもいつ解消するかわからない毎日の暮らし、それでも5時間掛けて通勤して会社と自宅を往復して仕事をしなければなりません。

家族が無事で、住む家があって、仕事があるだけ被災地の方より幸せなのはわかります。

でもやはり今までの暮らしとは大きく狂ってしまったのが不安だというのが、今の首都圏に住む者としての正直な意見です。

コメント

  1. 白雪猫 さんへ、
    ほんとにその通りですね。
    やはり厳しい環境で長時間いると
    尋常でない判断をする事もあるんでしょうね。
    関西の震災の時はどうだったんでしょう。

    まさ琉 さんへ、
    民放が軒並みCMをやめてしまった結果、
    公共広告活動の非営利団体ACのCMばかりながれていますね。
    さすがに耳につくというか、ちょっとうんざり気味です。
    でももともとあれは、テレビCMが空いてしまった枠を埋めるためのもので
    昨年の7月に作られたものだそうです。
    視聴者からも苦情が殺到して、
    ACでは謝罪文とかわりのCMを作ったそうです。
    ACが悪いのではないのにね。
    スポンサーCFを流せないせいで、TV局は莫大な違約金を払うそうです。

  2. ご無事で何よりです。

    個人的に、白雪猫さんに一票です。

    AC~♪、気持ち悪くなりそうです(家族も含めて)
    オチャラケた宣伝はNGでしょうけど、各民放も買いだめや節電など一こま放送すればいいんじゃないかと・・・

    節度を持って、明るくさせていかないと・・・と思うのですが・・・

  3. こういう非常事態や平常ではない状態に、個々の
    本当の人間性ってのが顕著に出ますね。
    もちろん諸外国のいう「秩序が保たれてる」というのも
    理解できますけど・・・
    と、いうか公共広告機●のあのCMは洗脳するつもりで
    流してるのでしょうかね(-_-;)

タイトルとURLをコピーしました